円マークの意味は?HTMLや筆記体での円記号の表記・書き方について!

円マークは、日本人なら誰もが目にする円記号です。しかし、いざ自分が使うとなると、書き方がわからないということもあるでしょう。今回は、正しい円マークの表記・書き方から、Macユーザー必見の半角円マークのショートカットキー、さらにHTMLでの入力方法をご紹介します。

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円マークの意味とは?

円マーク(エンマーク)の意味について①金額マークの表記記号

エンマーク

円マーク(エンマーク)は、まずはじめにそのお金の価値を表す金額マークであるということです。ただ、数字が羅列してあっただけでは、その数字が一体何を意味するのか、よくわかりません。しかし、金額マークの表記記号である、円マークを使用することでこの数字は、金額を表すのだと周知することができます。

円マークは、円記号とも呼ばれており、色々な表記で置き換えることが可能です。例えば、漢字の”円”や”圓”、アルファベットなら"YEN"です。これを、より一般的で使いやすく記号化したものが、円マークなのです。お金を使わないという人はまずいませんので、日本人なら、ぜひ覚えておきましょう。

円マーク(エンマーク)の意味について②日本の通貨を表す記号

エンマーク

もう1つの円マークの意味、役割は日本の通貨単位である"円(エン)"を表しています。そのため、この金額は日本円でいくらの価値があるのかを表しています。ちなみに、同じように海外でも同様に特有の通貨単位マークが使われています。特にドルマークは、日本にいても見聞きする通貨単位マークとして有名です。

なお、世界にはドルマークの他にも、日本の円マークのように使われているものとして、選とマークやポンドマーク、ユーロマークなど、国で使われる通貨によってその種類も数多く存在します。全てを把握しておく必要はありませんが、予備知識として頭に入れておくと、海外旅行などの際に役立つことでしょう。

円マークの書き方は?

円マークの書き方①円記号を手書きする場合

円マークを手書きする

円マークを実際に書くと「¥」となります。手書きの場合、通常の活字体(ブロック体)と、筆記体で書き表すことができます。どちらを使っても間違いはありませんが、筆記体を使う場合には、書き方にも注意しなければなりません。


というのも円マークは、アルファベットの”Y”にも似ているためです。確かに、円マークや円記号を表すアルファベットは”YEN”です。しかし、円マークや円記号は、アルファベットの”Y”とは別に存在し、一見すると形はいっしょでも正確には異なります。そのため、書く際は必ず書き方に注意しましょう。

ちなみに、円マークを頻繁に書くものといえば、請求書ですよね。請求書を自身で書く際は、円マークについてもきちんと記入しなければなりませんが、実は色々なマナーも存在します。次の記事では、正しいテンプレートやマナーについてを紹介しています。正しい領収書の在り方についてを学びたい方はぜひ参考にして下さい。

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円マークの書き方②Windowsで円記号を入力する場合(半角・全角)

パソコン

パソコンで円マークを記載するとき、どのキーを押したらいいのかわからないという方もよくいます。お使いのパソコンがWindowsの場合は、Backs spaceキー付近に円マークが配置されています。全角の場合は全角モードのままキーを入力します。そして、半角の場合は半角モードにしてからキーを入力します。

ちなみに、半角と全角の切り替えは、Escキー付近にある半角/全角切り替えキーでモードを切り替えるか、辞書ツールのアイコンをクリックして半角と全角の切り替え操作をしましょう。ちなみに、お使いの辞書ツールにもよりますが、円マークを入力するには、漢字変換を使って入力することも可能です。

漢字変換する際は、ひらがなで”えん”と入力後、スペースキーもしくは変換キーを使って、円マーク・円記号に変換していきましょう。そのほかにも、辞書ツールの手書きツールや、文字一覧ツールを使用し、その中から、円マーク・円記号を導き出すことも可能です。うまくいかない場合には参考にしてみてください。

円マークの書き方③Macで円記号を入力する場合(ショートカットキー)

パソコン

Macユーザーの方は、Macだけの円マークのショートカットキーを覚えておくととても便利です。MacキーボードのOptionキーとYの同時入力で、円マークを入力することができます。ちなみに、Mac、Windows共通によくあることなのですが、フォントによっては円マークが存在しないことがあります。

特に、ダウンロードしたフォントなどはすべての文字に対応していないことも多いため、独自フォントを使って円マークを入力しても、入力できないことがあるため注意が必要です。特に、ビジネスシーンなどでは円マークがないと困ることもあるので、できるだけ周知された一般的なフォントを使って円マークを入力しましょう。


ちなみに、Macの場合は文字ビューアーという機能を使って円マークを導く出すことが可能です。文字ビューアーを表示し、欧米語のなかから通貨記号を選びましょう。この通貨記号の一覧の中に円マーク・円記号も入っているので、入力することができないという場合には、こういった機能も活用してみるとよいでしょう。

円マークの書き方④HTML上で円記号を入力する場合

html

WindowsやMacで紹介した方法を使っても、入力できないというケースがあります。特に、ブラウザ(インターネット)で円マークが入力できない事象が多々あります。わかりやすいのは、ブログや掲示板などで円マークを入力するときです。円マークを入力したはずが、文字化けしてしまったということも多いはずです。

これは、文字コードによって文字化けしてしまうことが原因です。インターネットのコンテンツは、HTMLというコンピューターの言語を使って作られています。しかし、入力した文字のコードが違うとHTMLは文字化けを引き起こします。円マークもまた、文字化けするためHTMLでの入力が必要です。

HTMLで入力する際は、HTML言語である¥(&は半角入力)と入力しましょう。入力中は、このままですが入力後に送信や投稿ボタンを押すと、円マークが記載されているはずです。HTML入力は少し難しいですが、慣れてくるとすぐにコツを覚えて入力することができます。

領収書の正しい書き方は?

領収書の正しい書き方①必要事項を全て記入する

領収書

領収書の正しい書き方の1つ目は、必要事項を全て記入することです。あて名、日付、金額、但し書き、領収書の発行者などの情報をきちんと、正確に記入しましょう。また、領収書の発行にはハンコの押印も必用です。正しい所定のハンコの押印を行いましょう。

ちなみに、領収書のなかの金額の数字には、3桁ごとにカンマ(コンマ)を用いて区切ることも大切です。この区切りによって、金額の数字を改ざんしたり偽造したりいないように防ぐことができるほか、一目で金額を把握しやすくなるといった効果があるためです。

領収書の正しい書き方②円記号を金額の前に記入する


領収書

領収書の正しい書き方の2つ目は、円記号を金額の前に記入することです。先ほども紹介した通り、活字体(ブロック体)もしくは筆記体による円マークを記載しましょう。ちなみに、円マーク以外でも”金”という文字を使うことが可能です。きちんと、この数字が何を意味するのかを表記しましょう。

円マークや"金"の文字は、必ず金額の数字の前に表記するようにします。こうすることで、後から数字を付け足せる環境を防ぐことができ、結果として改ざん、偽造を防ぐことができます。数字の桁数が予め設けられている領収書なら、数字の右隣の欄を使ってスペースを空けないで記入しましょう。

領収書の正しい書き方③金額の後にはマークを入れる

領収書

領収書の正しい書き方の3つ目は、金額の後にはマークを入れることです。円マークや金というマークや文字を入れ、数字を記載したらさらに末尾にマークや文字を入れなければなりません。一般的には”-”や”、"※"、"也”といったマークや文字を入れます。これを入れることで、後から金額を偽われないようにします。

ちなみに、ご祝儀袋などで縦書きで金額を入れる場合があります。この場合は、記号やマークなどではなく、"也"を使い、数字は漢数字ではなく大字を使いましょう。大字とは、”壱”・”弐”・”参”のような、書き換えがしづらい文字のことを言います。冠婚葬祭のシーンではよく使うものですので、把握しておきましょう。

円マークを使わないケースは?

円マークを使わないケース①漢字表記を用いるとき

日本

円マークを使わないケースの1つ目は、漢字表記を用いるときです。領収書の書き方の中で、エンマーク同様に”金”という文字もまた使用することができると紹介しました。”金”を使うのは、一般的に先ほど紹介した縦書きの金額表記の場合や、日本式の領収書の発行の際に多用されています。

ちなみに、先ほども説明した大字は、何も縦書きの際にだけ使えるというものではありません。大字は、数字の書き換えを防ぐためにも使われているため、より重要度の高い領収書であれば、”金 壱弐参万円 也"のように横書きで使用しても問題ありません。

円マークを使わないケース②単価を記入するとき

単価

円マークを使わないケースの2つ目は、単価を記入するときです。例えば、集計表などでは、単価の1つ1つに円マークを付けることは稀です。敢えて単価に単位をつけるとすれば、"@"を使うのが一般的です。また、貸借対照表や損益計算表のように、金額入力が前提の場合には円マークの記入自体を省けます。

ただし、金額の入力が前提となっている場合には、どこかに「単位:〇〇円」のような記載を入れておくとわかりやすいです。例えばこの時、単位を千円としておけば、大きな数字も千円単位で省略して入力することが可能です。ただし、数字を省略する際は、慣れていないと混乱して単位を間違えやすくなるので注意しましょう。

円マークを使わないケース③金額の末尾に円を記入するとき

お金

円マークを使わないケースの3つ目は、金額の末尾に円を記入するときです。例えば、「〇〇円」とあれば、既にこの数字は日本通貨での金額を表す数字であるとはっきりわかります。そのため、敢えて数字の接頭に円マークを入れる必要はまずありません。

ただし、円マークと末尾の円を併用しているからといって、必ずしも間違いであるというわけではありません。偽造防止のために敢えて行っているというケースもあります。しかし、なるべく円マークを使う場合は、語尾は"-"、"※"、"也"を使用し、語尾に円を使う際は円マークは省略して使いましょう。

社会生活で必要不可欠な円マークをしっかり使いこなそう!

エンマーク

円マークの存在は社会生活の中で必要不可欠です。ビジネスシーンなら、領収書から請求書や、経理、会計の際には必要ですし、一般生活においても領収書をもらえば必ず目にマークです。そのため、知らないという人はまずいないでしょう。ただし、使い方はどうかといえば話は別です。

正しい使い方について、きちんと把握しておくことで、いざ自分が円マークを用いて領収書や請求書、さらには金額を用いた資料を作成するとなったときにも大変便利です。ぜひみなさんも、円マークの正しい使い方をしっかり学び、使いこなせるようにしてみてくださいね。


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