空気清浄機の一ヶ月の電気代は高い?ダイキン・シャープ等のまとめ

一般家庭での普及が広まっている空気清浄機。気になるのは電気代ですが、空気清浄機の電気代は高いのでしょうか。今回は、ファン式の加湿空気清浄機で、寝室などで使われるサイズの機種を例に挙げながら、ダイキン・シャープ・パナソニック・日立の4つのメーカーをそれぞれ説明します。

空気清浄機の電気代は一ヶ月いくら?

機種や運転モードによって金額が変わる

空気清浄機は長い時間使うことが多く、つけっぱなしにしていることもある家電製品なので、電気代が気になるかもしれません。電気代は、各メーカーの機種や、「強・中・弱」などの運転モードにより変わります。 どの機種も運転モードを「強」や「ターボ」にすると、集塵能力が上がると同時に電気代も高くなり、「弱」や「静音」にすると電気代は安くなります。機種によっても電気代は変わるため、集塵能力などの性能と価格などを比較して機種選びをしてください。

24時間つけっぱなしには要注意

空気清浄機を24時間つけっぱなしにすると、電気代はいくら位かかるのでしょうか。重要なのが運転モードで、「ターボ運転」が最も高くなり、次いで「強運転」「中運転」「弱運転」となるため、電気代にかなりの差が出てきます。 「弱運転」であれば24時間つけっぱなしでも1カ月あたり100円前後、「中運転」であれば550円前後ですが、「強運転」や「ターボ」にすると2,000円近くになることもあります。メーカーや種類によっても電気代は異なるため、詳しくは各メーカーの商品ラインアップページ等をご覧ください。

各メーカー空気清浄機の特徴と電気代

ダイキン・加湿ストリーマ空気清浄機

ダイキンの空気清浄機は、ストリーマをフィルターなどに照射し、臭気成分の分解や除菌などを行います。ストリーマとはプラズマ放電の一種であり、カビ・ダニ・花粉などを除去する効果があります。集塵フィルターや脱臭フィルターだけでなく、加湿フィルター、水トレーなどにもストリーマ照射します。 ダイキンの空気清浄機の電気使用量として、2015年モデルのMCK55Sを例に挙げて紹介します。こちらは加湿機能付きのスリムタワータイプで、寝室や子供部屋などにちょうどよいサイズの機種です。空気中にイオンを放出するアクティブプラズマイオンと、ストリーマによるダブル方式です。
24時間運転の1カ月の電気代は、1kWh=27円で計算すると「ターボモード」で約1,089円、「標準モード」で約330円、「弱モード」で約194円、「しずかモード」で約117円です。

シャープ・プラズマクラスター空気清浄機

シャープの空気清浄機にはプラズマクラスターが搭載されています。プラズマクラスターには空気浄化や除電、消臭などの効果があります。シャープの空気清浄機のラインアップから、加湿機能付きのスリムコンパクトモデルを例に挙げて説明します。 2016年モデルのKC-G40は、プラズマクラスター7000搭載の機種です。また、集塵・脱臭一体型フィルターを採用しており、取り扱いが簡単ですし、別売の使い捨てプレフィルターを後ろパネルに貼って使用すれば手入れが楽になります。 集塵・脱臭一体型フィルターの交換目安は約2年です。24時間運転の1カ月の電気代は、「強運転」で約1,050円、「中運転」で約253円で、「弱運転」で約64円とされています。

パナソニック・ナノイー機能つき空気清浄機

パナソニックのイオン効果といえばナノイーですが、空気清浄機にも搭載されています。ナノイーは、花粉やPM2.5などの有害物質の抑制に効果があります。 パナソニックは、F-VX501という機種について説明します。この機種は操作や構造がシンプルなのが特徴です。加湿機能が自動運転で、ON/OFFボタンがないため、加湿したくない時は水を捨てる必要があります。また、タンク一体型の給水トレーになっています。 更に、加湿フィルターが固定式で回転させるモータがないため、音が静かです。その他に、前面吸気のため、壁際の設置に有利であるという特徴もあります。24時間運転の1カ月の電気代は、「ターボモード」で約914円、「中モード」で約156円、「静音モード」で約97円です。

日立・加湿空気清浄機

日立の加湿空気清浄機は、本体前面がガラスパネルになっており、タッチパネル操作で高級感があるのが特長です。日立独自の特長として「自動おそうじ」機能が付き、プレフィルターを自動的にきれいにしてくれます。さらに、2018年3月時点で業界最高水準となる「ワイドスピード集じん」機能は、8畳の部屋をわずか6分できれいにします。 日立の加湿空気清浄機(EP-NVG110モデル)の場合、空清運転時の「静モード」で約150円、「中モード」で約210円、「強モード」で約240円、「ターボモード」で1,860円です。 加湿器の電気代について知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

空気清浄機の電気代を抑える方法は?

外出時には「静音」モードに切り替え

空気清浄機は、1年間24時間稼働させることもある家電製品です。春には花粉対策、夏には脱臭、冬にはウィルス抑制など、年間を通して必要になる可能性があるからです。加湿機能付きであれば、冬の乾燥防止として使うこともできます。 しかし、使いっぱなしの時間が長くなればなるほど気になるのが電気代です。空気清浄機は運転モードにより消費電力が大幅に変わりますので、外出時や就寝時は「弱運転」や「静音モード」にすることで節約になります。また、機種ごとの節電コースなどを上手に活用するとよいでしょう。

夜間の電気料金を見直す

電力会社の料金プランには、使用量に応じて単価設定する従量電灯と、時間帯などにより電力料金単価が変化するプランがあります。従量電灯での契約が主流となっていますが、日中不在のことが多い家庭や夜の電気使用量が多い家庭なら、夜間の電力利用単価が安いプランに変更すると、電気代の節約になるかもしれません。 空気清浄機を就寝時に何台も動かしている方、エアコンや洗濯乾燥機、食器洗い乾燥機など電気代の高い家電製品を夜に使用している方は、検討してみてください。 なお、日本は2016年4月からの電力自由化によって、一般家庭においても自由に電力会社を選べるようになったのは記憶に新しいところです。小さい子供がいる、などで一年中つけっぱなしにしている場合は、電力会社も比較・検討して自由に選んでみるのもおすすめです。

空気清浄機の効果を高めるポイントは?

フィルターをこまめに掃除する

空気清浄機の構造はシンプルで、汚れた空気を吸い込み、フィルターを通過させることにより、汚れと臭いを除去します。そのフィルターには3種類あります。
  • プレフィルター 吸込み口から入ってくる大きな埃を取り除く
  • 集塵フィルター 微細な埃の他、花粉やPM2.5、ウィルスなどの有害物質を除去する
  • 脱臭フィルター 臭いを吸着する
それぞれのフィルターを定期的に掃除し、お手入れすることにより空気清浄機の効果が維持できます。

エアコンの暖房や冷房と併用する

空気清浄機は、エアコンの冷暖房と併用することで、効率を上げることができます。エアコンが空気を循環させるためです。 その際の空気清浄機の設置場所ですが、冷房運転時はエアコンの真下、暖房運転時はエアコンの反対側が効率的です。エアコンの冷房時は風向きが上になりますので、降りてくる埃を吸い込める場所に設置します。暖房時は風向きが下になりますので、舞い上がる埃を吸い込める場所に設置します。 エアコンの電気代については、こちらの記事をご覧ください。

設置するスペースに余裕を持たせる

空気清浄機は、吸込み口からたくさんの空気を吸えるように設置しなくては効果が落ちてしまいます。部屋の隅や家具の脇など、空気が滞留するような場所への設置は避けてください。また、吸気口が背面であれば、壁との間にもスペースが必要です。部屋の入口や玄関に置くと、埃や有害物質が外から侵入するのを防ぐ効果が期待できます。

まとめ

空気清浄機は、パワフルに短時間で空気を吸い込ませたり、長時間稼働させたりと、使い方によって効果や電気代が変わります。空気をきれいにする仕組みは、ファンを回転たせて空気を吸い込み、フィルターを使って空気の汚れをとるというものです。そのため、24時間稼働でも電気代はそれほどかかりませんが、電気の無駄遣いは避けて賢く快適に使いましょう。 こちらの記事もおすすめです。

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