電気代の基本料金とは?日割りや基本料金変更など分かりやすく解説!
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基本料金とは?電気代の計算方法
【基本料金制】東京電力・東北電力・中部電力など
契約アンペア数により決まった基本料金に、使用電力量に応じて計算した電力量料金を加算して毎月の電気代を計算します。契約アンペア数は10Aから60Aがあり、主に住宅の広さや用途、居住人数によって必要な目安となるアンペア数が異なります。電気代計算方法
「基本料金+電力量料金+燃料費調整額-口座振替割引額+再生可能エネルギー発電促進賦課金」 ※基本料金制を含むと以下2つの料金制には、共通して燃料費調整額や再生可能エネルギー発電促進賦課金が電気代に加算されます。【最低料金制】関西電力・中国電力・四国電力など
最低料金制には基本料金はなく、地域別で異なる11~15kWhを最低料金として、11~15kWhを超えた電力量に応じた電力量料金を最低料金に加算して毎月の電気代を計算します。 最低料金は関西電力、中国電力15kWh、四国電力11kWhになります。電気代計算方法
「最低料金+電力量料金+燃料費調整額-口座振替割引額+再生可能エネルギー発電促進賦課金」【基本料金無料】Looopでんき
基本料金が無料のLooopでんきは基本料金が0円で毎月の電気代は使った分だけととてもシンプルな料金プランとなっています。その計算方法もシンプルで東京電力や関西電力などそれぞれの管轄エリアごとに単価が設定されており、使用した電力量に応じた電気代が請求される仕組みになっています。電気代計算方法
「基本料0円+電力量料金+燃料費調整額-口座振替割引額+再生可能エネルギー発電促進賦課金」 こちらの記事もぜひご覧ください。 [blogcard url=”https://cktt.jp/4130”] [blogcard url=”https://cktt.jp/3848”]電気を使わなかった場合の電気代とは
長期出張や、旅行、入院などで1ヶ月間全く電気を使わなかったときの電気代はどうなるのか気になるところです。料金計算の方法別で解説します。基本料金制だと基本料金は半額に
基本料金制の場合、ひと月分の使用電力量が0kWhの場合は基本料金が半額になります。冷蔵庫など家電のコンセントが差してあれば多少なりとも電力を消費するので、この場合は基本料金と使用した電力消費量に応じた電気代がかかります。長期に亘り全く電気を使わない期間がある場合、メインブレーカーを切るなどして不要な電気の使用を避けましょう。最低料金制は最低料金の電気代が発生
最低料金制の場合、まったく電気を使わなかった場合であっても最低料金11~15kWh分の電気代がかかります。月の使用電力が11~15kWh未満の場合、自動的に最低料金になるため、出張等で全く電気を使わなかったときであってもメインブレーカーを落とすなどの対応は必要ありません。防災やトラブル防止のため、必要に応じてメインブレーカーを落とすなどの対応をしましょう。 なお、基本料金無料の場合、もともと基本料金が0円なので使用電力量が0kWhの月の電気代は0円です。引越し月の電気代は日割り計算される
入居の場合は引っ越した日(使用開始日)から初回検針日の前日まで、退去の場合は最終検針日から退去の日(最終使用日)までの期間の日数が日割り計算の対象となります。基本料金制では電気を使用した日数に応じて基本料金が、最低料金制では3段階それぞれの範囲を区分して日割り計算がされます。電気代の基本料金を下げる方法
A(アンペア)数を下げれば基本料金は安くなる
契約アンペア数は10A、15A、20A、30A、40A、50A、60Aに区分され、料金が段階的に高くなるような形で設定されています。従って、契約アンペア数を上げれば基本料金が高くなり、反対に契約アンペア数を下げれば基本料金が安くなります。アンペア数の変更にはアンペアブレーカーの取り替え工事が必要ですが、電力会社に変更の申し込みを行うと無料で変更できます。 (※電気設備の状況により、工事費が発生する場合があります。特に古い設備で変更を検討している場合は注意しましょう)契約プランのアンペアを確認する方法
契約プランのアンペア数の確認は、分電盤(ブレーカー)を見る方法と検針票(電気ご使用量のお知らせ)を見る2つの方法があります。分電盤からの確認方法は分電盤のアンペアブレーカーに色や数字で契約アンペア数が表示されています。アンペアブレーカーの色とアンペア数は赤10A、桃15A、黄20A、緑30A、灰40A、茶色50A、紫60Aです。 検針票(電気ご使用量のお知らせ)での確認方法は、検針票の右側、氏名の下あたりに契約内容が記載されており、そこに契約アンペア数の記載もあります。また、電力会社に直接問い合わせて確認することも可能です。電気代の基本料金を変更するポイント
アンペア数を下げるときの注意点
契約アンペア数の大きさは、同時に使用できる電気の量を表しています。同時にどの程度の電気機器を使うのかが、契約アンペア数を選ぶ際のポイントになります。1年を通じてもっとも電気を使用する時期(同時に多くの電気機器を使う調理時、冷房機器を使う夏、複数の暖房機器を使う冬など)を想定してアンペア数を決めると良いでしょう。 アンペア数を下げすぎた場合、瞬間的に使用する電力量が契約アンペア数を超えてしまうため、ブレーカーが落ちやすくなるなど、日常生活に支障が出てしまうので注意が必要です。一人暮らしで必要なアンペア数の目安
平均的な一人暮らしの場合、冷暖房機器を使用しながら夕食の準備をしている状況で使用する電力はおよそ22Aです。省エネ家電を使ったり、冷暖房を一時的にOFFにするなどの工夫次第で20A契約でも不都合ない生活が送れる可能性があります。 しかし、省エネ家電は高性能で標準的な家電と比べて割高になるため、節電効果と家電のコスト差が判断材料になってきます。30Aであれば標準的な家電で対応できる上、電力に多少の余裕もあるので一人暮らしの場合は30Aを目安とすると良いでしょう。2人暮らしで必要なアンペア数の目安
2人暮らしの場合、さらに家電の使用頻度が高まります。同じく冷暖房機器を使用中の夕食時にドライヤーや電子レンジも同時に使用した時の消費する電力は、およそ36Aになります。家電を使うタイミングを変えれば30Aでも賄えると思いますが、最低でも40Aは欲しいところです。 2人がそれぞれ趣味を持ち自分の部屋などで過ごす時間が増える場合、稼働する空調や家電も増えるため、余裕を持って50Aにしておくことも検討すべきです。2人暮らしでは、お互いのライフスタイルをよく考えた上で、40A~50Aを目安とすると良いでしょう。まとめ
基本料金がかかるものから0円のものまで、電気代の仕組みはお分かり頂けましたか?電気代の基礎を知り、基本料金を下げることの目的は固定費の削減ですが、契約アンペア数を下げるだけでなく、節電にも取り組むことでより多くの光熱費の節約につながります。限りある資源を無駄なく利用するためにも、小さなことからコツコツと取り組んでいきましょう。 こちらの記事もおすすめです。 [blogcard url=”https://cktt.jp/3022”] [blogcard url=”https://cktt.jp/3650”]商品やサービスを紹介する記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
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