パソコンの電気代の計算方法!スリープ機能やデスクトップで変わる?

事務所や家庭内で、電源が入っている時間が比較的長いパソコン。電気代はどのくらいになっているか、考えたことがありますか?かんたんな計算方法と、どのようにしたら電気料金が節約できるのかについて説明します。ぜひ参考にしてみてください。

パソコンの電気代の計算とは?

パソコンの消費電力によって変わる

電気代を計算する上でベースになるのは、それぞれのパソコンの消費電力です。消費電力はパソコンの底面に貼られたシールに記載されていることが多く、メーカーのカタログサイトから調べることもできます。単位はW(ワット)で表記されています。これが20Wなら、20Wの電球をつけているのと同じ量の電気を消費しているということになります。

ノートパソコンの方が節約に

消費電力は、パソコンのタイプによって大きく違います。一般にデスクトップパソコンは36W程度、ノートパソコンはその3分の1ほどの12W程度と言われています。これは、ノートパソコンの方が画面が比較的小さく、一度に使用できる電力の大きさも小さい傾向にあるためです。この値はメーカーや機種によって異なりますが、通常、電気代のことだけ考えるならば、ノートパソコンを使うほうが、節約につながると言えます。

つけっぱなしにすると1日20円程度

電気代を計算してみましょう。電気代は、消費電力(W)に使用時間(h)を掛けた「電力量(Wh:ワットアワー)」で計算します。電力会社の電気料金は、1000Whを意味するkWh(キロワットアワー)の単位で決められています。 ちなみに、東京電力の標準的な家庭を想定した電気料金(第二段階料金)は1kWh=26円となっています。これをもとに、付けっ放しにした場合の電気料金を期間別に計算してみます。
ノートパソコン
  • 1日の場合 12(Wh)×24(h)÷1000(kWh)×26(円)= 約7.5(円)
  • 1ヶ月(30日)の場合 約7.5(円)×30(日)= 約225(円)
  • 1年の場合 約225(円)×12(月)= 約2,700(円)
デスクトップパソコン
  • 1日の場合 36(Wh)×24(h)÷1000(kWh)×26(円)= 約22.5(円)
  • 1ヶ月(30日)の場合 約22.5(円)×30(日)= 約675(円)
  • 1年の場合 約675(円)×12(月)= 約8,100(円)

スリープか電源オフかを判断するには

節電し電気料金を抑えるにはどうしたらよいのでしょうか。一般に家電製品で節電を考える時、よく言われるのが「こまめに電源をオフにする」「コンセントを抜く」といったことです。けれどもパソコンの場合には、必ずしもこれが当てはまりません。 なぜかと言うと、パソコンは起動するときに大きな電力を消費するからです。シャットダウン、起動を頻繁に繰り返していると、電源を落としていた時間以上の電力を使ってしまうことにもなりかねないのです。その替わりに、パソコンには「スリープ」という機能が備えられています。 スリープとは、作業内容のメモリーを保存したまま、画面をオフし(輝度を下げるだけの場合もあります)、スタンバイ状態にすることです。電源を切ってはいないので、最小限の電力は使われています。では、電源を切った方が節電になるか、スリープの方が節電になるかの分かれ目はどこになるのでしょうか。

90分以上離れるなら電源オフしよう

マイクロソフト社が行った調査では、90分がひとつの目安になっています。パソコンを使用しない時間がこれ以内であればスリープ、それより長いことが想定される場合は電源を切る方が節電の目安になるということです。ソフトウェアの更新などのため、パソコンのシャットダウン/再起動を行ったほうがよい場合もありますので、うまく使い分けてください。

ゲーミングパソコンの電気代は?

一般的なパソコンの消費電力より高め

ゲームを快適に楽しむことができるスペックのパソコンは、消費電力も一般のパソコンより多くなっています。これは高性能のグラフィックボードが大量の電力を使用するからです。迫力のあるビジュアルや高速のレスポンスをオンラインで楽しんでいると、意外に電気代がかかっているという場合もあります。ただし、たくさんの消費電力が常にかかっているわけではありません。電気代がどのくらい高くなるかは、電力消費の多い動作をどのくらいの時間使用するかによります。

パソコンの電気代を節約するには?

では、実際にパソコンの電気代を節約するにはどうしたらよいのでしょう。

画面の明るさを調整しよう

ディスプレイ画面が必要以上の明るさになっていないか確認しましょう。パソコンの使用電力の中で、ディスプレイが使う電気は大きな割合を占めています。パソコンの消費電力のうち1/3~1/2は液晶ディスプレイにかかっているとされています。使用に支障のない範囲でこの明るさを下げる(輝度を落とす)だけで電気代は変わってくる可能性があります。

電源オフとスリープを使い分けよう

電源オフとスリープを使いわけつつ、できるだけ「つきっぱなし」の時間を少なくする方法です。頻繁に電源オフと起動を繰り返すと、電気代がかかるだけでなく、パソコンに負担をかけ、寿命を短くすることもあるので注意しましょう。

ソフトで消費電力を測定しよう

パソコンを使用しながら、使用電力量をリアルタイムで測定・表示してくれる 「Joulemeter」「Local Cooling」などのソフトもあります。これらを使うとハードウェアごとの電力量がわかるので、現在の作業に不要なハードウェアをオフするといったことで節電に繋がる可能性があります。 最後に、パソコンや周辺機器も、新しいモデルほど省電力型になっています。2017年型と2010年以前の同グレードのパソコンを比べると、数倍も消費電力が違う例もあります。年間では数千円の差になることもあるので、パソコンの寿命が近づいてきたかな、と感じたら、早めに買い替えるのも節電の方法としてあるかもしれません。

まとめ

パソコンの電気代は、一日あたりはそれほどでなくても、常用していればまさに「塵も積もれば」となります。正しい節電の方法を行えば、それだけ節約の効果も大きくなるはずです。まずは、いま使っているパソコンの消費電力を調べることから始めてはどうでしょうか。

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