光回線が夜に遅い原因は?回線速度や改善方法を解説!

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インターネットの世界は、技術的な進歩が早く、利用範囲もますます広がり、私たちの日常生活を便利で快適にしてくれます。自宅でインターネットを利用する際、光回線の利用が一般的になりつつありますが、その際に気になる回線速度が低下する原因と改善方法について解説します。

光回線とプロバイダとは

プロバイダとインターネットの関係性

自宅などで光回線を利用してインターネットに接続するためには、回線事業者との契約とインターネット接続の窓口となるプロバイダとの契約が必要です。ただし、光コラボレーションといって、NTT東日本もしくはNTT西日本が提供する光回線をプロバイダが借り受けて窓口を一本化する契約も広まっています。 自宅に設置しているルーターの外側をWAN、内側をLANといいますが、プロバイダはWAN側を管轄しながらインターネット接続サービスを提供してくれる事業者のことを指します。

光回線と他の回線との違い

現在、主流の光回線は、光ファイバーケーブルを使用しますが、NTTの場合、通信経路のほとんどが光ケーブルによる構成です。光回線は本来、上り下りの速度変化はありませんが、契約したサービスにより下り最大200Mbps、上り最大100Mbpsなどと上限値設定されることがあります。 光回線の普及以前は、電話回線を利用した通信規格であるADSL回線が一般的でしたが、上り下りの速度が異なり、下りの方が速くなります。これはダウンロードなど下りでの受信データ量が多くなることが通常予想されるからです。 また、同軸ケーブルを使用するCATV(ケーブルテレビ)は、インターネット接続をオプション提供しています。

現在の回線速度は?

即終了&即判明!今すぐスピードテスト

通信事業者との契約で提示される回線速度は、ベストエフォートといって最善の状態で得られる速度で、実際は通信環境や接続ユーザー数などによって大幅に変動します。つまり契約上の提示は上限値です。実測は、ウェブサイトやアプリのスピードテストを利用することで計測できます。 お持ちの全てのパソコンやタブレット端末、スマートフォンで計測してみましょう。その際は、時間帯や曜日などを変えて計測すると良いでしょう。また、使用するツールで計測値が変わりますので、知名度のあるウェブサイトや評価の高いアプリを複数利用してみてください。

夜だけ遅いならコレ!遅くなった理由

増加傾向の光回線契約

現在は、光回線が主流となり、多くの家庭が光回線でインターネットに接続しています。また、多くの方は日常的にインターネットを利用していますが、日中は仕事などで留守にしていますので、インターネット利用のピークは夜の時間帯です。同時に接続するユーザーが多くなると、通信回線が混雑してしまい、遅延が発生する原因となります。

各社拡大中!国内外の動画サービス

動画などのコンテンツは通信データ容量が大きくなりますが、ネット配信サービスを提供する国内外の事業者は多く存在し、オンデマンドで手軽に利用できるため利用者も増え続ける傾向にあります。動画配信サービスは映画やドラマなどのコンテンツを提供する有料サイトだけでなく、YouTubeなどの無料のサイトもありますし、またオンラインゲームなどの影響も考えられます。

接続先の問題?WANを確認

契約を再確認!プロバイダの提供内容

同じ光回線を利用していても、プロバイダから提供されているサービスが同じとは限りません。これまで、光回線のWAN設定はIPv4という通信規格を使用するPPPoE接続により行われていましたが、現在、次世代ネットワークのIPv6を使用したIPoE接続が提供され始めました。高品質な回線で、通信混雑の影響を受けにくく、安定した高速通信が提供されています。

通信障害や工事について

回線事業者やプロバイダには、回線網に多くの設備があり、定期的なメンテナンスや新設などに伴う工事も必要です。ユーザーへの影響を少なくするために、回線切断時間を極力短くし、そして工事も夜間帯を中心に行い、常時、回線網の監視も行っています。 計画的な工事であれば、前もって通知されますが、稀に不測の障害などが発生することもあり、関係する障害であれば、プロバイダより通知が届き、またNTT網などの大規模な障害であればニュースなどでも取り上げられます。

接続先WEBや集合住宅の問題

日常、閲覧しているウェブサイトのWEBサーバーにも障害が発生することがあり、ウェブサイトの運用状況によっては閲覧に問題が生じます。特定のサイトだけ不具合があれば、接続先WEBが原因かもしれません。 集合住宅の場合は戸建て住宅とは違い1本の光ケーブルが共有されていることが多いため、他の居住者のインターネット利用状況も影響されます。また、古い集合住宅ですと、建物内でVDSLという技術を使い電話回線を経由して接続されていることが多く、速度低下の原因になることもあります。

意外と身近に答えが!LANを確認

ルーターやLANケーブルを確認

ネットワークを構築する際は、通信規格の存在を無視することはできません。通信規格があるので、異なるメーカーの機器を接続することが可能になりますが、通信規格は進化を続けます。もしネットワーク内に古い規格が存在すると速度低下の原因になります。ネットワークの要であるルーターはもちろんですが、LANケーブルにもカテゴリがあり、通信速度の違いがありますので確認しましょう。

ガジェットの最新状態を確認

使用している端末内のソフトウェアやツール、システムなどが速度に影響していることもあります。例えば、ブラウザでアクセスしたサイトのデータが一時保管されるキャッシュという仕組みが関係していることもありますし、OSのアップデートが作業と重なれば、端末が重くなることもあるでしょう。 現在、WindowsのOSは、Windows 10 が最新ですが、それに見合ったスペックの高性能なパソコンであれば、作業スピードも格段に向上します。

アンチウイルスソフトを確認

Winodowsパソコンなどを使用するのであれば、アンチウイルスソフトのインストールは常識ともいえますが、常駐しながらインターネット接続状況や端末内を監視しているため、メモリーを多く消費していることもあります。設定にもよりますが、自動で定期的にウイルスチェックを行いますので、その際は端末が重くなるかもしれません。 また、誤って2つのアンチウイルスソフトをインストールすることがないようにしてください。

まとめ

何でも最新のものにするとなると、どうしても費用が嵩みますが、ネット関連の技術は日進月歩です。知らないうちに新しい技術が開発され、提供されていることもあるかもしれません。また、速度に関しては、通信規格に対応している機器を揃える必要があるのでご自身のネットワーク環境を確認しましょう。

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