携帯からフリーダイヤルが繋がらない?スマホからかける方法と料金は?
昨今、携帯・スマホを使う方が多いですが、フリーダイヤルに電話をする時にみなさんはどうしていますか?今回は、携帯・スマホからフリーダイヤルが繋がらない理由や、0120の番号から始まったフリーダイヤルの歴史、携帯・スマホからフリーダイヤルにかける方法などをご紹介します。気になる方はぜひご覧ください。
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目次
携帯・スマホからフリーダイヤルが繋がらない原因は?
携帯・スマホからフリーダイヤルが繋がらない理由

フリーダイヤルは、通販などで商品を注文する時や、宅急便などの不在票に記載されていたり、様々な場所で使われています。しかし、多くの企業ではフリーダイヤル用の番号と、携帯・スマホ用の番号の両方が記載されています。なぜ携帯・スマホからはフリーダイヤルが繋がらないのか?それには、理由がありました。
フリーダイヤルは、着信側が通話料を負担してくれる番号ですが、契約の際に着信できる電話の種類を選ぶことが出来るようです。つまり、フリーダイヤルの番号で、携帯・スマホから繋がらない場合は、着信側が携帯・スマホの着信の設定・契約をしていないからなのだそうです。
携帯・スマホがフリーダイヤルに繋がる設定をした場合

携帯・スマホがフリーダイヤルに繋がるように、着信側が設定・契約をした場合、実はかなり金額が高くなるようです。例えば、固定電話からの着信(3分間通話)の場合は、県内通話・8.5円~40円、県外通話・20円~80円です。しかし、携帯・スマホからの着信(3分間通話)の場合、一律130円と高くなります。
さらに、フリーダイヤルを利用する着信側は、固定電話着信料金や携帯・スマホ着信料金に加えて、フリーダイヤルの0120利用料がかかってしまうようです。フリーダイヤルを使っているのは会社がほとんどだと思うので、なるべくお金をかけないように、携帯・スマホからの着信の設定をしない会社が多いのだと思います。
特に、ネットで購入した商品を届けてもらう際、配達業者は配達料金をもらって配達をしてくれますが、配達先が不在だったらまた再配達をしなくてはならないので、その分のコストがかかってしまいます。配達業者の再配達で携帯・スマホでがフリーダイヤルを使えないのは、コストを抑えるために必要な事なのかもしれません。
スマホからフリーダイヤルに繋がる場合はあるの?携帯料金は?
スマホからフリーダイヤルが繋がった場合の携帯料金

携帯・スマホからフリーダイヤルに繋がる場合がありますが、それは着信側が携帯・スマホでも、フリーダイヤルが繋がるように設定・契約をしているからです。でもフリーダイヤルとはいえ、携帯・スマホで本当に無料なのか心配になる方も居ると思います。
携帯・スマホからフリーダイヤルに繋がった場合でも、電話をかけた側は通話無料です。よく知られている0120~始まるフリーダイヤル番号は、もちろん電話をかけた側は無料で、さらに0800~、0077~、0088~などから始まる番号もフリーダイヤルと同じなので、通話料がかかりません。
こちらの記事は、インターネット接続に便利なWi-Fiの契約の仕方、おすすめの種類などを載せています。たくさんネットをする人は、Wi-Fiがおすすめですので良かったらご覧くださいね。
携帯・スマホ専用の番号でかけた場合の携帯料金①ナビダイヤル

携帯・スマホ専用の番号でかけた場合、0570~始まる番号は「ナビダイヤル」と言う、有料通話サービスが使われていることが多いようです。ナビダイヤルは電話を統一できるサービスなので、コールセンターなどでもよく使われています。ナビダイヤルは携帯・スマホだけでなく、固定電話からも利用できます。
ナビダイヤルの料金設定は会社によって異なりますが、固定電話からナビダイヤルで通話した場合、1分・10円だとしても、携帯・スマホからナビダイヤルで通話した場合は、1分・30円かかってしまい、およそ3倍ほどの料金の差があります。
ナビダイヤルは、「ナビダイヤルでおつなぎします」と音声が流れるタイミングから、料金が発生します。すぐに通話が終わるようなら良いのですが、なかなか繋がらない場合はずっと待っている間も料金がかかります。気づけばかなりの通話代がかかってしまう可能性があるので、注意が必要です。
携帯・スマホ専用の番号でかけた場合の携帯料金②会社の固定電話

ナビダイヤルは、携帯・スマホからかける場合はかなり料金が高いことが分かりましたが、どうしてもナビダイヤルで電話したくない方は、会社の固定電話の方にかけてみるのをおすすめします。どの会社も固定電話を持っていることが多く、ナビダイヤルと比べて料金を抑えることが出来ます。
携帯・スマホから会社の固定電話へかけた場合は、特にカケホーダイプランに入っている方は、お得に通話することが出来ます。さらに基本使用料に、無料通話がついている方などもおすすめです。カケホーダイプランや無料通話でも、ナビダイヤルは別途料金が発生してしまうので、絶対固定電話にかけるのをおすすめします。
そもそもフリーダイヤルとは?仕組みは?
フリーダイヤルの歴史・0120から始まった

フリーダイヤルは、1985年にNTTコミュニケーションズによって開始されたサービスです。サービス開始当初は、0120~始まる番号が割り当てられていましたが、番号を使う企業が増えてきた為、0800~の番号が追加されました。通常なら通話料金は発信側が支払うのですが、着信側が料金を払うシステムです。
フリーダイヤルという名称は、NTTコミュニケーションズが提供する0120~、0800~の番号の事を言っていて、他の電話番号を発行している企業によって、名称が異なります。例えば、KDDIが提供している「フリーコール」という名称も、フリーダイヤルと同じように0120~、0800~の番号を使っています。
フリーダイヤルの仕組みについて

フリーダイヤル(フリーコールなども含む)は、0120~、0800~の番号から始まりますが、0120~から始まる電話回線というのは存在しないようです。実はフリーダイヤルは、固定電話番号に関連付けて契約する流れです。固定電話番号は必ずあり、企業などに電話番号が2つあるのはそのためです。
固定電話番号とフリーダイヤルを関連付ける事で、こんな仕組みになります。例えば、フリーダイヤルにかかってきた電話は、固定電話番号の回線を通って着信し、着信側が料金を負担します。反対に、固定電話番号にかかってきた電話は、固定電話番号の回線を通って着信しますが、発信側が料金を負担する仕組みです。
企業がフリーダイヤルを利用するメリットは?
フリーダイヤルを利用するメリット①会社のイメージアップ

フリーダイヤルを利用するメリット1つ目は、会社のイメージアップです。フリーダイヤルを導入することによって、発信側の通話料が無料になり、気軽に電話をしてもらえるメリットがあります。会社が全国的に規模を広げていても、フリーダイヤルの番号1つで全国で受付することが可能になります。
フリーダイヤルを利用するメリット②電話番号を覚えてもらいやすい

フリーダイヤルを利用するメリット2つ目は、電話番号を覚えてもらいやすいです。フリーダイヤルは、頭に0120~などがついてきますが、残りの6桁の番号を覚えてもらいやすいように、語呂を合わせる会社もあります。電話番号を覚えてもらう事で、CMや広告などでインパクトを与えることが出来ます。
フリーダイヤルを利用するメリット③ずっと使える

フリーダイヤルを利用するメリット3つ目は、ずっと使えることです。会社は、場合によっては移転をして固定電話を変更することもあります。そんな時に、フリーダイヤルは番号を変えることがなく、手続き一つで使い続けることが出来るので便利です。さらにフリーダイヤルは色々なオプションも利用できます。
携帯・スマホからフリーダイヤルが繋がらない時にかける方法は?
スマホからかける方法・無料アプリ

スマホからフリーダイヤルに電話をかけた場合、着信側が携帯・スマホの設定をしていないと、アナウンスが流れることがあります。その場合、「固定電話からお掛け直し下さい」など言われると思います。しかし、最近では固定電話を持っていない方も多く、結局携帯・スマホ用の番号の方で電話することになってしまいます。
フリーダイヤルが繋がらない時に、どうしてもスマホからフリーダイヤルに電話をしたい場合は、「050Free」というスマホアプリを経由して、電話をかければ、ほとんどのフリーダイヤルが、スマホから無料でかける方法があるようです。※すべてのフリーダイヤルにかけれる訳ではないので、注意してください。
「050Free」はコンビニに置いてある、「brastel(ブラステル)」カードという物が無料で手に入るので、そのカードを利用してログインできるように手続きしていけば、すぐアプリを経由してフリーダイヤルに電話が出来ます。ただフリーダイヤルに電話するだけなら、お金がかからないのでお得ですよ。
公衆電話を使用する

携帯・スマホからフリーダイヤルが繋がらない時におすすめなのは、公衆電話を使用する事です。公衆電話は、固定電話と同じ扱いになるので、フリーダイヤルに電話をかけると繋がります。もちろん無料で通話をすることが出来るので、固定電話を持っていない方にとてもおすすめです。
公衆電話を使用するには、まずは公衆電話を探さなくてはなりません。昔よりもだいぶ減ってしまった公衆電話は、ネットなどで設置場所を検索できます。検索してみて家の近くにあったら良いですね。公衆電話の種類によっては、最初に10円を入れてから発信する物もあるので、10円玉は持っていた方が良いと思います。
フリーダイヤルから携帯・スマホに連絡が来た時の対処法は?
フリーダイヤルから連絡が来た時の対処法①セールス電話・詐欺電話の場合

フリーダイヤルから連絡が来た時の対処法1つ目は、セールス電話・詐欺電話の場合です。フリーダイヤルと言えば、着信専用の電話番号であり、着信側が料金を支払うシステムです。しかし、フリーダイヤルの番号から固定電話や携帯・スマホに、電話がかかってくることがここ最近多いようです。
0120~の番号でかかってくる場合は、セールス電話や詐欺電話である事がほとんどです。ここ数年オレオレ詐欺などが増え、詐欺電話に対してナンバーディスプレイでチェックする固定電話や、スマホで着信拒否などをする傾向になってきました。このことで、セールス電話も同じようにブロックされるようになったのです。
そこでセールス電話は、フリーダイヤルを使って発信するようにしました。フリーダイヤルを使う事で、非通知設定などがされないようにするためです。しかし詐欺団体もまた、同じようにフリーダイヤルを使うようになってしまいました。0120~などのフリーダイヤルの着信があった場合は、注意が必要です。
フリーダイヤルから連絡が来た時の対処法②やりとりしている電話の場合

フリーダイヤルから連絡が来た時の対処法2つ目は、やりとりしている電話の場合です。フリーダイヤルの番号で着信があった場合でも、元々やり取りをしている、関わりのある会社からの電話の時があります。例えば、商品を購入した際に不具合があった時など、コールセンターなどとフリーダイヤルでやり取りもあるでしょう。
その場合、しっかりやりとりしている会社の番号を登録しておけば、問題はありません。しかし、何となくで番号を覚えていた場合、電話に出てみたら詐欺電話で高額請求された、なんてことも起こり得ます。フリーダイヤルからかかってきた電話は、ネットなどで番号を調べ、問題なければかけ直す方が安心です。
携帯・スマホからもフリーダイヤルを利用してみよう

今回は、携帯・スマホからフリーダイヤルに繋がらない理由、フリーダイヤルの仕組み、携帯・スマホからフリーダイヤルに繋げる方法などをご紹介しました。携帯・スマホを利用する方は多く、フリーダイヤルに繋がらない理由で、仕方なく携帯・スマホ専用番号のナビダイヤルなどで電話する方が多いと思います。
料金をあまり気にしない方も居るとは思いますが、出来ればお金はかけたくないですよね。そんな時に、スマホからかけられるアプリや公衆電話を利用して、フリーダイヤルにかけてみましょう。それが面倒だと思う方は、会社の固定電話の方に電話をかければ、ナビダイヤルより料金が抑えられます。
企業によっては、携帯・スマホが繋がるフリーダイヤルを用意していますが、まだ少ないのが現状のようです。携帯・スマホからもフリーダイヤルが使えるようになってもらいたいですね。今回ご紹介した方法などを参考に、フリーダイヤルと上手く付き合えるようになればと思います。
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