クレジットカードはICチップ搭載が義務化!暗証番号付きで安心
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ICチップ付きクレジットカードの特徴
ICチップ付きのクレジットカードは従来の磁気ストライプカードと違い、スキミングなどの被害に遭いにくいのが一番の特徴です。保有できる情報量も多く、複雑な処理も可能なため、磁気ストライプカードよりも偽造することが難しくなっています。そもそもICチップって何?見分け方は?
ICチップとは英語で「Integrated Circuit」です。わかりやすく言うと、情報や記録、演算をいれるための集積回路になります。この集積回路をカードに搭載したものが、ICカードと言われるものです。従来の磁気ストライプカードと違い、カード中央部分の左右どちらかに、金色のチップが入っているのが特徴です。ICクレジットカードは安全性が高い
クレジットカードのICチップ内には必要な個人情報が入っていますが、このチップ内の情報を外部から盗んだり、変更することは非常に難しく、不正アクセスを防いでいます。従来の磁気を利用したクレジットカードは、スキマーという装置でカード情報を盗むことができるので、スキミングによって数多くの犯罪が起きました。その多くは銀行のATMに設置されたスキマーとカメラによって行われたものですが、ICチップ付きのクレジットカードなら、スキミングをされてもカード情報を盗まれることはありません。複製(コピー)が難しい
磁気を利用したクレジットカードは専用機を持っていれば、スキマーで盗んだ情報を元に複製を作ることができました。これに対して、ICチップ付きのクレジットカードは、スキマーで情報を盗まれないだけではなく、チップ内の情報も暗号化され、解析が困難なため、スキミング被害に遭いにくい仕組みになっています。 なお、クレジットカードの不正利用や悪用については、下記記事も参考にしてください。 [blogcard url=”https://cktt.jp/4427”] [blogcard url=”https://cktt.jp/8440”]ICチップ搭載クレジットカードには暗証番号が必要
従来のクレジットカードで買い物をするとサインで支払いを済ませていましたが、ICチップ搭載のクレジットカードは暗証番号も必要になりました。IC加盟店ではサインレスで買い物できる
IC加盟店では、今まで必要だった伝票へのサインがなくなり、暗証番号だけで支払いを済ませることができます。サインがなくなったことにより、シンプルにスピーディーな支払いをすることができるようになりました。ICチップ搭載クレジットカードの使い方
ICチップ搭載のクレジットカードを実際に使う方法は難しくありません。- ・IC端末機にカードを差し込んで、支払方法を伝えます
- ・金額を確認してから暗証番号を押します
- ・明細書を受け取ります
暗証番号の取扱には注意しよう
ICチップ搭載のクレジットカードの場合、サインの必要がなくなった代わりに暗証番号が重要になります。この暗証番号を忘れてしまうと支払いができませんので注意してください。また、暗証番号を他人に教えたり、誕生日などのわかりやすい番号は避け、メモをして財布に入れておくのもNGです。クレジットカードへのICチップ搭載は義務化される
経済産業省により、クレジットカードのICチップ化は義務化される方向で加速しています。これはクレジットカードの不正利用を防ぐのが目的で、クレジットカードの端末を持っている加盟店に、ICチップ対応の端末に切り替えを義務付けることになります。従来の磁気カードはなくなる方向へ
2016年12月に可決された「改正割賦販売法」で、カードの決済端末機器をICチップ対応なものにすると義務付けられました。これに従い、磁気カードの端末はなくなる方向になり、カード自体も廃止になっていく予定です。クレジットカードにICチップが付いていない場合は?
お持ちのクレジットカードにICチップが付いていない場合は、カードに記載されているサービスカウンターに連絡すると、切り替えの仕方を教えてもらえます。また、新規申し込みの時と同じで、カードを更新すると自動的にICチップ付きに変更されます。海外に行くならICチップ付きクレジットカードが安心
海外では日本以上にICチップ搭載のクレジットカードが使われていることもあり、旅行に行く場合はICチップ搭載のクレジットカードを用意して行きましょう。海外ではチップなしのクレジットカードが使用できないことも
特にヨーロッパではキャッシュレス化が進んでおり、犯罪防止の観点からICチップ搭載のクレジットカード以外は使えない国もあるので注意しましょう。また、途上国ではICチップ対応機器がなく、磁気カードのみしか使えない国もあります。 海外でのクレジットカードの利用については、下記記事も参考にしてください。 [blogcard url=”https://cktt.jp/5322”]ICチップに傷や汚れがあると読み取れない可能性も
ICチップ搭載のクレジットカードはチップに電気を流してCPUや半導体メモリーを動かすため、チップの部分に傷が入ってしまうとショートして使えなくなります。汚れや傷のみでなく、静電気でチップがショートすることもあるので気を付ける必要があります。ICチップの耐久性は高いが傷や汚れに注意
ICチップの耐久性は十分に考慮されて作られていますが、何かで引っかいたりすると傷は入ります。傷が入ると傷の中に汚れが溜まり、接触不良やショートを引き起こす原因となります。チップの部分が汚れている場合は乾いた布やティッシュなどで綺麗に拭き取りましょう。読み取り不良になった場合はクレジットカード会社に連絡を
ICチップの不具合などでクレジットカードが使えなくなった場合ですが、カード裏に記載されているカード発行会社に連絡し再発行をしてもらいましょう。更新時期が近く、カードを利用する予定がない方は再発行せずに待つのも良いでしょう。 クレジットカードが利用できない場合については、下記記事も参考にしてください。 [blogcard url=”https://cktt.jp/362”] [blogcard url=”https://cktt.jp/220”] [blogcard url=”https://cktt.jp/4021”]まとめ
従来の磁気ストライプのクレジットカードから、優れたICチップ搭載のクレジットカードに移行している理由がわかりました。ICチップ搭載のクレジットカードは、スキミングなどの犯罪に巻き込まれにくく、磁気ストライプのクレジットカードよりも安全で耐久性もありました。2020年のオリンピックの頃には、ICチップ搭載のクレジットカードが標準になっていることでしょう。商品やサービスを紹介する記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
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