テレビの1時間あたりの電気代を公開!主電源や音量は関係するの?

※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。



テレビの視聴時間が長いと、電気代が気になる方もいるでしょう。節約したいのに、思ったよりも視聴時間が長くなってしまう方は、電気代を計算してみると良いかもしれません。今回は、今と昔のテレビの電気代を比較し、今のテレビにあった節約方法を紹介します。

テレビの電気代ってどのくらい?

まずは、今と昔のテレビの電気代がどのように変化しているのかを紹介します。

テレビの消費電力は年々減少している

テレビの消費電力は年々減少しています。32型のテレビを例にあげると、2010年の段階では87kWhですが、4年後の2014年では59kWhです。テクノロジーの発展によって、テレビの1時間当たりの消費電力が減少していることが分かります。

10年前から現在だと約半分の電力

10年前と現在のテレビを比べると、約半分の電力しか消費していません。2006年の32型テレビは消費電力が100Wのものが多かったのです。10年後の2016年では、消費電力が60Wのものが平均とされています。 さらに、旧型のテレビは各部品の劣化によって消費電力効率が落ちているのです。つまり、旧型のテレビは徐々に消費電力が上がっていることになります。 同じものを長く使い続けることは節約になりますが、「テレビの電気代には当てはまらない」と言うことです。節約の観点から言えば、無駄な電気代を出さないためにも、旧型のテレビは新型のものに変えることをおすすめします。

1時間1~5円、一日100円程度


テレビの電気代の平均は、およそ1時間の視聴で1円から5円、1日の視聴で100円程度です。平均的な数値であれば、自分が見ている時間で計算するとだいたいの電気代がわかります。 電気代については、こちらの記事も一緒にいかがですか?ぜひチェックしてみてください。 [blogcard url=”https://cktt.jp/4025”] [blogcard url=”https://cktt.jp/3022”] [blogcard url=”https://cktt.jp/2541”]

テレビの電気代は計算できる?

使用しているテレビの電気代を計算することは可能です。以下で紹介する計算式を使用して、電気代を計算してみましょう。

テレビの消費電力(W)が分かれば可能

上記を読んでピンときた方もいるでしょう。つまり、消費電力が分かればおおよその電気代を算出することが可能です。テレビの1時間当たりの消費電力(kWh)に時間当たりの単価を掛けることで、使用時間内に掛かった電気代を算出することができます。

消費電力(W)は、瞬間的な電気の量です。たとえば、100Wのテレビを2時間使用した電気代を知りたい場合、時間を掛ける必要があります。つまり、「100(消費電力:W)×2(使用時間)=200(2時間分の消費電力:Wh)」となります。 時間当たりの単価は「kWh」のため、算出された数字を同じ単位にすることが必要です。kWhへの換算は「200÷1000=0.2kWh」で計算できます。 次に、2時間分の消費電力に時間当たりの単価を掛けます。時間当たりの単価は、全国家庭電気製品公正取引協議会の「新電気料金目安単価」で「1kWhあたり27円」です。
0.2kWh×27円(時間当たりの単価)=5.4円(2時間使用時の電気代)
まとめると、
{(WあるいはkW)÷1000(Wの場合の単位変換)×(使用時間)}×(時間当たりの単価)=電気代
となります。

テレビの電気代を左右する使い方とは

テレビの電気代の変動は日常の使い方によって左右されます。一般的に使われている節約方法も、実は、最近のテレビで行うと逆効果になる可能性があるため、是非チェックしてみてください。

液晶テレビよりプラズマのほうが電気代が高い

テレビの電気代を左右するのは画面の種類です。一般的に液晶テレビよりもプラズマテレビのほうが電気代が高くなります。1時間の視聴で、プラズマテレビはおよそ12円、液晶テレビはおよそ3円と、プラズマテレビの電気代は液晶テレビの4倍掛かることになります。

主電源のつけたり消したりは意味なし

昔はテレビの電気代節約のために、「主電源を抜く」ことが主流でした。現在でも、これを実践している方もいるのではないでしょうか。実は現在のテレビには、この節約法はあまり意味がありません。 昔のテレビは待機電力が多く、主電源の抜き差しによって電気代の節約になりました。しかし、現在のテレビの待機電力は家計を圧迫するほどの電力を消費しません。主電源の抜き差しで節約にはならないのです。 また、最近のテレビには電子番組表が内蔵されています。主電源を抜くと、この電子番組表のデータが消えるのです。再度、データを取得するには、およそ90円の電気代が掛かります。主電源をつけたり消したりすることは、節約に逆効果になる可能性がある、と言うことなのです。

テレビの大きさに電気代は比例する

大型のテレビ、高性能・高画質なテレビはその分、電気を必要とします。必然的に、テレビが大きいほど電気代は高くなると言うことです。

音量による節約はほとんどなし

音量調整によって節約を狙うこともあまり意味がありません。もちろん、消費電力が減るため、電気代は安くなりますが、僅かに減るのみで、大きな節約効果は見込めません。

テレビの電気代を節約するポイント

上記では、テレビの電気代の節約として意味のない方法を取り上げてきました。以上を踏まえて、テレビの電気代を節約するポイントを紹介します。

必要以上に大きいテレビは買わない

1つ目のテレビの電気代を節約するポイントは「自分の生活スタイルに合った大きさのテレビを選ぶこと」です。大きなテレビや高性能なテレビは、その分だけ電気が必要になります。必要以上の大きさのテレビを買ってしまうと、使用するための電気代が高くなり、家計を圧迫するのです。

画面を暗く設定する

2つ目のテレビの電気代を節約するポイントは「画面設定を暗くすること」です。これは効果的です。明るい画面は映像が鮮明に見えますが、目にも経済的にも良くありません。機種によっては、部屋の明るさに応じて自動的に画面の明るさを調節するテレビもあります。

まとめ

テレビの電気代は「{(WあるいはkW)÷1000(Wの場合の単位変換)×(使用時間)}×(時間当たりの単価)=電気代」で算出可能です。昔行われていた、主電源を消すといった節約方法は今のテレビには効果がないどころか、逆効果になる可能性があります。今よりもテレビの電気代を節約したい場合は、「必要以上に大きなテレビを買わないこと」、「画面を暗く設定すること」の2点をおすすめします。

商品やサービスを紹介する記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。