投資信託の積立シミュレーションとは?ポートフォリオや分配金も解説

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テレビコマーシャルなどで、「投資信託」の宣伝を耳にしたことがある人もいるのではないでしょうか。投資であることには変わりありませんが、中には、普通の投資と投資信託の違いがわからない人もいるでしょう。今回は、投資信託の基本的な情報や、積立シミュレーションの使い方を解説します。

資産運用のひとつ、投資信託とは?

まずは、投資信託の基本的な情報を確認しましょう。

収益性資金でお金をふやすこと

投資信託とは、銀行から株式や国債を購入し、その購入した資産をファンドで運用してもらうことを指します。近年、注目が集まっているNISAも投資信託の一種です。 投資信託には、毎月一定額を金融商品の購入に充てる積立投資(積立投信)があります。積立投資には、初心者でもわかりやすいコースが用意されているSBI証券が有名です。

購入手数料などコストもかかる

投資信託にはコストがかかります。金融商品を購入する際に投資家から徴収する購入手数料で、販売会社(銀行)の運営が成り立っているのです。購入手数料は販売会社によって異なってきますが、おおよそ、1~3%程度だと見積もっておいて問題ないことが多いです。

積立NISAもある

一般の銀行口座とNISA口座の違いは、税金を節約できるか否か、という点です。本来、投資で得た利益の一部分は税金の支払いに使われます。しかし、NISA口座であれば、一定額の範囲内に限り税金がかからず、その分利益を多く獲得できるのです。 積立NISAは、毎月一定額を金融商品の購入に回すことになります。普通のNISAとは異なり、非課税投資枠は年に40万円です(普通のNISAは年120万円)。しかし、非課税期間は普通のNISAが5年までに対して、積立NISAは20年となっています。

積立投資信託でのデメリットとは?

一見すると便利なような積立投資信託ですが、デメリットもあります。

分配金が支払われないこともある

過去の運用実績によっては、分配金が支払われないことがあります。ファンドの運用実績が悪い場合は、投資家に分配金が支払われない可能性があるのです。投資信託で利益を上げるには、運用してもらうファンドの選び方も重要になります。

売却時のコストがかかる場合もある

投資信託は、投資家から集めた資金を金融商品への投資に充てることを指すため、一部の投資家が好き勝手に売却してしまうと、他の投資家が損失を被ってしまう可能性があります。 そこで、他の投資家の資産を守るために作られたのが「信託財産留保額」です。 これは、売却する投資家が売却時に発生した損失を負担することで、他の投資家の資産を守る目的があります。投資信託を始める前に、ファンドの目論見書に目を通し、信託財産留保額がどの程度かかるのかを把握しておきましょう。

積立シミュレーションとは?

損をしないためには、事前にシミュレーションをしておくことが肝要です。

投資企業のウェブ上で積立計算が可能

  積立投資の際に重要なのが、将来の収益を予想することです。近年では、ウェブ上から積立計算が可能になっています。おすすめなのが、ファンドの公式サイトにある積立シミュレーションです。 目的のファンドの公式サイトに積立シミュレーションがない場合は、投資に詳しい人が書いたブログを参考にして、積立計算をすることが可能です。 パソコンだけでなく、スマートフォンからでも積立計算をすることができます。既にiOS対応のアプリがリリースされているため、それを使うのもよいでしょう。 投資信託の知識に不安がある人は、ゲームをしながら投資について学べるコンテンツがウェブ上で多く公開されているため、それを利用することをおすすめします。

最終金額がわかる

特定の期間で毎月積み立てると、どのくらいの金額がかかるのかを知ることができます。 シミュレーションなしで積立投信をしてしまうと、その月ごとの積立自体が苦しくなってしまう可能性があるため、積立金の合計を知っておきましょう。

毎月の積み立て金がわかる

最終的な収益から毎月の積立金を逆算することも可能です。「将来的に〇円の利益を得たい」という場合、毎月の積立金を設定してから利益を算出していては面倒くさくなってしまいます。 楽天証券の積立シミュレーションでは、目標収益から毎月の積立金を逆算することができるため、目標収益が決まっている人は楽天証券の積立シミュレーションを利用しましょう。

積立期間、リターンがわかる

毎月の積立金と最終的な積立金が決まれば、あとは積立期間とリターンを計算するだけです。楽天証券の積立シミュレーションを利用して、まずは、積立期間とリターンのいずれかを決定しましょう。 基本的に、リターンよりも積立期間のほうが想像しやすいため、積立期間から決めることをお勧めします。

利回りがわかる

積立シミュレーションで、予測される利回りを計算することができます。元本に対し、どのくらいの割合で利益が発生するのかを確認してみましょう。シミュレーションを使うと、直観的に元本と収益の関係を知ることができます。

積立のシミュレーションに関する用語

積立シミュレーションに頻出する基本的な用語を覚えておきましょう。

ポートフォリオについて

投資によって高確率で利益を上げるには、ポートフォリオが必要です。 ポートフォリオとは、その人が所有している複数の資産を組み合わせることを言います。株式や国債を別々の方法で運用して、効率よく利益を獲得することがポートフォリオの目的です。 また、ポートフォリオは分散投資をする際に必要になります。複数資産での運用で利益を上げるには、それぞれどのくらいの利益を獲得できるのか、また、獲得した利益を総合するとどの程度の利益となるのか、といった点を把握していなければなりません。

利率と利回りについて

投資には、頻繁に「利率」や「利回り」といった言葉が出てきます。投資をする上で基本的な知識のため、しっかりと理解しておきましょう。 利率とは、額面金額に対する利息の割合のことを指します。額面金額100万円で年間5万円の利息を受け取れる場合は、利率5%です。つまり、利息は「1年間に受け取ることができる利息÷額面金額」となります。 利回りは、投資金額に対する利息分を含めた収益金額の割合のことを指します。投資金額が90万円として、額面金額100万円で利率が5%の資産を3年間保有している場合、1年に受け取ることができる利息は5万円です。 これを保有年数分に換算すると、15万円になります。投資金額と額面金額の差額によって発生する利益、すなわち、償還利益は10万円です。合計すると、3年間に45万円の利益が生まれていることになり、これらを合わせた1年間の利益は15万円です。 この15万円が投資金額90万円の何割に相当するかが利回りです。割合は「(年間の収益15万円÷投資金額90万円)×100」で割り出すことができます。計算すると、この場合の利回りは「16%」であることがわかります。

まとめ

投資信託は、投資家が販売会社から金融商品を購入し、その運用をファンドが行うことを指します。専門家が運用してくれるため、投資の初心者にとっては入門しやすいでしょう。実際に投資信託をする場合は、きちんとシミュレーションをしておくことが大切です。

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