暖房付けっぱなしの電気代検証5選!冬のエアコンの24時間の料金も

寒い冬の季節に欠かせない暖房ですが、ずっと付けっぱなしだといくらの電気代がかかるのでしょうか?今回は、自宅で検証をしにくい、エアコンの暖房を付けっぱなしにした時の電気代やこまめに入り切りした時の電気代をご紹介します。時間帯によっても変わる電気料金もご紹介しているためぜひ参考にご覧ください。

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暖房を付けっぱなしにした時の電気代は?

暖房をつけっぱなしにした検証では電気代は24時間でおよそ435円

お金

暖房をつけっぱなしにした検証での電気代は、24時間でおよそ435円です。これは空気清浄機やエアコンでお馴染みのダイキンにより検証された実験結果であり、およそ8畳のダイニングキッチンと6畳の洋室でエアコンの暖房を稼働して検証しています。

部屋が広い場合やエアコンが大きい場合、子供部屋など1部屋ごとにエアコンを設置している場合は、料金がプラスされますのでぜひご自宅で暖房を使用する際の電気料金の参考にしてみてください。

日中長く家にいる人ほど暖房のつけっぱなしがおすすめ!

仕事

日中長く家にいる人ほど暖房のつけっぱなしがおすすめです。自宅でお仕事をする方や主婦の方など家にいる時間が長いと気になるのは冬場の暖房による電気代ですよね!自宅にいる時間が長い方であれば寒い時だけ暖房をつけるのではなく、思い切ってつけっぱなしにしてもそれほど電気代は変わりません。

暖房をつけっぱなしにすることで、いつも部屋が暖かく、仕事や家事の効率も上がります。ただし暖房のつけっぱなしは部屋の乾燥を招きやすく、肌が荒れてしまったり、風邪をひきやすくなるため湿度管理には気を配ってください。

暖房をこまめに入り切りした時の電気代は?

暖房をこまめに入り切りした検証では電気代は24時間でおよそ645円

お金

暖房をこまめに入り切りした検証での電気代は、24時間でおよそ645円です。こちらも先ほどと同じ環境で30分間隔で暖房の入り切りをしたダイキンの検証結果です。この検証で注目するポイントは、暖房をこまめに入り切りした時の方が、24時間つけっぱなしの時に比べて電気料金が高いということです。

電気代を節約するためにこまめに暖房を入り切りする方も多いのではないでしょう。よく節電のCMなどでも使わない電気の電源は切るように言われていますよね!

家電や照明などであれば、こまめに電源を入り切りした方が電気代は安くなるのですが、エアコンではその場合、逆に高くなってしまう恐れがあるためどのように使用するのが最も電気代を節約できるのかを知っておくことが大切です。


半日以上家を空けるのであれば暖房を切って出かけるほうが電気料金が安い

仕事

半日以上家を空けるのであれば暖房を切って出かけるほうが電気料金は安くなります。いくら暖房をつけっぱなしにすることがエアコンをこまめに入り切りする場合より電気代が安くても、暖房をつけないことが電気料金の節約には最適です。

そのためお仕事や用事で、日中や夜に半日以上家を空ける場合は、エアコンの電源を切るようにしましょう。エアコンにはタイマーで電源のオンオフができるため、自宅に帰ってくる少し前に電源が入るようにセットしておくと帰ってからも部屋が暖かくおすすめです。

暖房を付けっぱなしにすると電気代が安くなる理由5選

暖房付けっぱなしで電気代が安くなる理由①つけ始めるための力が不要なため

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暖房付けっぱなしで電気代が安くなる理由1つ目は、暖房を付けっぱなしにすることでつけ始めるための力が不要になるためです。暖房は、つけ始める時に一番消費電力を使用します。6畳から8畳ほどのエアコンで暖房を使用した場合、通常であれば500W以内で抑えられる消費電力もつけ始めでは1000Wを超えるほどです。

そのため自宅にいる時間が長ければ長いほど、暖房をつけっぱなしにすることで、消費電力が高まる時は最初だけですみ電気代が安くなります。

暖房付けっぱなしで電気代が安くなる理由②消費電力の波がなくなるため

暖かい

暖房付けっぱなしで電気代が安くなる理由2つ目は、消費電力の波がなくなるためです。先ほどご紹介したように暖房はつけ始めに一番力を使います。その状態を波でいう最も高い位置とすると、暖まるにつけて徐々に波はおさまります。

暖房をこまめに入り切りしていると頻繁にその波の上下が繰り返し起こり、電気代は高くなってしまいます。暖房による節電をしたいのであれば、消費電力の波を一定に保つように心がけましょう。

1日のスケジュールに合わせて暖房をつけ、こまめに暖房を入り切りするのではなく、30分以内の外出などはなるべくつけっぱなしにした方が、消費電力の波が一定になり電気代が安くなるためぜひ試してみてください。


暖房付けっぱなしで電気代が安くなる理由③消費電力が少なくなるため

女性

暖房付けっぱなしで電気代が安くなる理由3つ目は、暖房を付けっぱなしにすることで消費電力が少なくなるためです。暖房をつけ始めた時の消費電力は、およそ1700Wほどととても高く、部屋が暖まるにつれ300W以下に少なくなります。

この安定した300W以下の状態では1時間あたり10円ほどと大変安いですが、つけ始めの1700Wの状態では1時間あたり約44円の電気代がかかり倍以上の価格です。これは電気代にかなり大きな差が生じますね!

暖房のこまめな入り切りが金額にしてどれほどの電気代がかかるかをしっかり知っておくと、上手に暖房を使えますのでぜひ電気代を安くする参考にしてみてください。

暖房付けっぱなしで電気代が安くなる理由④冬に部屋の温度が下げないため

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暖房付けっぱなしで電気代が安くなる理由4つ目は、冬に部屋の温度が下げないためです。暖房を頻繁に使用する冬の季節では、夏場よりも寒い外気温と暖かい室内温度の差が大きく、暖房を止めると徐々に室内温度が外気温近くまで下がってしまいます。

特に北陸地方や東北地方、北海道などの冬時期で雪が多く降り、外気温がマイナスとなることもあります。そのためエアコンの暖房が室内温度を高める際に大幅に時間がかかったりや消費電力が高くなってしまいます。電気代を安くするには部屋の温度を下げないことが非常に重要です。

室内では、窓に貼るだけで簡単に防寒できるシートや、隙間テープなどを活用することでさらに部屋の暖かい空気を逃しにくくなります。冬の時期はとても寒いですが、一工夫するだけで暖房の効果を高められるためぜひ活用してみてください。

暖房付けっぱなしで電気代が安くなる理由⑤暖まると他の暖房用品よりお得

部屋

暖房付けっぱなしで電気代が安くなる理由5つ目は、暖房を付けっぱなしにしておくと他の暖房用品を付けっぱなしにしておくより経済的にお得なためです。エアコンの暖房はつけ始めこそ消費電力が高く電気代がかかりますが、部屋が暖まると自動的に消費電力が少なくなり電気代はそれほどかかりません。

しかし電気カーペットや電気ヒーターなどは常に800Wから1000Wほどの消費電力がかかりるため付けっぱなしにすると、エアコンより電気代が高くなってしまうため節約を考えるのであればおすすめできません。


石油ヒーターは消費電力の面でみればエアコンより電気代が安いですが、灯油も必要になるためやはり電気代節約の面ではエアコンの暖房がおすすめです。

暖房の付けっぱなしで電気代が一番安くなる時間帯は?

暖房の付けっぱなしで電気代が一番安くなる時間帯は夜23時から翌朝7時

貯金

暖房の付けっぱなしで電気代が一番安くなる時間帯は、夜23時から翌朝7時です。電力会社では、夜間割引で夜に電気を使用する方が電気代は安くなります。夜22時から翌朝6時ということもあるため契約している電力会社に確認してみてください。

暖房を付けっぱなしにする方であればあまり関係ありませんが、こまめに入り切りする方はこの時間にエアコンを活用するのが最も電気代の節約におすすめです。

反対に朝7時から夜23時では電気代が一番高くなる

嫌

先ほどとは反対に朝7時から夜23時といった朝から夜にかけての時間帯では、電気代が最も高くなります。そのためお仕事などで日中家を空ける方であれば、日中の電気の利用は控えると節電になります。

ずっと家にいる場合でも暖房以外の洗濯機や乾燥機、充電といった夜の時間帯でも問題なくできる作業は、夜間割引の適用されている時間帯にまとめて電気を使用すると少し電気代がお得になるためぜひ活用してみてください。

暖房の節約でしてはいけないことは?

暖房の節約でしてはいけないこと①短時間の外出で暖房を入り切りすること

支度

暖房の節約でしてはいけないこと1つ目は、短時間の外出で暖房を入り切りすることです。こまめなエアコンの入り切りは、決して電気代が安くなるということではありません。

「暖房を付けっぱなしにすると電気代が安くなる理由」でもご紹介したように30分から1時間の外出では、逆に付けっぱなしにしておく方が節約効果は高く、電気代がお得になります。また冬の時期では付けっぱなしにしておく方が、帰ってきた時にお部屋も暖かく満足感が高まるためぜひ活用してみてください。

暖房の節約でしてはいけないこと②設定風量を弱にすること

注意

暖房の節約でしてはいけないこと2つ目は、暖房の設定風量を「弱」運転にすることです。暖房は、設定された温度に到達するまでが一番パワーがかかり、「弱」運転にしてしまうといつまでたっても部屋が暖まらず、エアコンの消費電力を通常よりもさらに増加させてしまいます。

そのためエアコンの設定風量は「自動」運転にすることが一番効率よく部屋を暖められ、電気代もお安くなります。部屋が少し暑いなと感じた場合は、リモコンの風量設定を「弱」運転にせず、設定温度を下げるなどして「自動」運転を保ちましょう。

暖房の節約でしてはいけないこと③古いエアコンでつけっぱなしにすること

買い物

暖房の節約でしてはいけないこと3つ目は、10年前や15年前に製造された古いエアコンで暖房をつけっぱなしにすることです。近年に製造されたエアコンは、10年前、15年前のエアコンに比べて性能が格段に向上しており昔のエアコン暖房を使う場合の電気料金と比較した場合、はるかに安く抑えられます。

逆に古いエアコンを使用していると使えば使うほど電気代は高くなってしまい、節約には向いていません。最新のエアコンと15年ほど前のエアコンの1時間あたりに対する電気料金を比較すると10円以上もの差が生じてきます。

10円ときくとあまり変わらないように感じますが、24時間では240円の差となり1ヶ月ではなんと7000円以上もの差が生まれます。そのため暖房をつけっぱなしにする機会が多いご家庭で、10年以上変わらず同じエアコンを使用しているのであれば、ぜひ買い替えを検討してみてください。

暖房を付けっぱなしにした時の電気代を知りエアコンを効率よく活用しよう!

嬉しい

暖房を付けっぱなしにした場合の電気代やこまめに入り切りした場合の電気代の違いをご紹介いたしましたがいかがでしたか?少しの外出も電気代を節約するために暖房を切っていたのであれば、これからはつけっぱなしにして効率よくエアコンを活用しましょう!

また次項では、1人暮らしにおすすめの電気代節約方法をご紹介しています。男性・女性かぎらず1人でできる簡単な節約方法ばかりですので、ぜひ試してみてください。「オール電化」住宅にかかる電気料金の節約方法もあわせてご紹介していますのでぜひこちらの記事も参考にしてください。

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