銀行の口座の種類7つを詳しく解説!普通預金と当座預金の違いとは?

※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。



銀行口座は持っているけれども、銀行の口座の種類を知らないという方も多いのではないでしょうか。今回の記事では、銀行の普通預金と当座預金の違いや、総合口座・貯蓄預金・定期預金等の口座の仕組み、そして銀行の預金口座の作り方を詳しく解説します。

普通預金と当座預金は何が違う?

銀行の口座には、代表的な種類として、普通預金と当座預金という2つがあります。普通預金と当座預金にはどのような違いがあり、それぞれどのような目的で利用されるのでしょうか。詳しく見てみましょう。

一般に広く使われているのは普通預金

普通預金とは、自由にお金を出し入れできる口座で、銀行口座といえばこの普通預金口座を指すのが一般的です。満期などはなく、変動金利となっていますが、定期預金・貯蓄預金に比べると金利は低いです。 さらに、普通預金は、預入・払出・振込などが自由にできるという特徴があり、日常生活でも広く利用されています。たとえば、給与や年金の受け取り、公共料金や家賃の支払いなどに利用されます。

当座預金は企業や個人事業主の事業用

当座預金は手形や小切手の支払いに利用されるため、個人事業主や企業などが、業務での支払いに使うために利用する預金です。当座預金は普通預金とは異なり、自由に払出をすることができず、払出には手形や小切手が必要になります。手形や小切手での決済のほかに、企業が公共料金の自動支払や株式配当金等の自動受取などに利用することもあります。

利子とペイオフにも違いがある

普通預金と当座預金には利子にも違いがあり、普通預金は預け入れている額によって利子が付きますが、当座預金は法律により利息をつけることが禁じられています。また、銀行が破綻しても預金が国によって保証されるペイオフ制度では、普通預金は1,000万円までしか保証されませんが、当座預金は預け入れている全額が保護されます。

そのほかの口座・預金の種類は?

普通預金と当座預金以外にも、定期預金、総合口座、貯蓄預金、大口定期預金、積立定期預金の5種類があります。それぞれどのような口座・預金なのか、詳しく見てみましょう。

定期預金

定期預金とは、最初に預け入れる額と預け入れる期間を定めて、銀行にお金を預ける預金方法です。預け入れる期間は1ヶ月、3ヶ月、1年、3年など様々で、預け入れ期間が終わる(満期)まで原則として引き出すことができません。金額を一定期間引き出すことができない代わりに普通預金よりも金利が高いことが多く、1,000万円までペイオフ制度の対象にもなります。 さらに詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

[blogcard url=”https://cktt.jp/5608”] [blogcard url=”https://cktt.jp/3855”]

総合口座

総合口座は複数の銀行預金の長所を組み合わせた口座で、普通預金、定期預金、公共債などの取引を1つの口座で行うことができます。1つの口座で蓄える・増やす・受け取る・支払う・借りるといった、銀行口座に関連する取引がすべてできてしまうのが総合口座の魅力です。

貯蓄口座

貯蓄口座(貯蓄預金)とは、その名の通り貯蓄を目的とした口座です。残額が一定の額を超えると普通口座よりも利子が高くなることが多いです。お金の出し入れは自由に行うことができますが、自動受け取りや自動引き落としなどはできないため、給与の振り込みや公共料金の支払いなどには利用できず、貯蓄を目的とした利用に限られます。

大口定期預金

大口定期預金は先に紹介した定期預金の一種で、1,000万円以上の金額から預け入れ可能な定期預金のことを指します。預け入れ期間は1ヵ月から10年までの一定期間を選択する「定型タイプ」と、1ヵ月から10年未満の中から預金者が期日を指定する「期日指定タイプ」があります。また、通常の定期預金よりも金利が高くなる傾向があるため、退職金など、まとまった金額の運用をしたい方が利用するのに向いています

積立定期預金

積立定期預金も定期預金の一種ですが、最初に金額を決めて預け入れるのではなく、毎月決まった金額を積み立てて、指定日に一つにまとめて定期預金に預け入れ運用していく預金方法です。最初にまとまった金額を必要としていないので、少額ずつコツコツとお金を貯めたい方が利用するのに向いています。

銀行の普通預金の口座のつくり方

銀行口座・預金の種類は分かりましたが、実際に銀行に口座を作るにはどうすればよいのでしょうか。銀行によって金利やサービスに違いがありますので、気になる銀行に口座を新しく開設したい場合などにも口座の作り方を参考にしてみてください。

口座をつくるのに必要なもの

口座を作る際には、マイナンバー(法人の場合には法人番号)、身分証明書、印鑑、口座に振り込むためのお金が必要になります。身分証明書は、一般的には自動車運転免許証やパスポートなど、顔写真入りのものであれば1通で大丈夫ですが、顔写真が入っていない身分証明書だと複数通必要になります。 印鑑はシャチハタ・ゴム印以外のものを利用し、口座に振り込むお金は千円程度あればスムーズです。

銀行の店頭での口座開設の流れ

銀行の店頭で口座を開設する際には、マイナンバー・本人確認書類の原本・印鑑・現金を持参して、銀行の窓口で口座を開設したい旨を伝えましょう。口座開設の手続きはその場で完了し、すぐに通帳を受け取ることができますが、キャッシュカードなどは後日簡易書留で郵送され、通常は1週間から2週間程度で手元に届きます。 なお、キャッシュカードを作成する場合には4桁の暗証番号を店頭で記入する必要があります。類推しにくく、かつ、自分にとって覚えやすい番号を来店前に考えておきましょう。

インターネットでの口座開設の流れ

パソコンやスマートフォンから銀行口座の開設を行うには、銀行のホームページで口座の新規開設の手続きをします。必要事項を入力して送信し、申込用紙を自分でプリントアウトします(プリンターがない場合は銀行から申込用紙を郵送してくれます)。さらに、手書きで記入が必要な部分を記入して捺印し、身分証明書のコピーを添えて銀行に郵送します。 通帳は通常1週間から2週間で、キャッシュカードは通常3週間から4週間で手元に届きます。通帳レス口座の場合には通帳の郵送はなく、ネット口座へのログイン情報のみの郵送になります。

まとめ

銀行にはさまざまな口座・預金の種類があります。一般的には普通預金が知られていますが、人によっては当座預金口座を持っていることもあるでしょう。用途によって口座や預金を使い分け、賢くお金を管理してみてはいかがでしょうか。 こちらの記事もぜひご覧ください。 [blogcard url=”https://cktt.jp/4930”] [blogcard url=”https://cktt.jp/8852”]

商品やサービスを紹介する記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。