履歴書とESの趣味の例10選!就活や転職での書き方と特技も

就活や転職の際、履歴書やES(エントリーシート)に書く趣味や特技で迷ったことはありませんか?自分には履歴書に書けるような趣味や特技なんて無い、そう感じる方も多いと思います。そんな方におすすめの「趣味・特技」欄の書き方例を紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

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履歴書やES(エントリーシート)ので趣味や特技を聞く理由や目的は?

趣味や特技を聞く理由・目的①志望者の人となりや価値観を知るため

趣味や特技を持つ自信がある女性

就活や転職の履歴書・ESで趣味や特技を聞く理由の1つ目は「志望者の人となりや価値観を知るため」です。就活や転職時の採用担当者や面接官は、どの志望者と面接するかを多くの履歴書やESから判断する必要があります。

そのため、志望者が実際に会社で働いているイメージや、社内の雰囲気に合っているかどうかをチェックする材料として、この趣味・特技の欄が使われているのです。自分の人柄をアピールするためにも、この欄は空欄にしない方がいいでしょう。

趣味や特技を聞く理由・目的②面接時の話の材料にするため

面接で趣味について聞かれる女性

就活や転職の履歴書・ESで趣味や特技を聞く理由の2つ目は「面接時の話の材料にするため」です。履歴書やESを見て実際に面接しようと決めた採用担当者や面接官は、実際の面接時、志望動機などの他にこの欄に書かれた趣味・特技を話題にします。

変わった趣味や特技の場合は、面接官もその内容について聞きます。それ以外にも、志望者が趣味や特技の話をしている時の表情や態度を見て、履歴書やESでは分からなかった実際の印象を判断する材料にすることもあるのです。

就活や転職の履歴書・ESの趣味と特技の書き方のポイント5選!

書き方のポイント①自分の趣味や特技を書き出す

ノートに趣味や特技を書き出す様子

ここからは、就活や転職時における履歴書・ESの趣味と特技の書き方のポイントを挙げていきます。書き方のポイント1つ目は「自分の趣味や特技を書き出す」です。どんな小さいことでもいいので、自分が興味を持っていること、得意なことを思いついたものから書き出してみましょう。

毎日続けていることがあれば自分の継続力についてアピールできますし、栄養バランスを考えて食事をとっていれば体調管理に気をつけているというアピールになります。

自分では趣味・特技だと思っていないものでも、実際は立派な趣味・特技だったという場合もあります。思いつくまま書いてみましょう。

書き方のポイント②希望する業界や企業の研究をする

転職先のリサーチをする様子

履歴書・ESの書き方のポイント2つ目は「希望する業界や企業の研究をする」です。希望する業界や企業が「欲しい」と考えられる人物像を把握して、①で挙げた趣味・特技の中からより関連するものを取り上げましょう。

また、複数の企業に履歴書やESを送る場合は、送る企業によって趣味・特技を変えることも重要です。企業によって興味を持たれる趣味・特技は異なるので、たくさんの趣味・特技がある人はぜひ使い分けてみましょう。

書き方のポイント③エピソードを組み立てる

特技のエピソードを考える女性

履歴書・ESの書き方のポイント3つ目は「エピソードを組み立てる」です。ピックアップした趣味や特技に関する具体的な話や、魅力的なエピソードを組み立てると、採用担当者の印象に残りやすくなります。

特に、その趣味や特技でコンクールや大会などで賞を受賞したなどの実績があれば、かなりの強みになります。ぜひ前面に押し出してみましょう。

また、特に実績が無い場合は、その趣味や特技を通じてどのような経験をして、どのようなものを得たのかを考えてみましょう。さらに、実際に面接になった時のために、そのエピソードについて深く話せるように準備もしておきましょう。


書き方のポイント④箇条書きと長文を組み合わせる

趣味の書き方を練習する様子

履歴書・ESの書き方のポイント4つ目は「箇条書きと長文を組み合わせる」です。これは履歴書やESの趣味・特技欄が広い場合、特に有効となります。

箇条書きのみだと、あっさりとした簡素な印象を採用担当者に与えてしまいます。逆に長文のみだと、今度はアピールしたい趣味・特技の印象自体が霞んでしまいます。

そこで、最初に趣味や特技を「・スポーツ」と箇条書きで書き、そのすぐ下にその趣味や特技のエピソードを書くという方法を組み合わせます。これによって採用担当者も何が趣味なのかはっきりと分かり、その趣味についてのエピソードも分かりやすく読むことができます。

書き方のポイント⑤欄に収まるよう下書きをする

趣味の下書き用メモ

履歴書・ESの書き方のポイント5つ目は「欄に収まるように下書きをする」です。当たり前のことだと思われるかもしれませんが、意外に大切なポイントなのです。

欄が余って空白が多くなってしまっても、逆に欄からはみ出してしまっても、物事の構成力が無いと採用担当者に判断されてしまう可能性があります。

そうならないためにも、実際の欄の大きさに切った紙を用意して、そこにきちんと文章が収まるように下書きをするのが大事なのです。文章がきちんと収まれば、採用担当者にも良い印象が与えられるはずです。

就活や転職の履歴書・ESにおすすめ趣味と書き方例10選!

就活や転職の履歴書・ESにおすすめの趣味①旅行

趣味の旅行先でホテルにチェックインする様子

ここからは具体的に、就活や転職の履歴書・ESにおすすめの趣味と書き方の例を挙げていきます。1つ目は「旅行」です。国内外問わず、旅行が趣味ということでアクティブな印象を採用担当者に与えることができます。書き方の例は以下の通りです。

「国内・国外問わず、自分の知らない土地へ行くことが好きです。観光地やその土地の郷土料理を楽しむのはもちろんですが、宿泊先や利用する交通機関などを事前に調べることで、綿密な計画を立てられるようになりました。また、より旅費が安く済むように金銭的にも気をつけています。」

就活や転職の履歴書・ESにおすすめの趣味②料理

趣味で作った料理

おすすめの趣味2つ目は「料理」です。「料理好き」というのがポイントなので、絶対に「料理上手」である必要はありません。料理を通して何を得たのかが重要になります。書き方の例は以下の通りです。

「自分の食べたいものを作るため、レシピ通りに作る以外にも、自分なりのアイデアを加えるようになりました。そのため、想像力が豊かになった他、料理を作る手際も良くなり、手順を頭の中で考えるので物事の優先順位もつけられるようになりました。」

就活や転職の履歴書・ESにおすすめの趣味③ドライブ

趣味のドライブをする様子

おすすめの趣味3つ目は「ドライブ」です。車の免許を持っている人に限られますが、距離を問わず、車を運転してどこかへ行くことが好きな人におすすめの趣味です。書き方の例は以下の通りです。

「休日など時間が空いた際に、車を走らせて景色などを楽しんでいます。ドライブの距離は近距離から長距離まで様々です。ドライブをすることで、今までよりも自分がアクティブになりました。また、フットワークも軽くなったので行動範囲が広がり、様々な人に会うことも楽しみの1つになりました。」


就活や転職の履歴書・ESにおすすめの趣味④読書

趣味の読書で図書館にいる様子

おすすめの趣味4つ目は「読書」です。小説などの文章を読むことが好きという人におすすめの趣味です。好きな作家がいる場合は、それをアピールしても「よく読んでいるんだな」と採用担当者に好印象を与えることができます。書き方の例は以下の通りです。

「中学生時代から読書が好きで、現在も地元の図書館に通って本を読んでいます。特にミステリー小説が好きで、自分でも犯人を推理していく中で、物事を論理的に構成していく力がつきました。また、好きな作家の本が出版された時は、お金を計画的に貯めて購入するようにしています。」

就活や転職の履歴書・ESにおすすめの趣味⑤カラオケ

趣味のカラオケではしゃぐ様子

おすすめの趣味5つ目は「カラオケ」です。大人数で行く場合も一人で楽しむ場合も、書き方によっては採用担当者にアピールできます。実際に面接になった時も、「得意な曲は?」と会話のきっかけになることもあるのでおすすめです。書き方の例は以下の通りです。

「友人達と行くこともあれば、一人で行くこともあります。特に最新の曲に興味があるので、自然と流行には敏感になりました。また、ある程度の歌詞やメロディを覚えなければ歌えないので、物事に対する集中力も身につきました。」

就活や転職の履歴書・ESにおすすめの趣味⑥写真撮影

本格的な写真の趣味を持っている女性

おすすめの趣味6つ目は「写真撮影」です。デジタルカメラを持っていて本格的に撮影している人はもちろん、スマートフォンなどのカメラ機能で撮影している人にもおすすめの趣味です。書き方の例は以下の通りです。

「本格的なカメラは持っていませんが、『素敵だな』と思ったものをスマートフォンのカメラで撮影することが好きです。撮影したものは、実際にプリントアウトして部屋に飾ることもあれば、画像投稿サイトに投稿することもあります。そのため、魅力的な構図を考えることが得意です。」

就活や転職の履歴書・ESにおすすめの趣味⑦絵・イラストを描く

趣味の風景画を描く様子

おすすめの趣味7つ目は「絵・イラストを描く」です。ペンで描いた簡単なイラストから本格的な油絵など、とにかく何かを描くことが好きな人におすすめの趣味です。書き方の例は以下の通りです。

「以前はボールペンなどでイラストを描いていましたが、今ではパソコンと接続するツールを使用して描いています。そのため、パソコンの構造などにも詳しくなりました。また、イラストを描く際は集中力が必要になるので、長時間集中力を保てるようにもなりました。」

就活や転職の履歴書・ESにおすすめの趣味⑧パソコン

趣味のパソコンで調べものをする様子

おすすめの趣味8つ目は「パソコン」です。特にIT系の業界や企業を希望している人は、自分の持っているパソコンスキルをアピールする絶好の機会です。書き方の例は以下の通りです。

「現在自宅で使用しているパソコンは、基板などを電気店などで購入し、自分で作成したものを使用しています。また、プログラミングにも興味があり、独学で5つのプログラミング言語を習得しました。細かい作業を通して、集中力や計画的に進める力がついたと感じています。」

就活や転職の履歴書・ESにおすすめの趣味⑨ゲーム

趣味のテレビゲームを楽しむ二人

おすすめの趣味9つ目は「ゲーム」です。目指す業界や企業によってはプラスになることもある趣味です。ただ、アピールの仕方によっては採用担当者にマイナスの印象を持たれてしまうこともあるので、履歴書やESに書く際は注意が必要です。書き方の例は以下の通りです。


「ゲームと聞くと、ただ遊んでいるだけという印象が強いですが、私はゲームを通して様々なものを得ました。攻略する上で必要な分析力や、最後まで諦めないという忍耐力。そして、他の人と協力するためのコミュニケーション力や会話力などが身についたと実感しています。」

就活や転職の履歴書・ESにおすすめの趣味⑩音楽鑑賞

ヘッドフォンで趣味の音楽を聞く女性

おすすめの趣味10個目は「音楽鑑賞」です。趣味の定番である音楽鑑賞ですが、エピソードの内容を工夫すると、採用担当者に強い印象を残すことができます。書き方の例は以下の通りです。

「クラシックや最新のJ-POPなど、様々なタイプの音楽を聞くことが好きです。特にテレビCMで流れている音楽に注目することが多く、気になった曲はすぐに調べるため、調査力が身についたと感じています。また、様々な人とのコミュニケーションのきっかけとしても役立っています。」

就活や転職の履歴書・ESに書かない方が良い趣味は?

書かない方が良い趣味の例①パチンコ・競馬などのギャンブル

趣味の賭け事で得たお金

ここからは、就活や転職の履歴書・ESに書かない方が良い趣味の例を挙げていきます。1つ目はパチンコや競馬、競輪、競艇などの「ギャンブル」です。

お金を賭ける「賭け事」は、一般的にあまり良い印象は持たれません。また、賭け事への依存性やお金に執着している印象も与えてしまうので、履歴書やESに書くのは避けた方が良いでしょう。

書かない方が良い趣味の例②実際に興味が無いもの

興味の無い趣味が露呈してしまった女性

書かない方が良い趣味の例2つ目は「実際に興味が無いもの」です。実際にはその趣味・特技に対してまったく興味や関心が無いにも関わらず、企業に良い印象を与えようという理由で趣味を書くことは避けた方が良いでしょう。

面接時にその趣味について聞かれた時、詳しく答えられず面接官に悪い印象を与えてしまいます。また、それ以前に嘘の内容を書くことは望ましくありません。

書かない方が良い趣味の例③特になし

趣味などのやることがない女性

書かない方が良い趣味の例3つ目は「特になし」です。具体的な趣味や特技ではありませんが、特に書ける趣味や特技が無いからといって、そのまま欄に「特になし」とは書かない方が良いです。採用担当者に「この人は意欲が無い」と受け取られてしまう可能性があるからです。

せっかく採用担当者に自分をアピールできる欄なので、どんな小さなことでもいいので自分の趣味や特技を見つけて、積極的にアピールしましょう。

就活や転職の履歴書・ESにおすすめの特技と書き方例は?

就活や転職の履歴書・ESにおすすめの特技①スポーツ

趣味のスポーツジムに通う様子

ここからは就活や転職の履歴書・ESにおすすめの特技を紹介します。1つ目は「スポーツ」です。スポーツは「爽やか」、「粘り強い」、「体力がある」と、採用担当者に好印象を与えることが多い特技です。書き方の例は以下の通りです。

「スポーツを続けていたことで体力がついたことはもちろん、対戦相手の戦略を見抜く力も養われるため、柔軟な思考力も身につきました。また、粘り強く取り組むための精神力や、自分を高めるために努力の大切さも知り、スポーツを始める以前よりも人間的に成長したと感じています。」

また、スポーツを習い事としてより楽しみたいという場合は、以下の記事でスポーツの種類について詳しく紹介されています。ぜひチェックしてみてください。

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就活や転職の履歴書・ESにおすすめの特技②英会話

特技の英会話でコミュニケーションを取る様子

おすすめの特技2つ目は「英会話」です。国際化が進んでいる社会において、英会話ができる人材は企業にとってとても助かる存在です。書き方の例は以下の通りです。

「私の特技は英会話です。イギリスに留学していた経験があるので、日常会話はもちろん、専攻した学科に関する英語も理解できます。英会話を通して、自分の考えを積極的に表現する大切さも学ぶことができ、元々消極的だった性格も変わることができました。」

就活や転職の履歴書・ESにおすすめの特技③タイピング・ブラインドタッチ

特技のタイピングを披露する様子

おすすめの特技3つ目は「タイピング」です。スマートフォンやタブレットが普及し、指先の動きだけで簡単に文字が打てるようになりましたが、パソコンの速いタイピング、特にブラインドタッチができる人材は比較的少ないと言われています。そのため立派なアピールポイントになるのです。書き方の例は以下の通りです。

「元々パソコンを使用する機会が多く、就職活動を始めるにあたり、ブラインドタッチも習得しました。結果、今までよりもタイピング速度が速くなり、○分間で○文字入力できるようになりました。書類の作成も早くなり、御社の職種でも活かせると考えています。」

履歴書・ESに書く趣味・特技が思いつかない時の対処法は?

対処法①日常の習慣を趣味・特技にする

日課のジョギングを趣味にする女性

ここまで様々な趣味・特技を挙げてきましたが、それでも思いつかない時の対処法を紹介します。対処法1つ目は「日常の習慣を趣味・特技にする」です。

ジョギングやウォーキングなどが日課の人は「1つのことを継続する力がある」とアピールできます。また、毎日の食事を自炊している人は「自身の体調を、食事を通して管理できる」とアピールできます。

自分では当たり前に行っている習慣でも、他の人から見れば立派な趣味・特技になることもあります。就活や転職時には積極的にアピールしましょう。

対処法②趣味・特技欄の無い履歴書・ESを使用する

趣味・特技欄に書くことが無く悩む女性

趣味や特技が思いつかない時の対処法2つ目は「趣味・特技欄の無い履歴書・ESを使用する」です。日常的に行っている習慣も無いという人は、履歴書やES自体を変えて、これらの欄が無いものを使用してみることも方法の1つです。

趣味や特技を書くのが理想ですが、どうしても書く事が無いという人は嘘を書かず、面接時に聞かれた際に「今の時点で趣味はありませんが、スポーツや料理など、興味があるものはあります」と答えられるようにしておくと、面接官の印象もそれほど悪くならないで済みます。

履歴書やESに書く趣味・特技を自分の強みにしよう!

ここまで、就活や転職の際に履歴書やESに書く趣味・特技の例を紹介しました。履歴書やESにある「趣味・特技」欄は、自分をアピールできる絶好の機会です。積極的にアピールして、採用担当者の目に留まるような「趣味・特技」欄にしてみましょう。

もちろん、嘘を書くのはいけません。それでも、日常生活の中で自分の趣味や特技になりそうなことを常に意識してみることが大切です。

興味があるものを探す中で、結果的に「自分」というものを見つめ直すいい機会にもなります。ぜひ趣味や特技を見つけて、自分の強みの1つにしてみましょう。


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