都市ガスコンロは激安?中古は?コンロの選び方や種類等まとめて解説

家で都市ガスを使っていてコンロが古くなった、あるいはプロパンガスの家から都市ガスの家に引っ越したという場合、都市ガス用のコンロの購入を検討することになるでしょう。都市ガス用コンロは、安いものから20万円を超えるものまで、価格もタイプも千差万別。どのように考えて選べばよいのか、役に立つ情報をまとめてお伝えします。

都市ガスコンロは激安?費用は?

都市ガス用コンロと聞くと、プロパンガス用より価格も高いのでは?というイメージがあるかもしれませんが、そのようなことはありません。プロパンガス用と価格帯は重なり合い、都市ガス用のほうが安いと感じられる機種もあります。 価格を知る前に、まずは「据え置き型コンロ」と「ビルトインコンロ」の2種があることを知っておきましょう。 「据え置き型」は別名「交換用」とも呼ばれ、キッチンに置いて使い、既存コンロとの交換も容易なタイプです。一方の「ビルトインコンロ」とは、基本的にシステムキッチンに組み込まれているコンロで、交換するとなると大掛かりになるのが普通です。

1口コンロ最安値

据え置き型コンロのうち、比較的シンプルである1口型は、ホースを延ばしてテーブルの上でも使うことができる手軽なタイプです。一人暮らしなどでスペースが狭い、あるいは設備費用を抑えたいといった場合に選ばれることが多く、価格も安いもので3,000円台からあります。

2口コンロ最安値

お湯を沸かしながら料理をする、あるいは、煮物のような時間がかかる料理をしながら別の調理もしたい場合には最低2口型が必要になります。価格は1口型よりは高くなり、12,000~13,000円台ほどです。

3口コンロ最安値

さらに複数の調理を行うのに便利なのが、3口型です。火力を分けつつ、じっくり煮込む料理と焼き物・炒め物などを同時に進めることができますが、価格はさらに高くなり、最低でも30,000円前後はする場合が多くなります。

ビルトインコンロ最安値

ビルトインコンロは、システムキッチン組み込み型のコンロです。リンナイやパロマといったよく知られたメーカーのほか、ハーマンのように古くからビルトインを主力にしてきたメーカーもあります。 また、独・ショット社のセランガラスを天面に取り入れた機種もあり、一般に高級感があるのはビルトインタイプということができます。2口、3口以上の大型になるのも特徴です。 価格は20,000円台からありますが、交換に際しては注意が必要です。
サイズやガス口の位置などが既に設置されているシステムキッチンに合うか確認するのはもちろん、ビルトインコンロの交換・取付は有資格者でないとできません。必ず販売店などに相談しながら進めることが必要です。

ガスコンロの種類

都市ガス(12A、13A)用

ガスコンロには、都市ガス用とプロパンガス用があります。 都市ガスには天然ガスを使用しており、メタンが主成分です。都市ガスは空気よりも軽いという性質から、ガス漏れとなった場合部屋の天井に溜まっていきます。天然ガスといっても日本でとれているわけでなく、90%は輸入に頼っています。 ガスメーターが設置となり、使用量は数値を見れば一目瞭然というのが特徴です。都市ガス用のコンロには、12Aや13Aといった表記がされています。

プロパンガス(LPガス)用

プロパンガスは、液化石油ガスとされており、プロパンやブタンといった成分が混ぜられて作られたガスです。 都市ガスは空気より軽い、と上述しましたが、一方のプロパンガスは空気より重い性質があります。つまり、ガス漏れした場合には、足元に溜まっていくことになります。 プロパンガスは家の外などにボンベを設置するのが特徴で、無くなる頃を見計らって、次のボンベが配送されるのです。プロパンガス用のコンロには、LPガスという表記があります。

コンロの種類を間違えるとどうなる?

都市ガス用のコンロとプロパンガス用のコンロは、全く別のものです。 上述の通りガスの種類が違うため、たとえばコンロだけでなく温風ファンヒーターや湯沸かし器などもそのまま使うことはできません。では、間違って都市ガス用のコンロにプロパンガスを繋いでしまったら(あるいはその逆をしてしまったら)どうなるのでしょうか。

火力が違うので非常に危険

特に都市ガス用のコンロをプロパンガスで使おうとすると、下記のような危険があります。
  1. 異常点火で大きな炎が出、家事ややけどの恐れがある
  2. 必要な酸素の量が違うため、一酸化中毒を起こす場合がある
  3. 機器が故障しガス漏れを起こす
命の危険にも直結しかねないことになるため、そのまま使うということは避けなくてはなりません。

コンロを間違えないためには

使用できるガスの種類を確認

市販のガスコンロには、必ず、都市ガス・プロパンガスどちらに対応したタイプなのか区別するラベルが貼ってあります。 もし知人から譲り受けた場合などで、万一ラベルが剥がれてしまっていた時には、口頭で聞くだけでなく取り扱い説明書などで必ず確認しましょう。 「都市ガス」「プロパンガス」という表記がなくても、たとえば「12A」「13A」といった記載があれば都市ガス用ということになり、「LPガス」とあれば、「LPガス」はプロパンガスの別名なのでプロパンガス用ということが判断できます。

同じ都市ガスでも使えないことも

12A、13Aのどちらかでしか使えないコンロが全くないとは言えません。もしどちらかでのみ使用可の場合には、違う標準発熱量のガス会社では使えないことになります。 また、ごく稀に、12A・13A以外の仕様で供給しているガス会社も存在します。12A・13A以外の場合には専用のガス器具が必要になり、「12A・13A共用タイプ」であっても使えないため注意が必要です。

コンロに関する疑問

ここでは、ガスコンロについてよくある疑問にお答えします。

都市ガスからプロパンガスへの改造

もしかすると「まだ使えるコンロを捨てるのはもったいない、なんとか改造や部品交換で使い続けられないか」と思う人もいるのではないでしょうか。実は、まったく不可能なわけではありません。 ただし、自分で行うことはできないのと、費用がそれなりにかかることは知っておく必要があります。具体的にどのくらいの費用が発生するのでしょうか。 リンナイの2口ガスコンロを、プロパンガス用から都市ガス(大阪ガス)用に改造した場合の試算です。出張費・作業費・部品代合わせて16,200円(税込)となり、冒頭に挙げた2口コンロ本体価格の最安値より高くなりました。 このように高くなってしまう場合、普及タイプのガスコンロならば、買い替えたほうが得と言えるでしょう。 一人暮らしで1口コンロを使っているならば、買い替えた方が安くなります。部品交換をして使い続ける価値があるのは、40,000~50,000円といった価格帯のコンロであるか否かになってくるでしょう。

中古品は買わない方が良い

買い替えるにしても、新品ではなく安い中古品を手に入れるのはどうだろう、と思われるかもしれません。これまで述べたような互換性の無さが影響してか、たしかにインターネット上には中古のガスコンロがいくつか出品されています。 価格も安くなっていますが、あまり中古のコンロを買うことはおすすめできません。ガスコンロは、一種の「消耗品」と考えるほうが適切だからです。点火スイッチや安全装置などは、高熱の環境で使われ続ける中で必ず経年劣化します。 そのため、新品で買い替えた方が、長い目で見れば安全でお得だと言えます。

ホースがなかなかつかない

「ホ-スを買ってきたが、先端が硬くてガス管にはまらない」という声があります。機器の交換を自分で行う場合や、ガスのホースが古くなって交換する場合の「知恵」を紹介します。 もしホースが硬くてはまらない場合には、ホースの先端に石鹸水などを塗り滑りやすくすると、つけやすくなります。ぜひ試してみてください。

まとめ

ガスコンロは毎日の食生活に欠かせないもののため、常に安全・快適に使いたいものです。中古で購入する場合、販売されてから10年以上経っていたら、性能が劣化していたり故障が近づいていたりする可能性もあります。危険な事態にならないためにも、早めに正しく交換することを考えるようにしましょう。

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