最終更新日: 2019/06/21 14:45 返信用封筒のマナー|宛名の書き方や行の消し方と入れ方や折り方

返信用封筒を出す時に「行」の消し方や、「御中」や「様」の書き方で悩むことがありませんか?宛名を書くときにも、大事なマナーがあります。生活でもビジネスでも使える郵便のマナーを、ぜひ知っておきましょう。そのほか、封筒の折り方なども合わせて紹介しています。

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返信用封筒の返し方マナー|表書きの書き方

返信用封筒の返し方マナー|表書きの書き方①中身を入れたままで書かない

ペンを握っている人

返信用封筒の返し方マナー・表書きの書き方1つ目は、封筒に中身を入れたまま宛名を書かないことです。書類を返送するときは、中身の入れ忘れが一番気になりますよね。入れ忘れがないように、つい宛名を書く前に書類を入れてしまうこともあるでしょう。

書類を入れたままで宛名を書くと、書類が引っかかって字が歪んでしまいます。さらに、筆圧が強かったり書類の紙質によっては、文字の跡がついてしまったり、書類が汚れてしまう心配もあります。宛名を書くときは、中に書類を入れず平らな状態で書くようにしてくださいね。

返信用封筒の返し方マナー|表書きの書き方②企業名は正式名称で書く

たくさんの会社員


返信用封筒の返し方マナー・表書きの書き方2つ目は、宛先の企業名は正式名称で書くことです。返信用封筒には相手の宛先が書いてあるものが多いですが、中には宛先がなかったり、返信用封筒を自分で用意しなければいけない場合もあります。その時は、宛先の企業名に特に気をつける必要があります。

よくある間違いが、株式会社を(株)と略して書いてしまうことです。これは相手の企業名を略式で書いていることになりますから、マナーとして失礼になります。また、会社名ではなくブランド名を書いてしまうのも、相手に失礼な行為です。きちんと正式な会社名を書くように注意しましょう。

返信用封筒の返し方マナー|表書きの書き方③「行」の消し方は二重線を使う

手紙を書こうとする人

返信用封筒の返し方マナー・表書きの書き方3つ目は、「行」や「宛」の消し方には二重線を使うことです。返信用封筒の宛先には、必ず「行」か「宛」が書かれています。これを消すときは、「行」か「宛」の上に、一本線ではなく二重線を書きましょう。

二重線は必ず定規を使うべき、というわけではありませんが、できるだけきれいに書くことが大切です。いい加減に引いた線だと、受け取った人に悪いイメージを与えてしまいます。きれいに書く自信がないなら、定規を使ったほうが安心でしょう。



返信用封筒の返し方マナー|表書きの書き方④会社には「御中」を使う

仕事をしているスーツの男性

返信用封筒の返し方マナー・表書きの書き方4つ目は、会社には「御中」を使うことです。「御中」と「様」の使い分けで悩む人も多いと思いますが、「御中」は会社名や係、部署などの場合に使います。

「担当者」となっているものもありますが、この場合も会社宛てとなるので「御中」と書きます。御中や様は、縦書きなら二重線を入れた左側か下、横書きなら右側か下に書くようにしましょう。

返信用封筒の返し方マナー|表書きの書き方⑤個人には「様」を使う

ペンを握っている男性


返信用封筒の返し方マナー・表書きの書き方5つ目は、個人には「様」を使うことです。「御中」と違って、「様」は個人の名前が書かれていた場合に使います。「担当者」と書かれていた場合でも、その後に個人名が入っているなら「様」を使うのが正解です。

また、会社名などの横に担当者の押印がある場合は「様」を使いましょう。書く場所は、縦書きなら押印の左か下、横書きなら右か下になります。押印に「様」を使うときは、会社名の方に「御中」を書くのは間違いです。「様」と「御中」を一緒に書かないように注意しましょう。

返信用封筒の返し方マナー|裏書きの書き方

返信用封筒の返し方マナー|裏書きの書き方①住所を正確に書く

ビルのイラストと女性

返信用封筒の返し方マナー・裏書きの書き方1つ目は、自分の住所を略さずに正確に書くことです。郵便番号を入れれば、都道府県を省略してもきちんと郵便が届きますよね。そのため省略してしまう人も多いですが、これはマナー違反になってしまいます。

郵便番号や番地、部屋番号なども略しがちですから、省略せずに正確に書くよう気をつけましょう。自分の住所氏名は、裏面の左下か、差出人を書く欄があるならそこに書くようにします。もし就活用の返信封筒なら、印字ではなく手書きで書くほうがよいでしょう。丁寧に書けば、相手に与える印象も良くなります。

返信用封筒の返し方マナー|裏書きの書き方②数字を漢数字にする

数字

返信用封筒の返し方マナー・裏書きの書き方2つ目は、住所の数字を漢数字にすることです。一般的に住所は縦書きで書かれることが多いですから、返信用封筒の裏も縦書きで書くことが多いでしょう。忘れがちですが、縦書きの場合、数字は漢数字にするのが決まりです。

漢数字にするのは、郵便番号以外の「番地」や「部屋番号」などです。郵便番号は、通常のアラビア数字で書きましょう。横書きの封筒なら、漢数字をアラビア数字に直します。ただし、ビル名など建物の名称自体に数字が入っている場合は、漢数字やアラビア数字に直さず、そのまま書いてください。