定期預金とはどんな仕組み?ゆうちょやみずほ、メリットなど解説
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定期預金の仕組みとは?いくらから?
一定期間引き出し不可!貯蓄用の預金
定期預金で預金をした場合、通常の預金と比べ一定期間引き出せないデメリットがあります。 引き出せない期間とは各金融機関のキャンペーン等により異なりますが、短期の定期預金で数週間や、長期の定期預金で10年などの期間があります。普通預金よりも高い金利で預けられる
一定期間預金が引き出せないことは、お金を預ける側としてはリスクとなり得ることもありますが、設定された期間の預金を約束することで、通常の預金より金利が優遇されるメリットがあります。1円から定期預金可能な銀行も
定期預金をする場合は、各金融機関のキャンペーン等で預金額についての条件がある場合があります。例えば「期間6ヶ月/10万円以上で年0.15%」などの期間と預金額の条件です。 しかし、定期預金の方法には様々あり、都市銀行には1円から定期預金ができる銀行もあります。一定期間引き出しが出来ないことが心配な方は、少ない資金でも始められるので安心だと言えます。定期預金にはどんな種類がある?
最も一般的な「スーパー定期」
「スーパー定期預金」と聞くと、普通の定期預金との違いが分からないという方もいるかもしれませんが、一般的な定期預金の種類です。 実は、かつては預金者の金利には規制が多く、自由な金利設定ができませんでした。自由な金利設定のできない定期預金は、1991年に自由金利型定期預金が登場し「スーパー定期」となりました。 その後、徐々に規制のあった定期預金は無くなっていき、現在は「スーパー定期」の表現のみとなっています。 スーパー定期とは、一定期間預金の引き出しができないことが条件(1カ月~10年の期間)です。 預金額が300万円未満は「スーパー定期」・預金額が300万円以上は「スーパー定期300」・預金額が1000万円以上は「大口定期」となっています。給与から天引きできる「積立預金」
積立預金はスーパー定期とは異なり、毎月指定した額と指定した日に、自動で定期預金へと預け替えをするサービスです。 例えば、毎月の給料日が20日の場合、20日に毎月5万円を積立するように指定することで、毎月5万円を「積立預金」として預け替えします。毎月の給料に余裕があり、普通預金のまま預金をしている方におすすめです。ゆうちょ銀行の「定額貯金」
スーパー定期に類似したサービスとなりますが、「定額貯金」は6カ月間の引き出し制限満期後は自由満期となり、いつでも預金の引き出しが可能となります。 スーパー定期と異なるポイントは、6カ月の引き出し制限満期後も引き出さずに預金を継続すると、最長10年間まで「定額貯金」の優遇金利(半年複利)を受け取ることができます。 最低預金額は1,000円からと敷居も低く、初めの6カ月の制限の満期を待つことで、満期後に引き出す必要がなければそのまま優遇金利を受け取ることが可能なのです。みずほ銀行の「定期預金」
みずほ銀行の定期預金の種類は、一般的なスーパー定期の他に「みずほ変動金利定期預金」と「みずほ期日指定定期預金」があります。 みずほ変動金利定期預金とは、6カ月ごとに適用金利が見直しされる定期預金です。固定金利とは違い、6カ月ごとに変動した金利(指標金利)にプラスして、スプレッド金利が付加されます。 満期は3年後となりますが、満期までの間に金利が上昇すれば一般的な定期預金より受け取り金利が高くなります。ただし、金利が下降すれば一般的な定期預金より受け取り金利が低くなることもあり注意が必要です。 一方、みずほ期日指定定期預金とは、1年間の満期後、最大3年間定期預金を継続することができます。1年間の満期後は定期預金の一部支払いも可能です。定額預金で得られるメリットとは?
利息の条件が比較的良い
定期預金は通常の普通預金より利息が優遇されていることが多く、既に貯蓄用の普通預金口座で貯金をされている方にとってはメリットが大きいです。 また、定期預金には、店頭表示金利以外にも期間限定のキャンペーン等で通常より金利が優遇になることもあるため、うまく活用しながら定期預金を始めるとさらにお得となります。元本割れの心配がない
お金を増やす方法として為替や株等の投資という手段もありますが、投資は自己責任となり元本の保証はありません。 しかし、銀行の定期預金には、万が一銀行が破綻しても預金1,000万円+利息を上限に、預金者の資産を保護する制度の「ペイオフ」があります。そのため、1,000万円までは元本割れの心配が無く、安心して預金積立ができます。 ※外貨預金(定期預金)等、一部保証の対象外があるためご注意ください。確実に貯金できる
普通預金口座と異なり、満期まで引き出しができない条件があるため、衝動買いや無駄な出費を抑えることができます。また、自動引き落としの定期預金にすれば、毎月決まった額を自動で貯金してくれるため、お金の管理がスムーズにできます。定期預金を始める時の注意点は?
満期までお金を引き出せない
定期預金は一定期間引き出せないことが条件で優遇金利を受け取ることができますが、指定期間は引き出しできないので注意が必要です。万が一のために、ある程度の額は普通預金とし、余裕資産の分だけを定期預金に貯金することがポイントです。途中解約するとペナルティがある
銀行側としては一定期間の預金を条件に優遇金利を支払うこととなるので、定期預金の途中解約にはペナルティがある場合があります。 ペナルティで元本が割れるといった心配はありませんが、当初の優遇金利が中途解約利率の適用となり、預金期間によって変わりますが利息が付かなくなる場合があるので、途中での解約は注意が必要です。まとめ
資産形成の方法はいくつもの種類があり、リスクのある方法から限りなくリスクの無い方法まであります。投資等によって利益を狙う方法もありますが、一方で元本割れのリスクがあります。 資産は、適切に分散することにより将来の資産を上手に管理することができるものです。定期預金は元本割れのリスクが無く、長期的な受け取り金利によって、確実に資産を増やしていくことができるのではないでしょうか。商品やサービスを紹介する記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
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