除湿器の電気代は安い?コンプレッサーとデシカントの違いなども解説
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
除湿機(除湿器)の電気代って?
デシカント式がもっとも高い
デシカント式、コンプレッサ式、両者の機能を併せ持ったハイブリット式で、それぞれの電気代を比較します。1日に5時間使用したとして、電気の単価は27円/kwhで計算します。- デシカント式 1日約37.8円 1ヵ月約1134円
- コンプレッサー式 1日約22.275円 1ヵ月約668.25円
- ハイブリッド式 1日約30.275円 1ヵ月約911.25円
ハイブリッド式には2つの良さがある
前述したように、ハイブリッド式はデシカント式とコンプレッサー式の機能を併せ持っているという特徴があり、2つの代表的な魅力があります。 1つ目の良さとして、冬場はデシカント式で除湿能力低下を防ぎ、夏場はコンプレッサー式で気温の上昇を防ぐことが可能です。2つ目の良さは、オールシーズンで一定の除湿効果があることです。通常、コンプレッサー式は夏に効果を発揮しやすく、デシカント式冬に効果を発揮しやすいですが、ハイブリット式はこの2つを季節によって使い分けられるためです。 このように、ハイブリッド式の除湿器はデシカント式とコンプレッサー式の良いところを効率的に使い分けています。電気代・機能と、総合的にも1番優れているように思われるハイブリッド式ですが、本体価格が高く、初期費用がかかる傾向にあるので注意が必要です。除湿機のおすすめの選び方とは?
通年で使用したければハイブリッド式
デシカント式は夏向き、コンプレッサー式は冬向きといったように、この2種類にはそれぞれ稼働しやすい季節、しにくい季節があります。しかし、ハイブリット式はこの両方を搭載しているため、通年で使用することができます。 本体価格は高い傾向にありますが、通年で安定した除湿機能が欲しい場合はハイブリット式が向いています。結露対策・移動させたいならデシカント式
デシカント式はヒーターを使用して除湿をします。そのため、冬場の寒い部屋でも効果を発揮しやすく、結露対策に向いています。また、デシカント式の除湿機は軽量の傾向が高いため、複数の部屋で使いたい場合に適しています。 ただし、デシカント式の除湿器は発熱量が大きいため、室内の温度が上昇するというデメリットがあります。また、ヒーターを活用することで、消費電力がかかることにも注意が必要です。電気代の安さならコンプレッサー式
コンプレッサー式は、他の2種と比べて電気代が安い傾向にあります。エネチャレンジの調査によると、除湿機を1時間使用した場合の電気代は、コンプレッサー式で約4.32円、デシカント式で15.78円とされています。(ハイブリット式ではどちらの方式で稼働させるかで電気代が変わります)しかし、振動音が大きい、室温が低い場合に除湿機能が落ちるというデメリットに注意しましょう。エアコンと除湿機の比較
エアコンよりコンプレッサーが安い
エアコンにも除湿機能があるのをご存知でしょうか。エアコンの除湿機能の電気代は、1日34.6円となっており、コンプレッサー式の電気代の1日22.275円に比べて、高いことがわかりました。電気代という点だけを考えるのであれば、コンプレッサー式の除湿器を選ぶのがおすすめです。洗濯物の乾きはエアコンの方が速い
乾燥機能という点で考えると、エアコンが良いということができます。前述したとおり、エアコンは除湿器に比べて電気代は高くなります。しかし、エアコンと扇風機を合わせて利用することで、除湿器より電気代を低く抑えて洗濯物を乾かすことが可能です。除湿機を使う注意点
つけっぱなしに注意
デシカント式はヒーターを用いているので、部屋干しの時など、布類の多い場所に長時間つけっぱなしにしないよう気をつけてください。また、コンプレッサー式は使用時に室温を1~2度あげてしまうという特徴があります。夏場に寝室でつけっぱなしにすると、寝ている間に室温が上がってしまい危険ですので注意しましょう。古い除湿機の劣化に気をつけよう
除湿機の寿命は、5年〜10年とされています。寿命を伸ばすために、機種ごとに指定された手入れをしっかりと行い、異常があった場合は修理やメンテナンスに出しましょう。まとめ
デシカント式・コンプレッサー式・ハイブリッド式の除湿器について解説しましたが、いかがだったでしょうか?電気代の安さ、稼働音、使用する時期などの除湿器の選び方がありました。生活に適した除湿器を選べるようにそれぞれの特徴を整理しましょう。商品やサービスを紹介する記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。