U-mobileのapn設定は間違いやすい？機種・プラン別に解説！

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格安SIMを入手してすぐに使いたいと思っても、まだデータ通信はできません。格安SIMでインターネットと繋がるにはapn設定が必要です。U-mobileのapn設定は機種やプランによって方法が異なりますので、詳しく解説していきます。ぜひ参考にしてください。

ネットに繋ぐにはapn設定が必要

apnとはデータ通信に必要な設定

そもそもapnとは「Access Point Name」の略で、アクセスポイント名を意味します。どのサーバーにアクセスしてネットに繋げるかという、接続先情報を指定してあげることで、初めてデータ通信が可能となります。 docomoやauなどの大手キャリアではこの設定を済ませて発売しているので、SIMカードをスマホに挿入すれば、すぐにネットに繋がります。それではなぜ、格安SIMではapn設定が必要なのでしょうか。次の見出しでもう少し詳しく見てみましょう。

格安SIMでは個別に設定が必要

格安SIMは、大手キャリアの持つ通信回線を一部レンタルして運営しています。同様に、U-mobileでは自社サーバーで受信したネット情報を、SoftBankの通信回線を使って利用者に届けます。そのため、U-mobileもSoftBankと同じ回線をたどりますが、あくまでも借りているのは回線だけで、情報を得る元になるサーバーは異なります。そこで、U-mobileのサーバーと端末の紐づけ作業、つまりapn設定をする必要が生じるのです。ただし端末セットで契約すると、apn設定が済まされているケースもあります。すでにmineoなどではそのサービスをしていますが、2018年1月現在U-mobileではセルフで設定を行う場合がほとんどです。格安SIMを利用するなら、apn設定の方法は覚えておいたほうが良いでしょう。

プランによりapn設定が異なる

U-mobileには「LTE使い放題プラン」と音楽聞き放題アプリ「SMART USEN」がセットになった「USEN MUSIC SIM」や、通話プラスを利用するとU-NEXTのポイントが毎月貰えるサービスなど、魅力的なプランがたくさんあります。しかしそれぞれのプランによってapn設定の方法が少しずつ異なるため、注意が必要です。iPhoneとAndroidに分け、順を追って説明していきますので、参考にしながら設定してください。

SIMを入れ電源をONしてから設定

apn設定をする前に、まずはSIMカードの取り付け方法から見ていきましょう。【用意するもの】・U-mobileのSIMカード・端末のSIMピン（Android端末では不要な場合もあります。）【取り付け手順】 1.台紙からSIMカードを外します。 ※カードの金属部分にできるだけ指が触れないように外すのがポイントです。 2.SIMトレイを取り出します。・iPhone(iOS)：側面（画面向かって右側）にカチッという音がするまでSIMピンを差し込み、トレイが開いたら引っ張り出してください。・Android端末：背面のフタを開け、トレイを指でスライドさせるようにして開けましょう。 3.トレイにSIMカードをセットします。 ※SIMカードをトレイに正しくセットしたら、2と同じ要領でトレイを閉めてください。 4.電源を入れ、apn設定へ進みます。

iPhone (iOS)の設定方法

Wi-Fiでインターネットに接続

iOS端末の場合はインターネットから構成プロファイルをダウンロードしなければならないため、Wi-Fi接続が必要です。Wi-Fi接続をオンにしたらSafariを開き、URL入力欄にumobile.jp/iosと入力します。この時、Safari以外のブラウザで開くとエラーが生じる場合があるので注意してください。

構成プロファイルをインストール

umobile.jp/iosに接続するとプロファイルをインストールする画面が開くので、右上に表示される「インストール」の文字をタップします。次にパスコードを入力し、インストール完了画面が表示されたら、画面右上の「完了」をタップします。以上がiPhone (iOS端末)のapn設定手順です。設定が正しく完了したか不安な時は、Wi-Fiをオフにして確認しましょう。各プランともに基本的な流れは共通ですが、構成プロファイルのダウンロードアドレスが異なります。umobile.jp/ios以外でダウンロードするプランを次の見出しで紹介していますので、確認してください。

プラン別プロファイルダウンロード先

umobile.jp/ios以外でダウンロードするプランは、以下のとおりです。 ●MAX（通話プラス・データ専用共通）：umobile.jp/max_ios ●S：umobile.jp/s_ios ●SUPER（S・M・L共通）：umobile.jp/super/config/ ●PREMIUM（通話プラス・データ専用共通）：umobile.jp/pm_ios

繋がらないときのチェックポイント

●データ通信がオンになっているか確認しましょう。手順は「設定」の画面を開き、「モバイルデータ通信」→「通信オプション」→「4Gをオンにする」の順にタップします。その画面の「音声通話とデータ」の欄にチェックが入っていなければ、チェックを入れます。 ●「機内モード」になっていないかチェックしましょう。上記2点を確認しても繋がらない場合はapn設定のやり直しや、SIMカードを入れ直すなどの方法を試してください。

Androidの設定方法

モバイルネットワークから設定

ホーム画面から「設定」→「無線とネットワーク」の「その他」→「モバイルネットワーク」の順にタップします。次に、「データ通信を有効にする」にチェックを入れて「アクセスポイント名」をタップし、右下のメニューを表示させ、「新しいAPN」をタップします。すると「アクセスポイントの編集」という画面が表示されますので、各項目へ下のように入力します。名前：任意の名前 APN：umobile.jp ユーザー名：[email protected] パスワード：umobile 認証タイプ：CHAPまたはPAP 最後に、「APN」画面に戻り、設定したアクセスポイント名にチェックをいれれば完了です。プラン別apn設定ここからは、前の見出しの入力例を基準にして説明します。入力欄の「名前」と「認証タイプ」はどのプランも共通になります。注意すべきなのは「APN」の入力箇所だけが違うプランと、「ユーザー名」「パスワード」も違うプランが混在する点です。以下に、それらを分けて紹介していますので確認してください。 ≪APNの部分だけ異なるプラン≫ ●MAX（通話プラス・データ専用共通）：dm.jplat.net ●S： sb.mvno ≪APN以下の入力が異なるプラン≫ ●SUPER（S・M・L共通） APN：plus.acs.jp ユーザー名：ym パスワード：ym MCC：440 MNC：20 ●PREMIUM（通話プラス・データ専用共通） APN：umob.jp ユーザー名：umob パスワード：umob