電気代はなぜ高い?原因と解決方法を徹底調査!

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電気代はなぜ高いのでしょうか?冷暖房を使う季節の電気代は特に高くなりがちです。日常のちょっとした工夫が電力消費を抑え、電気代が安くなるかもしれません。さらに、もしかしたら節電になっていると思っていた工夫が誤りだったということもあるかもしれません。電気代を節約する正しい方法を解説します。

電気代のかかる電化製品は?

エアコンは電気代

一般家庭のエアコンの消費電力は、冷蔵庫や照明機器、テレビと並びトップ5に入ります。(参照:家庭のエネルギー消費の実態-経済産業省資源エネルギー庁)。エアコンは電気を入れっぱなしにする冷蔵庫などとは違い、リモコンがありスイッチの入り切りが可能です。エアコンは使い方次第で節電ができる上に、快適に過ごすこともできる家電と言えます。 エアコンは室温を上げたり、下げたりするのに多くの電力を必要とします。エアコンは自動運転に設定しておき、こまめにオン、オフを繰り返さないようにしましょう。

パソコンの使い方が電気代を左右する

パソコンは起動とシャットダウンに多くの電力を必要とします。一時的に席を離れるときなどはシャットダウンではなく、スリープ状態にしておくと、復帰も早く電気代も節約できます。マイクロソフト社の調査でも、パソコンを一時的に利用しない(約90分)場合、スリープ状態にしておく方が電気代を抑えられることができるという結果が公表されています。(参照:節電しながら賢く PC を使うには?) また、ディスプレイの輝度を40%に抑えると、100%で使ったときと比べて23%の節電になります。さらに、デスクトップパソコンのディスプレイ輝度を下げるとノートパソコンと比べて大きな節電効果があります。

待機電力を節電するには?

コンセントを抜くだけ!

電化製品の電源が入っていなくても、コンセントを差しているだけで電力を消費してしまいます。このように、家電製品の電源プラグをコンセントに繋いでいるだけでも消費する電力のことを一般に待機電力(正式には待機消費電力)と言います。待機電力を使う機器の例は、テレビなどリモコンの操作信号を待ち受ける機器や、時刻表示を続ける家電製品が代表的です。 待機電力は、コンセントを抜くだけで消費を抑えられます。ひとつの家電あたりの節約量は少ないかもしれませんが、塵も積もれば山となるです。ぜひ実践してみてください。

契約アンペアを下げる

電化製品の使い方を見直したり、待機電力など節電に成功したら、契約アンペアの確認もしましょう。一般家庭では10A~60Aから契約アンペアを選ぶことができ、アンペア数が上がるごとに電気代の基本料金が高くなる仕組みになっています。 アンペア数の目安は、同時に多くの電気製品を使う家庭では50A~60Aを、単身者やあまり家電を使わない家庭では20A~30Aといった小さいアンペア数で契約することで無駄な電気代を払わずにすむ可能性があります。1年でもっとも電気を使用する時期を想定して適切なアンペア数を検討しましょう。

意外と知らない電気料金プランって?

契約プランの見直し

契約アンペアを下げると電気の基本料金が安くなりますが、同時に使える電化製品が減り不便になるケースがあります。そんな時は契約プランの見直しをしましょう。電力の自由化によって、ガス会社が電力事業に乗り出すなど、電気事業者の中で競争が激しくなっています。電力会社でもお得なプランや需要に応じた料金プランなどがラインアップされています。引っ越して電気を開通しっぱなしということも少なくないと思います。一度、契約している電力会社の料金プランを確認してみましょう。

「時間帯別電灯」を利用する

一般家庭の電力プランは、多くの場合は「従量電灯」になっています。これは24時間、同一単価のプランです。電力プランには「時間帯別電灯」という夜間の電気代が安くなるプランがあります。電力会社によって違いはありますが夜22時又は23時~翌朝7時又は8時まで深夜料金が適用されます。 仕事などの都合で日中家を空けることが多く、家で過ごすのがもっぱら夜間になる家庭に向いているプランです。このように、ライフスタイルに応じた電力プランがあるので、プランについて検討してみる価値は十分にあると思います。

夜間料金をうまく使う方法

夜間料金が安い「時間帯別電灯」プランの有効な使い方は、日中やるべき家事などを夜間や早朝に回すことです。炊飯、携帯電話やノートパソコンの充電等を夜間に行うことはできないか確認してみましょう。 居住環境によって難しいことがありますが、洗濯を夜間にやるなども手です。夜間料金の時間帯は7時か8時まであるので早起きすれば間に合います。また、充電式家電なら夜間料金を使って充電し、日中使用することができます。充電式家電には、ノートパソコンや充電式の掃除機などがあります。

電気代が異常に高くなった時の原因は?

漏電の可能性

心当たりなく電気代が異常に高くなった時の原因として疑いたいのが漏電です。最悪の場合感電や火災などに発展する可能性があるのですぐに解決を図りましょう。原因として多いのは、絶縁ができなくなっている通電ケーブル内に水が入ってしまうことです。 電源ケーブルを家具で踏んでしまっていたり、水がかかりやすい所に防水機能のない電化製品を置いていることはないか確認しましょう。コンセントとプラグの間にホコリがたまって漏電するトラッキング現象にも注意が必要です。こちらも最悪の場合、発火することがあります。毎日便利に使っている電気ですが、怖い一面もありますので取扱説明書をよく読むなど最低限の注意を払って使いましょう。

メーターの故障や盗電の可能性

先月と同じような生活をしていたのに電気代が跳ね上がっていた場合、メーターの故障や盗電の可能性もあります。消費電力に心当たりがなく漏電の可能性もない場合は、電気保安協会や、契約している電力会社に問い合わせてみましょう。

オール電化は節電に効果ある?

オール電化の大きなメリットはガス代や石油代がかからないことです。コンロはIHクッキングヒーター、給湯器はエコキュート、暖房は石油ファンヒーターや、床暖房、エアコンなどを使用します。ガス代の基本料、使用料がかからないため「時間帯別電灯」で夜間電力を有効活用をすることで電気代を抑える工夫ができます。しかし、専用の設備が必要になり設備を含む工事費が割高になる傾向があります。 一方、災害などで電気が止まると熱源が無くなる、メンテナンスが欠かせないなどデメリットもあり、ライフスタイルに合わせた検討が必要になります。 オール電化の電気代については下記の記事も参考にしてみてください。 [blogcard url=”https://cktt.jp/3848“]

まとめ

例を挙げてきたように、契約の見直しや、電源プラグの配線の見直しなど電気代が少しでも安くなる方法はたくさんあります。また、電気代の請求額を気にかけることで、漏電などに気づき安くもなります。電気の節約をぜひ実践してみてください。

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