ANAカード解約でマイルやマイレージ番号は?解約時の注意点も

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ANAカードの解約を検討されている方は、貯めてきたマイルはどうなるのか気になっているかもしれません。この記事では、ANAカードを解約するときにマイルはどうなってしまうのか、解約時の注意点、確認事項をまとめました。

ANAカードを解約する前の注意点

まずANAカードを解約するときの注意点について解説します。

未払いがないか確認しておく

まず注意しておきたいのは「未払いの有無」です。特にリボ払い、分割払いでの支払いが多い方は、支払い残高がないかしっかりとチェックしましょう。 未払い金がある状態で解約した場合、残りの支払金額全額を請求されるか、しばらく請求が続きます。解約前に全額支払うか、少なくともどれだけの請求が残っているか確認してください。

電子マネーは使い切っておく

ANAカードには「電子マネー一体型」タイプのカードがあります。電子マネー一体型とはクレジット機能だけではなく、楽天Edy、Suica、PASMOなど電子マネーをチャージできる機能もついているカードのことです。

電子マネーの残高が残っている場合は、最後まで使い切っておくことが大切です。使わないまま解約してしまった場合は、たとえ残高があったとしても、利用することができず、返金にも応じてもらえません。

公共料金など自動引落しの変更

家賃や光熱費などをクレジットカードで支払っている方は、解約を検討しているANAカードで支払っている自動引き落としがないか確認する必要があります。 ANAカードで支払っているサービスがあれば、解約する前に、別の支払い方法に変更しておく必要があります。そのままANAカードでの支払いを指定している場合は滞納扱いになるので要注意です。

マイレージクラブへマイルの引継ぎを

ANAカードを解約すると、自動的にマイレージクラブも解約されます。ただし、新たにANAマイレージクラブに入会することで、マイルを引き継ぐことが可能です。 解約の手続きを終えたあとに、ANAマイレージクラブ・サービスセンターに電話し、新たにマイレージクラブに入会したいと伝えてください。オペレーターより案内があるので、あとは手続きにしたがって進めれば問題ありません。

提携会社の年会費請求月を確認


提携会社の年会費請求月の確認も必要です。年会費を支払ったばかりなのに、解約してしまうと、残りの月数分損をしてしまいます。「1週間前に年会費を払ったばかりだけど、もう使わないので返金してもらいたい」と思っても、年会費の返金は認められません。 カードを持っているだけでは損にはならないので、しばらく所有することを検討してもよいでしょう。逆に、年会費の請求月が迫っているなら、年会費を請求される前に解約手続きを取ることをおすすめします。

ANAカードの解約方法は?

ANAでは提携カードの解約は不可

これまで解約時の注意点についてみてきました。それでは実際に、ANAカードの解約方法を説明します。ANAカードに限らず、クレジットカードの解約は電話一本で済むことが一般的で、特に難しい手続きはありませんし、強く解約を止められることもありません。 ANAカードを解約するときの注意点としては、解約を申し出る連絡先です。ANAカードの場合、直接ANAに連絡をしても解約することはできません。

JCBやVISAなど提携会社に電話


ANAカードを解約する場合は、ANAカードと提携を結んでいるJCB、Visa、ダイナースクラブへ連絡する必要があります。「ANAカード」と一口にいっても提携先はさまざまですので、ANAの公式サイトにある退会ページで、問い合わせ先を確認してください。自分の所有しているカードを解約するための連絡先が一覧になっています。連絡先でオペレーターの案内か音声ガイダンスに従って手続きを進めれば、簡単に解約することができます。

ANAカード解約したらどうなる?

ETCや家族カードも同時解約される

ETCカードはANAカードに紐づけられているため、ANAカードを解約した場合、ETCカードも自動的に解約されます。また本会員のANAカードを解約した場合、同時に家族カードも解約されることになります。 ここで重要なのは、解約されたカードはすべて破棄することです。本人のカードを破棄することはできても、ETCカードや家族カードの破棄は忘れがちなので気をつけましょう。 クレジットカードやETCカードには多くの個人情報が含まれているため、使わなくなったカードは必ず適切に廃棄する必要があります。おすすめの方法としては、プラスチック対応のシュレッダーにかけて細かく切ることです。シュレッダーがない場合は、複数回ハサミを入れ、何回かに分けてゴミを出すようにしましょう。

提携カード会社のポイントは消滅

ANAカードを解約した場合、提携会社のポイントはすべて消滅してしまいます。そのため、解約前にどれだけポイントが貯まっているか確認することが大切です。 多くのポイントが貯まっていることに気づいた場合、欲しい景品に交換するか、ポイント移行サービスの利用を検討しましょう。ANAカードはマイルへ交換する際に還元率が高くなるのが一般的なので、特に欲しい景品がない場合はANAカードに交換しておくのが無難と言えるでしょう。

マイレージカードにマイルは引き継ぎ

ANAカードを解約すると、マイルまでなくなってしまうのではないかと不安に思っている方もいるかもしれません。しかし、別のANAカードを所有していれば、ANAマイレージクラブカードにマイルは引き継がれます。 ちなみに同一名義で複数のANAカードを所有している場合は、マイル口座を統合することができます。メインカードを設定しておくと、どれだけマイルが貯まっているか簡単に確認できます。

新たに作るとマイレージ番号が変わる

1枚しか所有していない場合は、ANAマイレージカードを解約した段階で、貯めたマイルは利用できなくなり、お客様番号は無効になるのが原則です。ただ、既に解説した通り、新たにANAマイレージクラブに入会することで、マイルを引き継ぐことは可能になります。その場合、マイレージ番号とお客様番号は新たに発行されます。

まとめ

この記事ではANAカードを解約する前にしておくべき確認事項を解説してきました。クレジットカードを解約すること自体は簡単にできますが、必要なチェックをしておかないと、トラブルや損害を招くことになります。ANAカードを解約する際は、この記事で紹介した注意点をおさえた手続きをするようにしましょう。

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