傷病手当金の支給日はいつ?振込日数と振り込まれない時の問い合わせも

この記事では、傷病手当金の支給日は通知があってからいつになるのか?振込までの日数と、もし万が一振り込まれなかった時の問い合わせ先についてご紹介しています。傷病手当は、病気や怪我で働けなくなった時にもらえるお金です。全ての人に無関係なことではないので、ぜひチェックしてみてください。

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傷病手当金の支給日はいつ?2回目以降の振込は?

傷病手当金の支給日や2回目以降の振込①振込の日数は約2か月後

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傷病手当金の支給日や2回目以降の振込その1は、「振込の日数は約2か月後」です。傷病手当金は、病気や怪我で働けない人に給付金としてお金が振り込まれる、とてもありがたい制度として有名です。しかし実際に傷病手当金をもらった人ならお分かりかと思いますが、振り込まれるのが非常に遅いことでも有名です。

制度としてはとても助かるものなのですが、この効力を発揮してくれるまでのスタートダッシュがとても遅いのです。特に、初回の傷病手当金が振り込まれるまでには日数がかかることで有名です。初回の場合、傷病手当金が振込されるまでにはだいたい2カ月ほど日数がかかると言われています。

と言っても、このあたりは健康保険によっても変わってくるので一概には言えません。初回でも1カ月ほどで振込がされることもあれば、4カ月以上かかってようやく振込されることもあります。生活にも直結してくるものなので、受給する方としては1日でも早く振り込んでもらいたいものですが、こればっかりは仕方ありません。

傷病手当金の支給日や2回目以降の振込②初回は審査時間がかかる

審査

傷病手当金の支給日や2回目以降の振込その2は、「初回は審査時間がかかる」です。先ほど、初回の傷病手当金が振込されるまでには2カ月ほどかかるとお伝えしました。2回目以降に比べると初回は特に日数がかかるのですが、これは健康保険の審査に時間がかかるためと言われています。

はじめて傷病手当金の受給を受ける場合、提出された書類などを確認し、「これは傷病手当金を受給する条件をクリアしている人なのか?」ということをしっかりと確認していくことになります。そして、この審査にはとても時間がかかるのです。ただ、2回目以降はこの審査がないので、初回よりは早く振込されるということです。

傷病手当金の支給日や2回目以降の振込③重複しては受け取れない

金

傷病手当金の支給日や2回目以降の振込その3は、「重複しては受け取れない」です。傷病手当金は、たとえ支給条件に当てはまっていたとしても、傷病手当金以外の給付金を受給しているのであれば、重複して受け取ることができなくなります。といっても、あまりに金額が小さければ別です。


もし他の給付金を受給することで「生活ができる」と判定されてしまうと、傷病手当金は振り込まれないといったことになるのです。この給付金の種類には、休業補償給付や障害年金、障害手当金などがあります。傷病手当金であれば、全く支給がされないということはないにしても、金額が減らされてしまう可能性があります。

そのため、傷病手当金をもらおうと思っている人は、これらのことをしっかりと理解しておきましょう。どの給付金をもらうのが一番いいのか?ということを考える必要があるからです。もしここで時間がかかってしまうと、余計に傷病手当金をもらう日数がかかり、支給日まで時間がかかってしまうことになるのです。

傷病手当金の支給日や2回目以降の振込④支払いがいつかは支払い決定通知で

通知

傷病手当金の支給日や2回目以降の振込その4は、「支払いがいつかは支払い決定通知で」です。無事に審査に通ったら、次に「支給日はいつになります」という傷病手当金が支給される日付と、支給額がいくらになるのかという「支払い決定通知」というものが通知されます。

これはいつ届くかというと、支給日の数日前に届くことが多いようです。健康保険から直接届くこともあれば、会社から届くこともあります。なんにしても、この支払い決定通知が来たということは、受給条件をクリアしたということです。今か今かと待っている傷病手当金も、ここまできたらあと少しで振込がされます。

傷病手当金の支給日や2回目以降の振込⑤2回目以降は約1カ月

カレンダー

傷病手当金の支給日や2回目以降の振込その5は、「2回目以降は約1カ月」です。無事に1回目の傷病手当金が支給されたら、2回目以降はだいたい申請してから1カ月ほどで振込がされます。2回目以降も「支払い決定通知」はきちんと届きますので、そちらの到着を待ちましょう。

傷病手当金の支給日や2回目以降の振込➅2回目以降は慣れるため

会社

傷病手当金の支給日や2回目以降の振込その6は、「2回目以降は慣れるため」です。初回には審査があることは先ほどお伝えしましたが、2回目以降はその審査がありません。また、手続きをする方も慣れてくる上に、初回の支払い決定通知のベースができているため、支払が早くなる傾向にあります。


傷病手当金の支給条件とは?

業務以外の理由によって病気や怪我をして働けないこと

怪我

傷病手当金の支給条件その1は、「業務以外の理由によって病気や怪我をして働けないこと」です。これは、通常の健康な状態であれば、労働によって収入を得ることができます。しかし、業務以外の理由によって病気や怪我などをして働けない時に、傷病手当金を受けとることができるのです。

会社からの報酬がもらえないとなると、生活ができなくなってしまいます。傷病手当金はそういった人たちのためのセーフティーネットとも言える制度なのです。ただ、「業務以外の理由によって病気や怪我などをして働けない時」に誰でも傷病手当金をもらえるのかと言えば、そうではありません。

傷病手当金をもらうためには、自分で勝手に判断して「傷病手当金をください」ということはできません。必ず医師の判断が必要になり、「就労できない」ということを証明する「診断書」というものが必要になってくるのです。これによって、はじめて傷病手当金をもらうための条件が一つ揃ったことになります。

連続して3日間休んで4日以上仕事に行けていないこと

悩む

傷病手当金の支給条件その2は、「連続して3日間休んで4日以上仕事に行けていないこと」です。少しややこしい話なのですが、傷病手当金をもらうためには、就労できていない日数についても重要になってきます。例えば、「2日行って1日休む」という場合だと、この条件に該当しなくなってしまいます。

調子が悪い中でも頑張って出勤していると、逆にいつまでたってもこの条件に該当しなくなってしまいます。というのも、労務ができないとなる期間の中で、最初の3日間は「待機期間」と呼ばれるものになります。そして傷病手当金というのは、この期間を過ぎてからが支給の対象となってくるためです。

傷病手当金の支給条件に「連続して3日間休んで4日以上仕事に行けていないこと」とある以上、その条件をクリアしないといけません。連続して3日休み、その次の日も休むことで、この待期期間が完成します。調子が悪い時は無理をせずしっかり休むことが、傷病手当金をもらう近道にもなり得るのです。

傷病手当金の支給日を早くするために覚えておくべき手続きの流れ


なるべく早めに病院の主治医に書類を書いてもらう

病院

傷病手当金の支給日を早くするために覚えておくべき手続きの流れその1は、「なるべく早めに病院の主治医に書類を書いてもらう」です。傷病手当金を申請していくのは、基本的に1カ月ごとになる場合がほとんどでしょう。そのため、1カ月が経過したらすぐに病院の主治医に傷病手当金に関する書類を書いてもらいましょう。

また、実は傷病手当金の書類というのは、医師にとっては少々めんどくさい仕事になります。医師も忙しいため、「お願いしたらその場で書いてくれる」ということはまずありません。しかし、それではいつまでたっても書類がもらえなくなってしまうので、可能であれば取りに来る日にちを指定してしまいましょう。

そうすれば、まずその日には書類が出来上がっているように記入してくれているはずです。もしくは、もし主治医が理解のある人であれば、事前に書類を渡しておくという方法もあります。といっても、これは断られてしまう場合も多いので、やはり主治医に無理のないように、なるべく早くお願いするのが一番でしょう。

会社の人事担当者に「急いでください」と話す

人事

傷病手当金の支給日を早くするために覚えておくべき手続きの流れその2は、「会社の人事担当者に「急いでください」と話す」です。主治医から無事に書類を受け取ったら、会社に持っていくか郵送するかになるでしょう。そして可能であれば、その際に傷病手当金の手続きする人事担当者等に「急いでください」と言うのです。

これは人事担当者の人柄にもよりますが、言うのと言わないのでは、支給日までのスピードに若干の差が出てくる可能性もあるでしょう。特に「早く傷病手当金が振り込まれないと生活に困ってしまうんです」と訴えかけると、より効果的です。こうすることで、「早くしてあげよう」という気持ちになってくれる可能性があります。

傷病手当金が支給日に振り込まれない時の対処法や問い合わせ先は?

傷病手当金が振り込まれない時①協会けんぽに問い合わせてみる

電話

傷病手当金が支給日に振り込まれない時の対処法や問い合わせ先その1は、「協会けんぽに問い合わせてみる」です。傷病手当金に関する手続きをするのは、会社ではなく協会けんぽになります。会社はあくまでも、そのための書類を整えて送るにすぎないのです。

そのため、傷病手当金がなかなか振り込まれない時は、協会けんぽに問い合わせをしてみるといいでしょう。所属している会社名と名前を伝え、「○日ごろに書類を送っている」と伝えると、より話が伝わりやすいでしょう。協会けんぽに問い合わせれば、いつ頃振り込まれるのか丁寧に教えてくれるはずです。

傷病手当金が振り込まれない時②会社の人事担当者に問い合わせてみる

電話

傷病手当金が支給日に振り込まれない時の対処法や問い合わせ先その2は、「会社の人事担当者に問い合わせてみる」です。先ほど協会けんぽに問い合わせる方法をお伝えしましたが、いきなりよく知らない協会けんぽに問い合わせるよりは、会社の人事担当者に聞いた方が気持ちが楽な人もいるでしょう。

また会社によっては、傷病手当金がいったん会社に振り込まれてから、受給者に振り込まれるところもあります。そのような場合、もしかしたらちょうど電話で問い合わせた際に「いま手続き中ですよ」と言われるかもしれません。そうでなくても、会社の人事担当者が協会けんぽに問い合わせてくれるはずです。

このようなことから、もし傷病手当金が振り込まれないでいて不安な人はまず会社の人事担当者に問い合わせをしてみるといいでしょう。きっと何かしらの解決ができるはずです。支給日に傷病手当金が振り込まれないというのはとても不安な気持ちになって身体にもよくないので、早めに解決できるよう問い合わせましょう。

傷病手当金の支給日がいつかを知って生活費を計算しよう

傷病手当金は、病気や怪我で働けない人にとっては命綱です。いつ支給されるかの支給日を知って、それまで生活できるようきちんと計算し、その分の貯金をしておくといいでしょう。

またこちらの記事では、ビジネスメールのマナーについてご紹介しています。傷病手当金のことで、メールを使って協会けんぽや会社に問い合わせることもあるかと思いますので、ぜひあわせてチェックしてみてください。

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