SMBC日興証券は手数料値下げや無料も多い?オンライン取引の利点

※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

日本の3大証券会社の一つであるSMBC日興証券は、三井住友フィナンシャルグループの子会社です。SMBC日興証券では手数料が無料のものが多く、また、オンライントレードが充実しているなど、利用者の利便性に配慮したサービスを実施しています。

安い!手数料無料のものは?

ATMの入金振込手数料無料

SMBC日興証券では、原則として、ATMを利用した入金手数料は無料となっています。提携ATMを設置しているのは、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、ゆうちょ銀行、東京スター銀行、セブン銀行、ローソン、イーネット、などの金融機関となっています。なお、それぞれのATMによって利用可能時間や入金限度額が異なりますので注意して下さい。 また、円貨での振込手数料も、原則として無料となっています。さらに、外貨での送金であっても、送金先が三井住友銀行かSMBC信託銀行であれば無料です。 ただし、日本国内の上記以外の銀行に外貨を送金する場合は、1件あたり2,500円の手数料がかかります。海外の銀行への振込手数料(米ドルのみ取扱可)は、1件あたり3,000円です。

証券口座から出金も無料

自分の証券口座から出金する時には手数料はかかりません。なお、証券口座から出金する場合には、
  • 銀行振込
  • 提携ATMから日興カードで出金
  • バンク&トレードで即時出金
の3つの方法を利用することができます。銀行振込の場合は、電話で取扱店かコンタクトセンターに依頼する方法と、オンライントレードで手続きする方法があります。バンク&トレードは、SMBC日興証券と三井住友銀行の口座連携サービスです。

預け替え手数料も無料

対象となるのは、商品カテゴリー(株式等、海外上場外国株式、投資信託)ごとに時価総額10万円以上となっています。SMBC日興証券は、預け替え(移管)手数料を負担してくれます。預け替え手数料とは、証券会社に預けていた株式・投資信託を他社に預け替えてた時、預け元に支払う料金のことです。

2013年から口座管理料も無料

SMBC日興証券では、2013年6月から口座管理料も無料となっています。SMBC日興証券には、一般口座の他に、納税手続きを簡素化するための特定口座と、証券保管振替機構(ほふり)対象以外の株式のための特別口座がありますが、すべて口座管理料はかかりません。

オンライントレードがおすすめ

現物株取引が最大83%引き下げ

SMBC日興証券では、2015年4月からダイレクトコースの現物株式の委託手数料を最大83%引き下げました。例えば、引き下げ前までは約定代金10万円までの株式委託手数料は810円(税込)でしたが、135円(税込)に改定されています。なお、ダイレクトコースとは、PCやスマホを利用する取引で、担当者と相談しながら取引を行う総合コースとは異なる取引です。

信用取引は店舗と比較で75%安い

信用取引については、ダイレクトコースの場合であれば、取引手数料は無料となっています。しかし、総合コースの場合は、約定代金に応じた株式委託手数料が必要です。総合コースでもバンク&トレードに申し込めば、店舗での取引と比較して株式委託手数料が75%引となります。

株取引もネットで店舗より30%オフ

総合コースの場合でも、店舗での注文ではなくパソコンやスマホを利用して注文する「日興イージートレード」という方法があります。日興イージートレードを利用した注文は店舗で注文する場合の株式委託手数料の30%引となります。

NISAのメリットと高めの手数料?

無料のネット証券には勝てない

NISAとは2014年からスタートした少額投資非課税制度のことです。NISA口座を利用した配当金の受領や、譲渡益にかかる税金が、一定額まで非課税になります。 SMBC日興証券のNISA口座においても株式売買手数料が優遇されてはいますが、松井証券やGMOクリック証券などのネット証券では株式売買手数料を一律永久無料としているところも多くあります。つまり、NISA口座における株式売買手数料に関しては、ネット証券のほうがSMBC日興証券に勝っていると言えるでしょう。

株の売却手数料もオンラインで

このように手、数料だけを考えればネット証券の方に分があると考えがちですが、果たしてそうなのでしょうか。大手証券会社の一角を占めるSMBC日興証券の豊富な商品構成や情報提供能力を考えると、利用価値は高いと考えられます。 SMBC日興証券で少しでも株式売買手数料を抑えるためには、ダイレクトコースで日興イージートレードを利用することが効果的です。実店舗で担当者を介する取引では丁寧な対応を期待することができますが、その分ネット証券に比べるとコスト的に割高になってしまいます。

NISA口座でIPO購入が可能

SMBC日興証券のNISA口座ではIPOの購入が可能です。豊富なIPOの主幹事案件などを保有しているSMBC日興証券ですので、IPO購入のチャンスも多いと考えられます。また、SMBC日興証券のオンライントレードでは、IPO抽選に1人1票の平等な抽選方式を採用しています。

まとめ

SMBC日興証券では、豊富な商品ラインナップ、高度な情報収集能力、三井住友フィナンシャルグループの総合力、などを活用できます。ネット証券との手数料競争では苦戦している部分もありますが、その点を補って余りある価値を提供している証券会社であると言えるでしょう。

商品やサービスを紹介する記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。