クレジットカードの締め日とは?毎月の支払日と支払い遅延の対処法

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クレジットカードをお持ちの方も、これからクレジットカードを使おうとしている方も、自分のクレジットカードの締め日と支払日は把握していますか?今回の記事では、クレジットカードの締め日と支払日、支払いについての注意点、さらにうっかり遅延してしまった場合の対処法などをまとめて紹介します。

クレジットカードの締め日について

クレジットカードには、請求の基準となる締め日と、請求金額を支払う支払日と言うものがあります。締め日と支払日の違いと、それぞれの内容を把握して、クレジットカードを上手に使えるようになりましょう。

クレジットカードの締め日

クレジットカードの締め日とは、クレジットカード会社が会員に請求する金額の決定日のことをいいます。たとえば、毎月10日が締め日の場合には、前月の11日から今月の10日までに、加入店からクレジットカード会社に請求された金額が会員に請求されます。 加入店からクレジットカード会社に請求された金額が請求される、というのが大事なポイントで、実際の買い物と、加入店がクレジットカード会社に金額を請求した日にずれが生じることもあります。 たとえば、10日に会員が買い物をした場合、加入店がクレジットカード会社に11日に請求をしたときは、クレジットカード会社から会員に対しては翌月利用分として請求されます。なお、締め日は土日祝日に関係なく締められますので、休日の場合に締め日が移動するということはありません。

クレジットカードの支払日

クレジットカードの支払日とは、締め日で決定した金額が銀行口座から引き落とされる日のことをいいます。支払いは銀行が営業していないと実施できないので、土日祝日の場合には日にちが前後します。クレジットカード会社によって、前倒しになるか、後ろにずれるかには違いがあります。

給料日との関係について


クレジットカード会社によって締め日は異なりますが、給料日前だからと言う理由で支払日を融通してもらうことはできません。 給料日に合わせてクレジットカードの支払いをしたい場合には、クレジットカードの支払日を確認して、給料日の後の日付に支払日があるクレジットカードを保有する、などの工夫が必要です。

締め日と支払日を把握しよう

締め日を把握せずに大きな金額の買い物をすると、クレジットカードの限度額を超えてしまう、思っていたよりも請求金額が大きくなってしまう、ということがあります。 大きな買い物が2つ以上ある場合には、締め日を把握することで、今月と翌月の請求に分けて買い物をすることも可能です。また、支払日を把握していないと銀行口座の残金が足りずに支払い遅延を起こしかねないため、支払日もきちんと把握するようにしましょう。

締め日はカード会社ごとに変わる

締め日と支払日の内容が分かったところですが、「自分のクレジットカードの締め日と支払日はいつだろう」と疑問に思われている方もいるのではないでしょうか。クレジットカードによって日付は変わってきますが、代表的なものを紹介します。

カードごとの締め日と支払い日一覧

クレジットカード会社によって締め日と支払日は変わってきますが、代表的なクレジットカードの締め日と支払日をご紹介します。

  1. 15日締め・翌月10日払いのクレジットカード会社…三井住友カード、JCBカード、MUFGカード、DCカード、UCSカード、TOP&カード、など
  2. 月末締め・翌月27日(26日)払いのクレジットカード会社…楽天カード、セディナカード、オリコカード、OMCカード、ジャックス、ニッセンレンエスコート、など
三井住友カードは、15日締め翌月10日払いと、月末締め翌月27日(26日)を選択できます。 また、アメリカン・エキスプレス・カードは、引き落とし口座として指定した銀行により締め日と支払日が異なりますが、締め日は18日~22日、支払日は翌10日が多い傾向があります。 楽天カードの締め日については下記の記事をご覧ください。 [blogcard url=”https://cktt.jp/1017“]

締め日を把握して活用しよう

一覧で分かるように、締め日と支払日にはひと月弱のずれがありますが、このひと月弱のずれを利用することで支払日を先延ばしにすることができます。 たとえば、15日締め・翌月10日払いのクレジットカードの場合、1月16日にクレジットカードで買い物をすると、支払いは3月10日になるので、実質2カ月間支払いを先延ばしすることができるのです。

支払いについての注意点


支払い遅延に気をつけよう

支払日に請求金額が引き落とせる額の残高が銀行口座にない場合には、支払い遅延となり、クレジットカードを止められたり延滞期間中の利子をつけて支払う必要が生じたりします。 また、クレジットヒストリーという、個人信用情報機関に記録されているクレジットカードの支払い履歴に傷がつくので、クレジットカードの更新を断られたり、新しいクレジットカードが作れなくなったりする可能性があります。 クレジットカードの支払いを遅延しないためにも、支払日には必ず請求金額を引き落とせるだけの金額を銀行口座に振り込んでおく必要があります。 また、クレジットカード会社の口座引き落としは銀行が開いた直後に行われることがあるため、口座に入金する際には前日までに行い、支払日当日、銀行が営業を始める時間には口座にお金が入っているようにしておきましょう。

遅延してしまった場合の対処法

すぐにカード会社に連絡しよう

気をつけているつもりでも、銀行口座の残高が足りずに支払いができなかった、という場合にはどうすればいいのでしょうか。 支払いを遅延してしまったことに気づいたら、何をおいてもまずはクレジットカード会社に電話をして、最速で支払いができる方法を確認しましょう。 クレジットカード会社によりますが、クレジットカード会社の口座に銀行振り込みを行う・改めて銀行口座から即日(あるいは後日)引き落としをする・コンビニ払いの用紙を送ってくれる、などのケースがあります。 支払い遅延をした場合には督促状が送られてきたり、クレジットカード会社から電話連絡があったりすることもありますが、遅延に気づいたら自分から電話をすることが大切です。 早めに支払ってしまうことで、クレジットカードが止められて使えなくなる期間を短くできますし、支払い意志があることを示すことで信用に傷がつくことを防ぐこともできます。

支払日までにお金を用意できない時は?

電話して対処方法を確認しよう

クレジットカードで大きな買い物をした後、まとまったお金がなくて支払日までに銀行口座に請求金額が準備できない、と事前に気がつくこともあります。支払いができそうにない場合にも、気づいたらすぐにクレジットカード会社に電話をして対処方法を聞きましょう。 クレジットカード会社のカスタマーサポートで、リボ払いや分割払いの提案など、適切なアドバイスをもらえることがあります。 また、いつ頃・いくら位の金額を準備できるか考えておくと、具体的な返済計画をカスタマーサポートの方と相談できます。電話する前に気持ちの余裕があれば、そういった点も整理してまとめておくことがおすすめです。

まとめ

自分のクレジットカードの締め日と支払日を把握して賢く運用することはもちろん、支払い遅延がないように、請求金額は支払日の前日までに銀行口座に準備しておきましょう。また、支払日に請求金額を支払うことが大前提ですが、遅延してしまいそう・遅延してしまった場合には、すぐにクレジットカード会社に電話をかけて返済について相談をすることが大切です。

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