プロパンガス節約法が丸わかり!お風呂や賃貸、キッチンはこれでOK

プロパンガスは、日本国内で減少傾向とはいえ、まだまだ広く使われています。けれども、都市ガスに比べると一般的に割高で、光熱費の中で最大の割合を占めることもあります。節約するにはどうしたらよいか?役立つ情報をご紹介していきます。実際には季節や住宅の形態によって変化する場合もあることを含みつつ、参考にしてください。

プロパンガスのガス代節約の前に

使用量の平均を知る

まずは自分がガスをどれくらい使っているのか、把握することが第一歩です。ガスの使用量は、ポストに入ってくる検針票や請求書に書かれています。ガス会社によって書式が異なりますが、今月の使用量として明記されていない場合は、前回検針と今回検針の数字の差が今回請求される使用量ということになります。まずそれが、標準的な範囲に入っているのかどうか、確かめることから始めましょう。

一人暮らしの使用量

一人暮らしであれば、プロパンガスの場合の使用量は3~7㎥が標準と言われています。これは調理や暖房に使う分、お風呂やシャワーで使う分を全て合計した数値です。あくまで標準ですので、毎日お風呂に入ったり、一日何度もシャワーを浴びる夏期などはこの範囲におさまらないことは当然あります。

二人暮らしの使用量

二人暮らしでは、標準的な使用量も、ほぼその倍の7~15㎥ということになります。暖かいものを毎日調理したり、お風呂に毎日入ったりする冬は多くなる傾向があります。自宅の形態(一戸建かマンションか)によって、同じような生活をしていても、使用量に差が出る、あくまで「標準」にすぎません。 けれどもこの数値より極端に使用量が多い場合は、「使い過ぎ」であり、何か原因がある可能性があります。使用量の多さは、料金の高額化に直結します。使用量を抑える方法を検討する必要が出て来る可能性があります。

お風呂でのガス代節約方法

追い炊きとお湯張り機能を見直す

実はかなり誤解されているのが「追い炊き機能」です。新たに沸かしながらお湯を張るよりガス代が少なくてすむ、と広く思われていますが、実は完全に冷めたお湯を沸かし直すと、節約できるのは水道代だけで、ガス代で見ると、新しくお湯を張った方が安く上がるのです。したがって、追い炊きは一晩のうちなど最小限に留め、翌日以降は蛇口からお湯を張り直した方がガス代は節約につながります。

湯船の蓋はこまめに閉める

少しの間でも浴槽に誰も入っていない間は蓋を閉める習慣が、節約に役立ちます。最近の浴槽や蓋は保温性能が上がっているので、沸かしなおさなくても、快適な湯温を保つことができます。また、お湯を入れる際にも、自動お湯張り機能により入る湯量が多めに設定されていることも注意すべき点です。自動的にストップするタイミングより早めに注湯を止めても、十分快適な入浴をすることができます。

給湯器の電源はこまめにOFF

給湯器はお湯を出さなければガスを使いません。したがって、給湯器の電源をこまめに切った方が節約になるというのは、ガス代ではなく電気代の話と思われがちなのですが、実はそうではありません。電源が常時入っているとガスも無駄に使われているのです。 それは、手を洗う、うがいをするといった短く水を出す時間でも、電源が入っているとセンサーがはたらき、お湯を出そうとガスを使ってしまうからです。けれども使う人は、お湯が出る前に蛇口を閉じてしまうのでガスが使われていたことを意識していません。短い間でもガスが使われているというこまめな意識が重要になります。

シャワーの使い方に気を付ける

I分に12Lのシャワーを浴びた場合、ガス代は16分半ほどで、お風呂にいっぱいお湯を入れるのと同じくらいになります(浴槽を200Lとした場合)。意外な消費量ではないでしょうか。実際にはお風呂に入るときも、頭洗いにはシャワーを使うことが多いので、プラスオンになっている場合もあります。

キッチンでのガス代節約方法

キッチンはお風呂と並ぶガスの消費量となっています。ここでのガス代節約の極意は、ガスを使わないで済むときには使わない、使わざるを得ないときはできるだけ効率的に使う、という単純なことに尽きるのです。

圧力鍋を活用

ことこと煮込む際に圧力鍋を使うと、時間が短縮され、よりおいしく仕上がるのは料理をする人なら知っていることと思います。それが実はガス代節約にもつながるのです。圧力鍋は、ガス代節約の強い味方と言えます。

電気ケトルや卓上ihを活用

ちょっとお茶を飲むため、あるいはインスタント食品に入れるためのお湯を沸かすくらいであれば、ガスでやかんを使って沸かすより、電気ポットを使うほうが時間も料金も少なくてすみます。また、食卓で焼肉や鍋を囲む場合も、ガスコンロより卓上ihを活用するほうが節約になり、しかも、安全に食事を楽しむことができます。

電子レンジを活用

冷凍食品の解凍、あるいは料理の下ごしらえのために加熱する場合にも、ガスコンロ上で行なうより電子レンジを活用するほうがはるかに節約になります。インスタントラーメンを水に漬けてレンジに入れるだけで食べられるように出来上がるプラスチック容器を、100円ショップでも売っていたりもします。ガスを本当に使用しなければならない場面は、キッチンの中で少なくなりつつあります。

ガス代節約グッズを利用して節約

節水シャワーヘッドを活用

「浴室でシャワーに使うガス代が高くなってしまう」という話をしましたが、シャワーのない生活というのも考えにくいと思います。シャワーを心地よく楽しみながらガス代を節約できるか、が課題になります。そのためにおすすめしたいのが、節水シャワーヘッドへの交換。 もともと水流を抑えて水道代を節約するために開発された節水シャワーヘッドが、湯量も減らし、ガス代の節減につながるのです。

手元ストップボタンでさらに節約

ホームセンターなどで市販されている節水シャワーヘッドは、ほとんどが手元スイッチで、水の放出量を止められるようになっています。お湯が出っぱなしになっている状態をこまめに止められれば、ガス代の節約にもつながります。

賃貸の場合の節約法は?

これまでさまざまな節約方法を紹介しましたが、「ウチは賃貸だからそんなに自由に変えられない」と思われた方もいるかもしれません。そういう方にはぜひこの先を読んでいただきたいと思います。たとえば、プロパンガス会社との交渉です。

大家さんに聞いてみるのもアリ

賃貸(集合住宅の場合)は、ガス会社とマンション(アパート)の大家さんが契約しているために、もともとの料金設定が固定的で、節約自体が難しい場合もあります。でもそれだけで諦めるのはもったいないと言わざるを得ません。相場に比べて大きく高いと感じたら、大家さんに直接相談し、ガス会社や料金設定を見直してもらうよう交渉するのもひとつの手です。 大家さんは、ガス会社と深くつながっていることも多いのですが、高いガス代は直接自分の収入になる訳ではなく、むしろ入居者の出費が下がる方が、物件としての競争力になると考えることも大いにあり得ます。調べた情報をインプットすることが、大家さんに喜ばれることになる可能性もないとは言えません。 大家さんと向かい合う前に、親しい賃借人(店子)の仲間でまず相談し、「共闘」するのも、交渉力を上げる一つの手とも言えます。また大家さんとの相談やガス会社との交渉をサポートしてくれる会社もあるので、相談してみるとよいでしょう。 またガス代については「ガス代の一人暮らしの平均は?プロパンが高い理由や節約方法を紹介」の記事も参考にしてみてください。

まとめ

プロパンガス代を節約するためのあれこれ、大きなことから小さなことまで紹介してきました。漫然と使い続けているのと、気をつけているのとでは、長い間に、大きな出費の差になる可能性があります。まずは今できることから始めてみましょう。

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