楽天モバイルの留守電2つを解説!料金や設定は?無料にする方法も
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楽天モバイルで留守電を使う方法は?
楽天モバイルには留守電が2種類ある
格安SIMとして携帯電話事業に参入している楽天モバイルには、留守電サービスが2つあります。 1つ目は、携帯電話キャリアと同様の留守番電話サービス。楽天モバイルユーザー専用のメンバーズステーションから申し込むと使用できるようになります。 2つ目は、スマート留守電です。これは、「スマート留守電」という留守電アプリを使用するというもので、メンバーズステーションにログインし、該当アプリをダウンロードして登録すると使用できます。 スマート留守電の特徴は、留守電の音声を文字に変換することにより、メッセージを聞くだけでなく読むこともできる、という点です。2種類のうち契約は一方のみ
2種類ある留守番電話サービスは、どちらか一方しか選べません。楽天モバイルのメンバーズステーション内にあるオプションサービスで、音声付加サービスを選び、その中にある留守番電話、またはスマート留守電のどちらかを選択することになります。 留守番電話サービスは月額300円、一方のスマート留守電は月額290円と、スマート留守電が若干安くなりますが、転送電話サービス(月額無料)の契約も必要になります。留守番電話サービスとは?
キャリアと同等の留守電サービス
2種類の留守電サービスのうち、まず、留守番電話サービスについて説明します。このサービスは、携帯電話キャリアでもガラケーの時代からあったおなじみのサービスです。 登録の方法としては、楽天モバイルのメンバーズステーション内にある音声付加サービスから、留守番電話サービスを申し込みます。申し込み画面で表示されるとおり、月額300円のサービスです。 申し込み後、サービスの利用開始まで最大2日かかりますので、随時メンバーズステーションで手続き完了かどうか確認してください。留守電の再生方法や便利な使い方
留守番電話サービスの申し込み手続き完了後、今度は設定に移ります。留守番電話サービス開始の場合は、1411にダイヤル発信すると、サービスを開始する旨のアナウンスが流れて開始されます。 逆にサービスを停止する時は、1410にダイヤル発信すると、サービスを停止した旨のアナウンスが流れて停止となります。 留守電メッセージの確認方法は、1417にダイヤル発信すると、新着メッセージがあった場合アナウンス後にメッセージが再生されます。再生時は通話料が発生するためご注意ください。 なお、再生後にメッセージの保存を選択することにより、後刻、1416にダイヤル発信して再度再生が可能です。メッセージがない場合、その旨のアナウンスが流れ通話料は発生しません。 不在案内の応答メッセージを録音する場合は、1416にダイヤル発信し、9を選択後、1を押して応答メッセージを録音します。応答メッセージを変更する場合は、同様の手順で9を選択後、2を押して変更後の応答メッセージを録音し、変更内容を確認して完了です。スマート留守電とは?
アプリを使った留守電サービス
楽天モバイルのもう1つの留守電サービスは、スマート留守電という、ソースネクストが提供するアプリをダウンロードしたうえで利用するサービスです。 通常、スマート留守電アプリのみ新規購入した場合は月額310円かかりますが、楽天モバイルのメンバーズステーションから契約した場合は、310円という料金設定は選ぶ必要はありません。楽天モバイルの契約として月額290円で利用できます。 ただし、契約には転送電話サービス(月額無料)も合わせて契約する必要があり、契約後に転送設定をしなければなりません。テキストで留守電を確認できる
スマート留守電の便利なところは、アプリの機能により音声を文字に変換し、伝言メッセージを聞くだけでなく、読むこともできるという点です。 プッシュ通知の画面にも、発信者や内容が表示されるので、留守電を聞く前にひと目で確認できます。もちろん再生して伝言内容詳細を聞くこともできますし、さらに便利なことに、画面上で聞きたい箇所を指定して再生することもできるのです。 さらにこのアプリの凄いところは、通常、不明な発信者は電話番号しか表示されませんが、約540万件以上(2017年7月現在)のデータベースから名称を特定し表示することができる点です。 例えば、宅配便のドライバーからの留守電で、携帯電話番号が登録されていなくても、その名称が表示されるのです。複数の留守電を一括管理できる
スマート留守電のもう1つの優れた点は、アプリをダウンロードした楽天モバイルのみならず、固定電話や他の携帯に届いたメッセージも全て、転送先を集約できる点です。 つまり、複数の電話回線全ての転送先をスマート留守電に集約してしまえば、このアプリ1つで、家庭内の全ての留守電メッセージを確認・管理することができます。転送時の通話料が発生する
多機能で便利なスマート留守電ですが、1つだけ注意すべき点があります。発信者がスマート留守電へ録音する時は、転送電話による通話料が30秒あたり20円発生するのです。 楽天モバイルには、楽天でんわというアプリを使用して5分間無料にできる契約がありますが、スマート留守電では、このアプリを経由した転送電話の利用ができません。 つまり、発信者からの留守電は、利用した時間分そのまま計算されてしまいます。例えば、留守電に3分録音すると、3分=0.5分(30秒=20円)×6 →∴20円×6=120円となります。月額無料で留守電を使う裏技も
転送電話で月額料金を無料に
これまで紹介してきた2種類の留守電サービスは、いずれも有料で月額料金がかかりますが、留守電を無料で使うことができる方法があります。それは、「FUSION IP-phone SMART」というサービスに登録し、メールアドレスを留守電の転送先に指定するという方法です。 FUSION IP-phone SMARTは、SMARTalkという、050番号を使用するIP電話アプリ内にある、いわばマイページ部分です。 しかし、当サービスを利用するために、あえてSMARTalkアプリの電話サービス自体に登録する必要はありません。FUSION IP-phone SMARTのユーザー登録ページにて直接登録手続きを行い、録音音声の転送用に自身のメールアドレスを登録するだけです。設定方法とメリット
では具体的に、FUSION IP-phone SMARTに登録し、設定する方法について説明していきます。 まずFUSION IP-phone SMARTのホームページを開き、「Myページへログイン」のリンクをクリック。そうすると、新規申込画面が表示されます。 ここで、画面の指示に沿って、仮登録時に自身のメールアドレスを入力。その後、入力したメールアドレスに届いたURLにて本登録の手続きを行うと、転送先である050の電話番号が発行されます。 次に転送設定ですが、1429に発信し、アナウンスに沿ってメニューから「転送先電話番号の入力」という項目を選択。発行された050の電話番号を入力すると設定完了となります。 FUSION IP-phone SMARTの留守電サービスのメリットは、音声だけでなくメールの添付ファイルでも確認できること、つまり、スマート留守電と同様の留守電機能を、無料で使用できるという点です。裏技利用時の注意点
無料で留守電サービスを利用できるFUSION IP-phone SMARTですが、留守番電話センターに電話が転送されてからの通話料金だけは、他のサービス同様、支払わなければなりません。具体的には、「留守番電話に接続します」といった内容のアナウンスが終わってから通話料金が発生します。 FUSION IP-phone SMARTに登録するうえでもう1つ注意する点は、クレジットカード情報を入力する必要があることです。 留守電サービスを利用するためには、SMARTalkのマイページ、つまりFUSION IP-phone SMARTから登録し、利用料金支払いのためのクレジットカード情報も登録する必要があるため、どうしても避けられません。 ただ、クレジットカード情報は登録上の必須入力項目というだけで、SMARTalk自体は利用しないため、実際に引き落としされることはないためご安心ください。まとめ
各留守電サービスについて紹介してきましたが、アナログに慣れている方はガラケーの頃からある留守番電話サービスで良い、と思うのではないでしょうか。また、転送による無料の留守電も魅力があるが、クレジットカード自体持っていない(持つのが面倒)、という方はスマート留守電で良いと思うかもしれません。ただ、どちらも支払額は毎月発生します。 今すぐではなくとも、毎月の支払いがなくなる、という他にはない無料の留守電サービスへの移行を検討材料に加えるのも、節約するうえでの有効な選択肢と言えるのではないでしょうか。商品やサービスを紹介する記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
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