「ご連絡ありがとうございます」は敬語?ビジネスメールの使い方5選

お忙しい中ご連絡ありがとうございますという表現はビジネスでのコミュニケーションを円滑にする敬語表現になります。主にメールで使われる敬語表現ですが、その派生表現も含めて使いこなせるとビジネスパーソンとしてのより一層の活躍が見込めることでしょう。ここではその使い方を見ていきます。

「ご連絡ありがとうございます」の使い方5選!ビジネスメール例文は?

「ご連絡ありがとうございます」のビジネスメール例文①お忙しい中

お忙しい中

「ご連絡ありがとうございます」のビジネスメール例文1つ目として、お忙しい中という言葉を使った表現を紹介します。この表現は「お忙しい中ご連絡ありがとうございます」といった形で、セットで使われることが多い表現です。ビジネスパーソンとしての相手への気遣いをひしひしと感じることができる表現になっています。

「ご連絡ありがとうございます」という表現の中にも十分な感謝の気持ちが込められていますが、そこに相手への気遣いを示す「お忙しい中」という表現を付けることで、さらに相手との良好なコミュニケーションが望める、ビジネスパーソンとして及第点を与えることのできる表現となるのです。

お忙しい中を使った例文

お忙しい中ご連絡いただきましてありがとうございます。10日の15:00からご来社いただける旨、承知いたしました。来週お会いできるのを心待ちにしております。

「ご連絡ありがとうございます」のビジネスメール例文②わざわざ

わざわざ

「ご連絡ありがとうございます」のビジネスメール例文の2つ目として、わざわざという言葉を使った表現を紹介します。この表現に関しては「忙しい中」という表現と並んで「ご連絡ありがとうございます」と一緒に使われる表現になります。「わざわざ」という言葉を付けることで、相手の手間に感謝する要素を強めます。

「わざわざ」という言葉には「お忙しい中」という言葉よりも強く相手に対して恐縮している要素が込められています。この言葉を使うシチュエーションが間違っていなければ、相手方は「連絡をしてよかった」と思うはずです。それによりその後もビジネスにおける良好なコミュニケーションが期待できることでしょう。

わざわざを使った例文

来週ご来社いただける旨、承知いたしました。わざわざご連絡いただきましてありがとうございます。

「ご連絡ありがとうございます」のビジネスメール例文③ご丁寧に

ご丁寧に

「ご連絡ありがとうございます」のビジネスメール例文の3つ目として、ご丁寧にという言葉を使った表現を紹介します。ご丁寧にという言葉を「ご連絡ありがとうございます」に付けることで、いただいたメッセージの内容について、非常に心が込められていて気持ちのいいものだという評価を暗に示す返答となります。

ビジネスメールの内容を評価されることは、ビジネスパーソンとしてはうれしいものです。また、丁寧なメールをいただけば当然メールを受け取る側もビジネスは関係なしにうれしいものです。そういった、お互いが良好なコミュニケーションを取りあうきっかけになるのがこの「ご丁寧に」という表現になります。

ご丁寧にという言葉を使った例文

ご丁寧にご連絡をいただきましてありがとうございます。2/3からの3泊4日でスーペリアルームのご予約を承りました。

「ご連絡ありがとうございます」のビジネスメール例文④迅速に

迅速に

「ご連絡ありがとうございます」のビジネスメール例文の4つ目として、迅速にという言葉を使った表現を紹介します。ビジネスパーソンは誰もが忙しいもので、ついついメールの返信や連絡が遅くなってしまいがちなタイミングがあるでしょう。そんな状況の中で迅速な連絡というのは非常にありがたいものです。

レスポンスやメッセージのスピードについて感謝を伝えたい場合には「迅速にご連絡いただきましてありがとうございます」という表現を使います。ただし迅速で丁寧な連絡の場合は、特に御礼を伝えたい要素に特化して伝えるようにしましょう。両方よくばって伝えると文章にビジネス感を欠く結果となってしまいます。

迅速にという言葉を使った例文

迅速にご連絡いただきましてありがとうございます。添付資料につきまして拝受いたしました。

「ご連絡ありがとうございます」のビジネスメール例文⑤詳細な

詳細な

「ご連絡ありがとうございます」のビジネスメール例文の5つ目として、詳細なという言葉を使った表現を紹介します。連絡の内容が極めて分かりやすく詳細に書かれている場合、「詳細なご連絡をいただきましてありがとうございます」という形のメッセージを送り感謝の気持ちを示します。

この表現は「ご丁寧な」という表現と似ていますが、どのように「ご連絡ありがとうございます」というメッセージを相手に送るかは、自分が受け取ったビジネスメールに対してどのように感じたかによるかと思います。メールを受け取った時に、どういった部分がうれしかったかが大切です。そういった主観で返信して大丈夫です。

詳細なという言葉を使った例文

詳細なご連絡をいただきましてありがとうございます。おかげ様でプロジェクトが頓挫している背景について認識することができました。ご多忙の中ご対応いただきまして厚く御礼申し上げます。

「ご連絡ありがとうございます」の類語と敬語の使い方は?

「ご連絡ありがとうございます」の類語と敬語の使い方①感謝申し上げます

感謝申し上げます

「ご連絡ありがとうございます」の類語と敬語の使い方の1つ目として「感謝申し上げます」という表現が挙げられます。この表現は現在進行形で感謝している状況を表しており、意味合いは「ご連絡ありがとうございます」と同じです。しかしながら「感謝申し上げます」の方がより相手に対して丁寧な表現にあたります。

「ご連絡ありがとうございます」と「感謝申し上げます」の使い分けについては、基本的に連絡をもらったタイミングでは「ご連絡ありがとうございます」と一旦返し、その後にもさらに感謝の弁を続けて綴りたい場合には「~に関して感謝申し上げます」といった表現を使うと良いでしょう。

「ご連絡ありがとうございます」の類語と敬語の使い方②御礼申し上げます

御礼申し上げます

「ご連絡ありがとうございます」の類語と敬語の使い方の2つ目として「御礼申し上げます」という表現が挙げられます。この表現も「感謝申し上げます」同様に「ご連絡ありがとうございます」に比べるとフォーマルな色が濃い表現であると言えます。深い感謝を相手に伝えたい時に使う表現になります。

「感謝申し上げます」に比べると「御礼申し上げます」という言い回しは「厚く」「深く」「心より」という形で大きな感謝を示す言葉が選びやすいメリットがあります。「感謝申し上げます」は「深く」「心より」は使えるものの「厚く」は使えません。また、感謝の文章が続く場合には両方を使い分けると文章が締まります。

「ご連絡ありがとうございます」の類語と敬語の使い方③取り急ぎ御礼まで

取り急ぎ御礼まで

「ご連絡ありがとうございます」の類語と敬語の使い方として「取り急ぎ御礼まで」という表現が挙げられます。この表現についてはまずは迅速にお礼の言葉を述べたいけれども、長文を返信している時間的な余裕がない場合、文章を「取り急ぎ御礼まで」という形で締めて送ります。ビジネスのシーンでも時折見かける表現です。

しかしながらこの表現は状況や相手によっては失礼にあたることが多いため、基本的には使わない方が無難です。この表現を送っても絶対に失礼にあたらない、あるいは関係値が崩れないと自信が持てる場合以外には使わない方がいいでしょう。「誰かが使っているから自分も使って大丈夫」と勘違いをすると火傷をする表現です。

ちなみに「取り急ぎ御礼まで」という表現と類似した表現において「取り急ぎご報告まで」という表現があります。こういった表現についての理解はビジネスパーソンとしては深めておいて損はないでしょう。下記関連記事に説明が載っていますので是非読んでみてください。

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「ご連絡ありがとうございます」の英語の使い方は?

「ご連絡ありがとうございます」の英訳はthankとappreciate

「サンキュー」と感謝

「ご連絡ありがとうございます」の英訳は基本的に「thank」と「appreciate」を使います。「thank」を使った非常に有名な構文としては「サンキュー」があります。英語を習う際に、一番に習う言い回しで誰もが知る言い回しでしょう。「ありがとう」と訳します。「for」の後に感謝の対象を追加します。

また「appreciate」については「感謝している」という動詞になります。「appreciate」の後に感謝の対象を続けます。どちらの表現も目的語に関しては名詞表現しか使えません。そのため目的語を詳細に表現したい場合は「that」や「what」の構文を使って、感謝の対象を説明するといいでしょう。

    「ご連絡ありがとうございます」の英語訳

  • Thank you so much for your E-mail.(メールでのご連絡ありがとうございます)
  • I really appreciate your message.(ご連絡感謝いたします)

「ご連絡ありがとうございます」の英語訳は内容に注意する

英語訳は内容に注意する

「ご連絡ありがとうございます」の英語訳は内容に注意が必要です。まず感謝を述べる人物と感謝を述べたい対象が一人称と二人称で確定している場合は「thank」を使っても問題はありませんが、どちらかが確定していない場合や感謝の対象や発信元が三人称の場合には「appreciate」を使った方が無難です。

また、目的語が長くなる場合も「appreciate」を使った方がベターです。「thank」を使った表現は、取り急ぎの御礼を口頭で伝えたい場合にとどめた方がいいでしょう。ビジネスのシーンにおいて感謝を伝える場合には「appreciate」や「grateful」といった表現を選ぶようにしましょう。

連絡に感謝する敬語の使い方の注意点は?

連絡に感謝する敬語の使い方の注意点①目上への細かな連絡にこの表現を使う

細かな連絡にもこの表現を使う

連絡に感謝する敬語の使い方の注意点の1つ目として、目上への細かな連絡に「ご連絡ありがとうございます」といった表現を使うことが挙げられます。何気ない連絡だったとしても、都度「ご連絡ありがとうございます」という返答を丁寧に繰り返していくことで、関係性が深まっていくことが少なくありません。

目上の人に対して「いつもありがとうございます」などと改めて伝えるのは照れ臭いものですが、連絡をもらった時に「お忙しい中ありがとうございます」と、こまめに送るだけでもコミュニケーションはとれてくるものです。連絡に関する敬語は使いすぎと思うくらいに使っても問題ありませんのでこまめに返礼しましょう。

連絡に感謝する敬語の使い方の注意点②前後の文脈にも感謝を込める

前後の文脈にも感謝を込める

連絡に感謝する敬語の使い方の注意点の2つ目として、前後の文脈にも感謝を込めることが挙げられます。「ご連絡ありがとうございます」あるいは「お忙しい中ご連絡ありがとうございます」と、その表現をメールに乗せて発信したとしても、前後の文章に感謝がなければその効果は半減してしまうことでしょう。

せっかく「ご連絡ありがとうございます」といった連絡に感謝をする敬語表現を使うならば、前後にもその感謝を乗せた文章を配置することを心がけましょう。その方が感謝の気持ちが伝わりますし、そういった連絡を繰り返すことで相手にも徐々にあなたの人柄の良い部分が伝わっていくことでしょう。

連絡に感謝する敬語の使い方の注意点③間違った敬語を使わない

間違った敬語を使わない

連絡に感謝する敬語の使い方の注意点の3つ目として、間違った敬語を使わないことが挙げられます。せっかく連絡に対する感謝のメールをしっかり送ったとしても、そのメールの中に敬語の間違いがあると、その効果は半減し、あなたに対する評価が下がってしまうことになるかもしれません。

せっかく連絡に対する感謝のメールを送るのであれば、間違いのない完全なものを送るように心がけましょう。そのために普段から敬語の間違いがないように、言葉遣いを意識する必要があるでしょう。少なくとも自分が送るメールを毎回送る前に見直すだけでも間違いに対する気付きは出てくるものです。

「ご連絡ありがとうございます」を使いこなそう!

「ご連絡ありがとうございます」を使いこなすことで、その連絡のシチュエーションに限定していい形でやり取りができるだけでなく、継続的に良好なコミュニケーションが期待できるようになることでしょう。

これまで「ご連絡ありがとうございます」の使い方や言い換え表現との使い分けに、連絡への御礼を送る際の注意点をまとめてきましたが、ここで紹介したことをあなたのビジネスのシーンにおいて役立ててもらえたらとてもうれしいです!

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