スマートレターに追跡や補償はある?クロネコやレターパックとも比較

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スマートレターを利用すると、荷物の大きさ、厚さによってはお得に発送することができます。この記事では、スマートレターで送れるものや料金に加え、他の発送方法との料金や大きさの違いを詳しく解説します。

スマートレターとは?

A5サイズ・厚さ2cmまで送れる

スマートレターとは、切手が印字されている厚紙の箱です。大きさは25cm×17cmとなっており、厚さは2cmで重量1kgまでのものを送ることができます。 料金は180円で、現金や危険物など以外であれば様々なものを送ることができます。スマートレターは厚紙でできているため、紙の封筒よりも丈夫です。 定形外郵便で1kg以内のものを送る場合570円かかるので、スマートレターで送れるものであれば、定形外郵便で送るよりも安くなる場合があります。

書類やメルカリの商品等の発送に便利

2cmより分厚いものは送ることができませんが、2cm以内であれば1kgまでのものを送ることができるため、書籍やCD・DVDなど、薄くて重たいものを送るのに適しています。 メルカリなどのフリマアプリを利用する機会があり、書籍などが売れた場合にはぜひ利用してみてはいかがでしょうか。 ちなみに、定形外郵便では100gを超えると最低でも料金が205円かかるので、2cm以内に収まるのであればスマートレターでの発送がお得になります。

コンビニでも販売

スマートレターは郵便局窓口のほか、コンビニなどの切手類販売所でも購入することができますが、コンビニではスマートレターの在庫が少ない場合がありますのでご注意ください。 スマートレターで送る場合には、スマートレターに宛名と差出元を書き、荷物を入れて封をします。あらかじめ両面テープが貼られているのでノリやテープは必要ありません。封をした後は郵便窓口、もしくはポスト投函で発送することができます。

追跡や補償は?届かない時の対処法

追跡も補償もない

スマートレターでの発送は、荷物の重さによっては安く送ることができますが、荷物の追跡はできません。そのため、荷物が今どこまで運ばれているのかが分からず、配達されるのを待つしかありません。 また、配送途中の事故などにより荷物が破損した場合の補償もありません。そのため、高価なものを送る場合には追跡や補償がつく他の方法で送るほうが安全です。

届くまでの日数は1~2日

スマートレターが相手の手元に届くのは、早くて1~2日後です。ポストの回収時間に間に合わなかったり、郵便窓口に出すのが遅かったりすると翌日の便になってしまうため、さらに1日ほど遅くなります。 また、スマートレターは普通郵便同様、日曜日・祝日は配達されないため、週末に出すと配達されるのが月曜日以降になる可能性があります。1週間以上経っても届かない場合は配送途中のトラブルの可能性があります。

届かないときは調査依頼を

郵便物が届かない場合は調査依頼をすることができます。郵便物事故申告受付表に必要事項を記入して提出すると、調査結果が送られてきます。 配達員が誤った場所に配達したり、正しい場所に配達されていたとしても盗難にあっていたりと、郵便物が届かない理由はたくさん考えられます。郵便局で調査をして見つけることができなかった場合、警察に相談する場合もあります。

他の類似のサービスとの違いは?

レターパックとの違い

レターパックにはレターパックプラスとレターパックライト、という2種類のものがあります。送れる大きさはどちらも34cm×24.8cmのA4サイズで、重量は4kg以内までです。そのため、スマートレターより大きく、重たいものを送ることができます。 しかし、レターパックプラスは510円、レターパックライトは360円ですので、スマートレターの180円よりは料金が高くなります。レターパックは追跡可能ですが、補償はありません。

クリックポストとの違い

クリックポストは大きさ25cm×34cm、厚さ3cm、重量1kgまでのものを送ることができます。 スマートレターより大きなものを送ることができ、料金は全国一律164円ですので、大きさ的にも、料金的にもスマートレターよりお得な送り方です。スマートレターと違い、追跡は付きますが補償はありません。 しかし、クリックポストを利用するためには、Yahoo!JAPAN IDを取得し、Yahoo!ウォレットの利用登録後、ラベルを印刷して荷物に貼りつける必要があります。

クロネコ・宅急便コンパクトとの違い

クロネコヤマトの宅急便コンパクトを利用する場合は、専用ボックスを購入する必要があります。専用ボックスは、24.8cm×34cmの薄型のもの、25cm×20cm×5cmの2種類のものがあり、どちらも65円で購入可能です。 料金は配達先によって異なりますが、様々な割引を利用した場合の最安値は250円です。スマートレターよりは料金が高くなりますが、スマートレターよりも大きなものを送ることができ、3万円の保証が付きます。

クロネコ・ネコポスとの違い

クロネコヤマトのネコポスは、31.2cm×22.8cm×2.5cm以内の大きさで、重量1kg以内のものを送ることができます。さらに、ネコポスは全国翌日配達で荷物はポスト投函されます。 スマートレターよりも大きなものを送ることができ、配達日数も少ないですが、ネコポスは個人で利用することができません。 ネコポスを利用できるのは個人事業主、または法人に限られます。しかし、メルカリなどのフリマアプリを利用して荷物を発送する場合には、個人でも発送できる場合があります。

まとめ

スマートレターは、大きさや重量によっては普通郵便よりもお得な発送方法です。Yahoo!ウォレットを利用できるならばクリックポストの方が安く、より大きいものを送ることができますが、スマートレターはしっかりとした厚紙でできている、という利点があります。自身のニーズに合った発送方法を探してみてはいかがでしょうか。

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