auひかりのプロバイダは変更できる?速度や料金についても解説!

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光ファイバー回線「auひかり」を選んだら、次はプロバイダを選ぶことになります。回線とプロバイダはセットでの契約になっており、一度決めると変えることはできません。どの提携プロバイダを選んでも料金は均一ですから、それぞれの特徴や付帯サービスなどを比較し、自分に合ったプロバイダを選びましょう。

auひかりの月額料金はどのプロバイダも同じ

そもそもプロバイダとは?

「プロバイダ」とは、インターネット上での情報閲覧やお客様のサポートなどのサービスを提供する事業者のことです。インターネットを利用するには、プロバイダと、「回線事業者」の両方を契約する必要があります。回線事業者とは、インターネットに接続するための光ファイバーやADSLなどの「線」を提供する事業者のことです。 auは携帯電話サービスだけでなく、回線事業者として高速で信頼性の高い回線、auひかりを提供し、さまざまな提携プロバイダを用意しています。月額料金は、どのプロバイダも近い金額設定となっているので、使い方や好みに合わせてプロバイダを選択することができます。

料金はプロバイダの料金は住居によって決まる

プロバイダの料金は、プロバイダの種類ではなく住居の形態によって決まります。一戸建ての場合は「auひかりホーム」:6,300円、マンションの場合は「auひかりマンション」:3,800円となります。 ※タイプV「16契約以上」/都市機構デラックスの例 ※機器レンタル料込み(無線LAN月額レンタル料は除く) マンションの場合は規模などによって細かく料金が設定されていますので、auホームページなどでご確認ください。

auひかりの速度は上り下り最大1Gbps

auひかりの通信速度は、上り(自分の端末から送る)下り(自分の端末に送られる)とも最大1Gbpsとなっています(※auひかりホームの場合)。この速度はプロバイダの選択には関係ありませんが、技術規格上の最大値です。実際の接続先までの通信速度は機器の能力によって変わり、また回線の状況などにより大幅に低下する場合があることを理解しておく必要があります。

auひかりのプロバイダ選びはサービス内容を比較しよう

auひかりでは現在、「@nifty(アットニフティ)」「@TCOM(アットティーコム)」「ASAHIネット」「au one net(エーユーワンネット)」「BIGLOBE(ビッグローブ)」「DTI(ディーティーアイ)」「So-net(ソネット)」の7つの提携プロバイダから選ぶことができます。インターネットの使い方や環境に合わせてサービス内容で選びましょう。

プロバイダが自宅タイプに対応しているかで絞る

まず、候補となるプロバイダが自宅のタイプに対応しているかを確かめる必要があります。一戸建ての場合に適用される回線プラン「auひかり ホーム」には、すべてのプロバイダが対応しています。マンションに居住している場合、「auひかり マンション タイプV」などはすべてのプロバイダが対応していますが、光ファイバー方式の「auひかり マンション タイプF」「タイプ ギガ」などは対応していないプロバイダがあるので、注意が必要です。

プロバイダ提供のメールアドレスで比較

いくつかのメールアドレスを使い分けたいという方には、プロバイダから提供されるメールアドレスの数も大切になります。「au one net」では無料で5つまでメールアドレスが提供され、「ASAHIネット」では最大6アドレスが提供されます(2アドレス目からは初期費用100円がかかります)。BIGLOBE、So-netでは家族向けの追加IDとともにそれぞれ、5つ、4つのアドレスが提供されます。そのほかのプロバイダではアドレス提供は1つに限られています。 また、自身のホームページを作って運用したい人には、利用可能な容量や月額料金などもプロバイダの選び方の基準になります。比較表などでよく検討しましょう。

ウイルス感染から端末を守る「セキュリティサービス」で比較

ネット経由で端末がウイルスに感染すると、保存しているファイルが破壊されたりPCに障害が起きたりするほか、そのユーザー自身がウイルスを撒き散らす発信源になりかねません。プロバイダによって、そうしたウイルス感染のリスクを防ぐ機能のほか、有害サイトの自動ブロック機能などをもつセキュリティサービスが用意されています。 シマンテック、マカフィーなどよく知られたシステムを組み込んでいる場合と、自社で用意している場合があり、利用料は月額300円~500円程度の別料金となります(DTIではセキュリティサービスの提供はありません)。

「リモートサポート」か「出張サポート」かで比較

ユーザーサポートでは、インターネットを使用中に操作方法が分からなくなったり、トラブルにあった場合の対応方法を教えてくれます。多くのプロバイダは、担当者が電話で会話しながら遠隔操作をしつつ問題を解決してくれる「リモートサポート」を用意しています(ASAHIネットを除く)。月額300円~500円程度の別料金となっているプロバイダが多いですが、とくに使い始めの時期に心配な方は加入しておくと安心と言えるでしょう。 また、スタッフが実際に自宅など使用する場所に来て設定方法・操作方法などを教えてくれるのが「出張サポート」です。こちらは「1回2,000円~」といった料金設定になっている場合が多いですが、So-netでは無料で提供されます。BIGLOBEでは、初回訪問月の翌月末までは何回でも無料となっています。最初の設定が不安という人は、選ぶ参考にしてください。

月額料金の支払い方法で比較

各月の利用料金をどのような形で支払いを済ませたいのかということも、選択の基準になります。「クレジットカード払い」「KDDIまとめて請求」はどのプロバイダでも利用できますが、店頭での「窓口払い」ができるのはau one netだけです(別途400円/月がかかります)。また、口座振替には対応していないプロバイダもありますので、銀行口座からの引き落としを希望する方は注意が必要です。

プロバイダごとのキャンペーン内容で比較

各プロバイダはそれぞれ独自の新規加入者向け特典を用意していることが多くなっています。キャッシュバックが注目されがちですが、プロバイダ料金が開通初月無料、翌月以降も一定期間割引になる、セキュリティサービスが一定期間無料になるなどのキャンペーンもあります。そのほかにも、ネットでのテレビ視聴が割引になる、家電がもらえると言ったキャンペーンもあります。キャンペーン内容は時期によって変わりますので、auやそれぞれのプロバイダのホームページなどで調べてみましょう。

auひかりのプロバイダ名と特徴一覧

auひかり+「@nifty(アットニフティ)」

歴史の長いプロバイダらしく、サポートの充実度に特徴があります。サポートサイトでは、メールアドレスの設定方法など、ユーザーがつまずきやすいポイントについてわかりやすく説明されています。またリモートサポート「@niftyまかせて365」が、auひかりとセットの場合、最安の月額料金300円で利用できます(通常は月額500円・相談料金はその都度別途)。電話相談の受付時間は9時~21時と長く、つながりやすいのも特長です。

auひかり+「@TCOM(アットティーコム)」

セキュリティサービスとして、シマンテックのオンラインサービスが月額490円~で提供されます。メールボックスの容量は無制限で、一杯になって受信メールが弾かれるという心配がありません。またリモートサポートは、「FOR YOU」が月額500円の定額で提供され、相談ごとの料金が発生しないので、安心して気軽に相談できます。スケジュール管理、日記帳、家計簿などが利用できる「マイ@T COM」も用意されています。

auひかり+「ASAHIネット」

一戸建ての「auひかり ホーム」、「auひかり マンション タイプV」などの基本タイプだけでなく、「マンションギガ」「マンション タイプF」の全てのタイプに対応しているプロバイダです。ホームページの容量が100MBまで無料となっていること、メールアドレスが6つまで使える、メールボックス容量が無制限であることなどから、ややヘビーユーザー向けのプロバイダと言えるかもしれません。

auひかり+「au one net」

auが自社で運営しているプロバイダなので、キャッシュバックなどのサービスは期待できませんが、同一会社が運営しているからこそのメリットもあります。auひかり+「au one net」の組み合わせを選ぶと、回線と接続サービスが同じ会社から提供されるので、問い合わせ先もひとつになり、面倒がありません。また、auひかりの利用料金がポイントとしてauケータイに貯まっていくのも、auユーザーにはうれしい点と言えます。すべての住居タイプに対応、また唯一窓口での利用料金支払いに対応しています。

auひかり+「BIGLOBE(ビッグローブ)」

BIGLOBEはNECから事業が独立した、実績がありファンも多い大手のプロバイダです。接続・設定など出張サポートを無料でやってくれるほか、リモートサポートの「お助けサポート」も月額475円の定額で提供されていおり、「セキュリティセット・プレミアム」も月額380円で用意されています。無料のメールアドレス数は、家族会員サービスでの追加IDを含めて、5つまでとなっています。

auひかり+「DTI(ディーティーアイ)」

東京電力の関連会社「ドリーム・トレイン・インターネット」が運営するプロバイダです。セキュリティサービスは用意されていませんが、すでにパソコン端末側で十分に対応しているという方には、問題ないでしょう。リモートサポートが無料で利用できる唯一のプロバイダです。メールボックス容量は5GBまで無料、ホームページの容量は100MBと標準的なサービス内容となっています。

auひかり+「So-net(ソネット)」

メールボックスの容量が無制限、セキュリティ対策はパソコン最大5台まで利用可能です。リモートサポートの「So-net安心サポート」は基本料金が300円/月と最安(相談ごとの料金は別途)です。また、専門スタッフが自宅に行って面倒な設定やトラブル解決をしてくれる「So-net訪問サービス」が無料で受けられるなどのサービスがあります。 そのほか、動画配信やショッピングなど、コンテンツが充実しているのも特長です。キャッシュバックが高額に設定される傾向もあるようです。

auひかりのプロバイダだけを変更できる?

auひかりを契約した後に、何らかの理由で、プロバイダだけを乗り換えることは可能なのでしょうか。auひかりは解約せず、プロバイダを変更することができるかについて説明します。

auひかりとプロバイダの契約はセット

結論から言うと、それはできません。auひかりとプロバイダの契約はセットになっているからです。どうしてもプロバイダを乗り換えたい場合は、auひかりも含めて解約するしかありません。契約している内容・期間によっては高額の違約金を請求される可能性もあります。そうしたことにならないよう、契約する前にそれぞれのプロバイダの特長や特典をよく調べ、比較して決めることが大切と言えます。 こちらの記事「auひかりの解約は電話で!工事や違約金などの注意点を解説!」も参考にしてみてください。

auひかりのプロバイダ料金が高いと感じたら

auひかりホームの料金は標準プラン6,300円/月となっていますが、これをもっと安く利用することはできないでしょうか。実は方法があります。2年・3年単位の契約プランにすると割引が受けられます。

auひかりの「ギガ得プラン」なら月額5,200円

「ギガ得プラン」はauひかりを2年単位(自動更新)で契約するプランで、申し出をしない限り、契約が自動更新されます。更新期間以外に、解約やプラン変更を行った場合、契約解除料9,500円がかかりますが、安定して長く使いたいという方は検討してみるとよいでしょう。引っ越しにより現在の契約を解約しなくてはならない場合には、引っ越し先でもauひかりを継続して利用し続けるならば、契約解除料はかからない仕組みになっています。

auひかりの「ずっとギガ得プラン」なら3年目以降は月額4,900円

さらに安く利用したいという場合には、3年単位の契約で、やはり更新期間中に契約解除を申し出ない限り自動更新される「ずっとギガ得プラン」があります。この契約をすると、利用料金が1年目5,100円、2年目5,000円、3年目以降はずっと4,900円となります。ただしやはり更新期間中以外に契約解除をすると、契約解除料15,000円がかかりますので、注意が必要です。

まとめ

auひかりでのプロバイダの選び方、それぞれのプロバイダの特長はお分かりいただけたでしょうか。auひかりの回線契約とプロバイダ契約はセットになっているので、一度契約すると変えることができません。自分が何を重視するかを見極めて、プロバイダを選ぶことが大切と言えます。

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