水道代の平均とは?世帯ごとの平均と節約方法を徹底解説!

※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

生活する上で、必ず払わなければ成り立たないのが光熱費です。家計を見直すときにも、固定費の節約は検討する項目ではないでしょうか。中でも水道代は、平均的な費用や具体的な節約の方法など、気になる方も多いことでしょう。この記事では、水道代について分かりやすく解説していきます。

水道代はどう決まる?

使用水道料の平均

水道代は、水道料金と下水道料金の合計で算出されます。使用水道料金の全国平均は、約3,100円という結果が厚生労働省の新水道ビジョンの推進にて発表されています。 ただし、この全国平均には世帯の人数や地域差などは考慮されておりません。そのため、世帯人数が2人以上の家庭の場合、この平均より高い料金となる可能性があります。

地域によって水道代が変わる

水道代は住んでいる地域によって変わってきます。「公益社団法人 日本水道協会」の水道料金表で見てみると、水道代が高い自治体は北海道夕張市で20m3あたり6,841円に対し、安い自治体は山梨県富士河口湖町で20m3あたり835円と、約8倍の料金格差があります。 なぜこのように地域によって格差があるのでしょうか。それは、水道も下水道も、地形や水質によって浄化処理やダム、ポンプの設置など、各家庭に提供する為に必要なコストが変わるからです。また、その地域に住んでいる人の数や企業の数による需要差が料金にも反映されるからです。

世帯別の水道代平均は?

一人暮らしの水道代の平均

一人暮らしでの水道代の平均は約1,950円となり、水道使用量は8.0m3です。基本的に水道代は2カ月単位での支払いとなるため、2カ月で約3,900円(水道使用量は16m3)ということです。 これは、平成24年度に東京都水道局が行った生活用水等実態調査における結果で、東京都内での水道メーター20mmの場合の数値です。料金については、前項で説明した通り地域によって格差がありますので、利用水量で見比べてみることが大切です。

二人暮らしの水道代の平均

二人暮らしの水道代の平均は約3,820円となり、水道使用量は16.2m3です。2カ月となると約7,640円、水道使用量は32.4m3となります。二人暮らしの場合は、一人暮らしのおよそ倍程度となっています(東京都水道局の平成24年度生活用水等実態調査より)。

三人家族の水道代の平均

三人暮らしの水道代の平均は約5,000円となり、水道使用量は20.8m3です。2カ月となると約10,000円、水道使用量は41.6m3となります。三人暮らしの場合は、一人暮らしのおよそ2.5倍程度となっています(東京都水道局の平成24年度生活用水等実態調査より)。

四人家族の水道代の平均

四人暮らしの水道代の平均は約6,500円となり、水道使用量は25.1m3です。2カ月となると約13,000円、水道使用量は50.2m3となります。四人暮らしの場合は、一人暮らしのおよそ3.3倍程度です(東京都水道局の平成24年度生活用水等実態調査より)。

お得な水道代の支払い方法は?

コンビニでクレジットカード払い

水道代の支払い方法は、コンビニや銀行等で支払う払込用紙のタイプや、手続きをして自動で支払いが完了する口座振替、そしてクレジットカード払いのいずれかです。 払込用紙での支払いの場合、支払い忘れに注意が必要です。クレジット払いでは、公共料金払いに使うことで、ポイント増のサービスをしているカード会社もあるため、支払いすることでお得に運用できるメリットがあります。

口座振替で割引がある自治体も

各自治体では、紙による請求書発行の費用削減や、料金未払いのリスクを極力減らす為に、口座振替を推奨しています。自治体によっては利用料金を月々割引するサービスを実施しているところもありますので、自分の住んでいる自治体の取り組みについて調べてみることをおすすめします。

すぐできる水道代の節約方法

お風呂のシャワーヘッドを変える

シャワーを1分間出しっぱなしにすると、およそ15リットルの水が出ます。つまり、仮に10分間出しっぱなしにすると、単純計算で約150リットルの水量を使ってしまいます。節水する為には、細めにシャワーを止める習慣をつけることが大切です。 また、最近は節水シャワーヘッドが売られています。節水シャワーヘッドは、水に空気を含ませる事で水量を減らしており、約50%程度の節水が可能です。シャワーヘッドの交換は難しくないため、節水にはおすすめです。

トイレは大小で使い分ける

トイレを流す際、大と小では流れる水量が違いますので、しっかりと使い分けることで節水が可能です。中には、小ではトイレットペーパーが流れない、と思っている人もいるかもしれませんが、最近のトイレは小でもしっかり流れるように考えられていますので、ぜひ大小の使い分けをしましょう。

洗濯の時にお風呂の残り湯を活用

洗濯にお風呂の残り湯を使う場合、臭いを気にする人もいると思いますが、残り湯と水道水を使い分けることで節水しながら臭いもおさえられます。方法は、1回目の洗いとすすぎに残り湯を使い、2回目のすすぎに水道水を使うことです。洗濯機にはこの機能がついているものが多いので、取り扱い説明書を読み直してみてください。

水を出しっぱなしで洗い物をしない

食器の洗い方も、少し工夫することで節水できます。具体的には、洗う前に食器を出来るだけきれいにしておくことや、油のついた食器を他の食器と一緒にしないなど、洗う前に少し気をつけるだけで節水できます。 洗い物はシャワーほど水量を使いませんが、出しっぱなしにしやすいので、しっかりと止めることを意識して節水しましょう。

まとめ

水道代は、料金に地域差はあるとしても毎日使う固定費です。毎月の支払いが1,000円でもおさえられれば、1年で12,000円の節約に、5年で60,000円もの節約になります。支払い方法で節約したり、水の使い方で節約したりと、できることは沢山ありますので明日から意識してみてはいかがでしょうか。

商品やサービスを紹介する記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。