みずほ証券の手数料を他会社との比較とともに解説

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これからみずほ証券での口座開設を考えている方、すでに口座をお持ちで他会社との比較をしたい方、みずほ証券の手数料は果たして高いのか安いのか疑問に感じたことはありませんか。大手やネット証券会社と比較をしながら見ていきましょう。

みずほ証券とは

そもそも、みずほ証券とはどういった会社なのでしょうか。みずほグループであることは名前から察しがつきますが、どういったことで評価されているのか、みずほ証券の他者からの評価についても説明していきます。

中堅の銀行系証券会社

正式名称は「みずほ証券株式会社」と言い、みずほファイナンシャルグループの証券会社のことです。第一勧業証券と富士証券、さらに興銀証券が合併したことで設立された旧みずほ証券と、新光証券が合併し、新光証券がみずほ証券に商号変更して発足しました。後に、日本の三大メガバンクのひとつ、みずほ銀行の子会社となります。

株式・債券リサーチランキング1位

みずほ証券は、株式リサーチ、債券リサーチランキングにおいて1位を取得しています。具体的に、株式リサーチでは、日経ヴェリタスという金融情報専門紙が発表する機関投資家の投票による株式アナリストランキング(会社別)で、4年連続1位を獲得しています。債券リサーチでも、日経ヴェリタスが発表する2017年版のエコノミスト人気調査で1位に輝きました。このように、株式、債券とも国内トップとして評価されています。

NISAも利用可能

株式や投資信託で得た所得には、約20%の税金がかかります。NISAを利用することにより、投資額が年間120万円までであれば、配当所得と譲渡所得が非課税にできます。

みずほ証券はNISAも利用可能なので、つみたてを始める方にもぴったりです。一般的なNISAの他に、みずほ証券ではつみたてNISAも扱われています。

みずほ証券口座開設の方法は

みずほ証券の口座は、アドバイス重視で資産運用に取り組む「3サポートコース」と、自分のペースで投資を楽しむ「ダイレクトコース」があります。どちらのコースも口座開設を申し込む流れは大まかに同じです。

ホームページからの申し込み

みずほ証券口座の開設するための申請書を、ホームページから請求することができます。ダイレクトコースは、自分が記入した申込書(PDF)を印刷するか、入力内容が印刷された申込書を郵送で受けとるかに分かれます。 3サポートコースは申請書請求後、スターターキットが届きます。その後、申込書に必要事項を記入し、本人確認書類(マイナンバーのコピーや免許証等)とあわせて返送しましょう。

対面取引は店舗での面談も必要

取引店舗での口座開設をする際は、簡単な面談も必要です。制度や取引の仕組み、手数料等の諸費用、委託保証金、リスク等の説明を受け、審査を実施していく流れになります。

対面の場合も本人確認の書類が必要となるので、当日確認してもらう場合は原本を持っていきましょう。(後日郵送の場合はコピーを郵送します。)また、印鑑と銀行口座の支店名と口座番号がわかるものが必要となります。

コース別手数料シミュレーション

二種類のコースがあることを先にお話ししましたが、いよいよ実際の手数料をシミュレーションしていきます。どちらのコースにしようか選ぶ際の、ひとつの判断基準にしてください。

ダイレクトコースのシミュレーション

通常のインターネット取引プランの場合、
  • 最低手数料 1,026円
  • 100万円以下 約定代金×0.34020%
  • 100万円~300万円 約定代金×0.25920%+810円
  • 300万円~500万円 約定代金×0.24300%+1,296円
と金額により手数料が上がります。 コールセンター取引の場合、

  • 最低手数料 2,700円
  • 100万円以下 約定代金×0.90720%
  • 100万円~300万円 約定代金×0.69120%+2,160円
  • 300万円~500万円 約定代金×0.64800%+3,456円
となっています。回数に関係なく1日を通して取引できる1日定額プランで取引するのであれば、
  • 100万円以下 3,780円
  • 100万円~200万円 6,480円
  • 200万円~300万円 9,180円
の手数料になります。

3サポートコースのシミュレーション

基本の対面取引の場合、最低手数料は2,700円とダイレクトコースの2倍以上です。
  • 100万円以下 約定代金×1.13400%
  • 100万円超~300万円以下 約定代金×0.86400%+2,700円
  • 300万円超~500万円以下 約定代金×0.81000%+4,320円
となります。そこから、インターネット取引の場合は基本委託手数料から50%、コールセンター取引の場合は10%が割り引かれます。

大手証券会社との手数料比較

50万円までの取引をしたとして、各証券会社と手数料を比較していきます。まずみずほ証券の場合、3サポートコースでは2,835円、ダイレクトコースでは1,710円です。 SMBC日興証券の総合コースだと4,347円、ダイレクトコースだと432円、大和証券のコンサルティングコースだと4,654円、ダイレクトコースでは1,863円、野村證券のホームトレードだと5,616円、ネット&コールだと515円となっています。

ネット証券会社との手数料比較

同じく、50万円までの取引をしたとして、ネット証券会社の手数料を見ていきます。ライブスター証券は194円、むさし証券は189円、SBI証券と楽天証券は270円、岡三オンライン証券は378円などがあります。 この時点で、金額面だけを見ると、ネット証券会社の手数料がいかに安いかは明白です。しかし、それぞれ取引金額が変わると手数料も変動するので、自分にあった投資スタイルを明確にすることが大切となります。

ATMで引き出す際の手数料は

最後に、みずほ証券カードで提携金融機関のATMを使用する際の手数料が掛かるのかにお答えします。今やコンビニエンスストアにも当たり前のようにATMが設置され、とても便利になりました。しかし、銀行や信用金庫のキャッシュカードを使用すると手数料がかかります。みずほ証券証券カードは、負担が軽く入出金が行えるのでしょうか。

ATM手数料は入出金ともに無料

なんと、みずほ証券カードで行う入出金は、利用時間内であれば無料で行うことができます。コンビニに設置されている提携金融機関が管理するATMでも手数料は無料ですが、平日は8時~21時まで、土曜日は9時~17時までです。日曜祝日は利用できません。また、提携金融機関によりATMの利用時間は異なることがありますが、手数料はいずれもみずほ証券が負担しています。

まとめ

今や多くの人が利用している投資ですが、慣れるまではある程度のサポートが必要です。それが証券会社からのもの、独学で学ぶためのツール、それぞれメリットもデメリットもあります。自分の目的を明確にし、手軽に始めることができる今日、自分のペースに合わせた自分らしいスタイルを見付けていき、楽しい投資ライフを送りましょう。

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