オーブンレンジの電気代計算方法!使用時間や料理別に紹介
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オーブンの電気代の計算方法は?

消費電気量×量あたりの料金
オーブンには瞬間の消費電気量が記載されています。この数値を使って電気代の計算をすることが可能です。多くの場合、電気代はWで記載されています。 瞬間の消費電気量に時間を乗じると、ある時間当たりの電気量を算出できます。電気代の計算のため、WからkWに算出した値を変換し、1kWあたりの電気料金を乗じることで、電気代が算出可能です。つまり、電気代は「{瞬間の消費電気量(W)×使用時間(h)÷1000(kWへ単位を変換)×1kWあたりの電気料金」で計算することができるのです。ガスオーブンのガス代も同様に計算
ガスオーブンのガス代も上記の式を使って計算することが可能です。ただし、ガスオーブンの場合、単位をJ(熱量)に変換する必要があります。1秒間に1Jの仕事が行われるときの仕事率は1w/sです。 つまり、1kWの仕事率は1000J/s(1kJ/s)です。例えば、1kWを1時間消費したとき、1kJ/sに1時間(3600s)を乗じます。1kWの電気量を1時間消費したときの熱量は「3600kJ/s(3.6MJ/s)」となります。 ガスオーブンに記載している定格ガス消費量の単位はkWです。その定格ガス消費量に上述の3.6MJ/s(1kWを1時間消費したときの熱量)と使用時間を乗じます。ここに、ガス会社が定めた1㎥あたりのガス発熱量(MJ/㎥ )を乗じなければなりません。 東京ガスの場合、1㎥あたり45MJ/㎥の発熱量があります。上述の計算結果をこの発熱量で割り、そこに、基準単位料金を乗じます。基準単位料金とは1㎥あたりのガス料金です。まとめると、「{定格ガス使用量(kW)×3.6MJ/s(1kWを1時間消費したときの熱量)×使用時間(h)}÷1㎥あたりのガス発熱量(MJ/㎥)×基準単位料金(1㎥あたりのガス料金)=ガス代」となります。オーブンの種類には何がある?

オーブンレンジ
オーブンレンジの定格消費電気量はおよそ1000Wです。1000Wは1kWのため、1時間消費したときの熱量は3.6MJ/sです。1㎥あたりのガス発熱量はおよそ45MJになります。基準単位料金を約130円と仮定すると、1000Wのオーブンレンジを1時間使った電気代は10.32円です。オーブントースター
オーブントースターの定格消費電気量はおよそ1400Wです。1400Wのオーブントースターを1時間使うと、およそ14円の電気代が掛かります。オーブンに限らず、あらゆる家電製品の電気代は消費する電気量によって変化します。この電気量の値が大きければ、その分電気代が掛かる、と言うことです。スチームオーブントースター
スチームオーブントースターの定格消費電気量はおよそ1380Wです。電気代は細かい変動はありますが、上述のオーブントースターと同じ位(14円ほど)と考えて問題ないでしょう。使用時間別の電気代は?

200度で使用した場合
調理温度と消費電力には直接的な関係はありません。つまり、200度に耐えられる設計のオーブンであれば、1000Wでも1400Wでも調理できる、と言うことです。持っているオーブンが1000Wの物で、200度の調理に耐えられる設計がされていれば、上述した式で計算可能となります。室温や庫内の大きさで差が出る
室温とオーブン内の温度差によって、電気代に差が生まれます。低い室温で使っている場合、オーブン内も温度が低くなり、設定の温度に到達するまでに時間が掛かるのです。室温とオーブンの設定温度に開きがあればあるほど、電気代が掛かることになります。上述したように、オーブンに記載されている消費電力と設定した調理温度との関係はない事に注意してください。料理ごと電気代を比較すると?

パンなどの発酵は1時間約15円
パンを作る際に欠かせない手順が発酵です。発酵にはおよそ1時間掛かると言われています。500Wのオーブンで発酵した場合、かかる電気代はおよそ15円です。焼き芋90分×160度で約20円
次に、オーブンで焼き芋を調理するケースを解説します。焼き芋の調理時間はおよそ90分です。1000Wのオーブンを1.5時間使用すると、およそ15円の電気代が掛かる計算になります。 注目すべき点は、料理内容と電気代には直接的な関係が無い、ことです。それぞれの調理に掛かる時間がかぎになります。電気代を明確に知るためには、調理内容やオーブンの温度、といった要素ではなく、今持っているオーブンの消費電気量と調理に掛かる時間が必要だということです。まとめ
電気で稼動するオーブンの場合、「{瞬間の消費電気量×使用時間÷1000×1kWあたりの電気料金」で電気代を算出することができます。ガスオーブンの場合も同じ計算を行っていますが、「{定格ガス使用量×3.6MJ/s×使用時間}÷1㎥あたりのガス発熱量×基準単位料金」と、計算する内容が異なることに注意してください。商品やサービスを紹介する記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
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