クレジットカードが作れないのはなぜ？原因を調べる方法

※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

クレジットカードが作れなくて困っている人も少なくありません。なぜ作れないのか、どうすれば作れるのか、他に選択肢はあるのかといった、クレジットカードの作成に関することを分かりやすく解説していきます。あまり知られていないクレジットカードに関する情報もありますので、利用している人はぜひご覧ください。

クレジットカードが作れない原因3つ

クレジットカードは誰でも作れると思っていませんか？しかし、クレジットカードには申し込むと審査があり、それに通らないと発行されません。なぜクレジットカードが作れないのか、主な原因を3つご紹介します。

1.支払い能力が弱いと判断された

単純に年収が少ないことだけでなく、職業が不安定、勤続期間が短すぎること、居住年数が短いことなどでも支払い能力が弱いと判断されてしまいます。また、身分証明書と申し込みの情報（住所）が違うなど、審査に通るために虚偽の内容を記載することは信用問題に関わるので絶対にしてはいけません。

2.信用情報に金融事故の記録がある

クレジットカードやローンの利用や支払の履歴は信用情報機関に残っています。そのため、長期延滞、代位弁済、債務整理、自己破産などの金融事故があるとカードは作れません。

3.他社からの借り入れ金額が多い

貸金業法に「総量規制」という規制があり、貸金業者から借入れができるのは個人の年収の3分の1までと制限されています。他社でカードを作りすぎていて借入金額が多くなっている人は要注意です。

クレジットカードが作れない意外な理由「携帯料金の延滞」

本体代金が分割払いの場合は要注意

本体代金を分割払いにしていると自覚がなく信用情報に傷がついていることもあります。分割払いで契約すると、クレジットカードの契約と同じで信用情報に登録されます。つまり、携帯料金を滞納することは、クレジットカードの利用料金を滞納することと同じ扱いになります。携帯料金だからと甘く見ずに延滞することなく支払いましょう。

なぜクレジットカードが作れないのかを調べる方法

カード会社に相談しても理由は教えてもらえない

審査の連絡は主に書面で届きますが、知らされるのは審査結果のみで理由や詳細は記されていません。また、審査に落ちたからといって、そのカード会社に相談しても理由を教えてもらうことはできないケースが多いです。

自分の信用情報は開示請求ができる

信用情報機関は、CIC（株式会社シー・アイ・シー）、 JICC（日本信用情報機構）、全国銀行個人信用情報センターの3つがあります。この中で主にクレジットカードの審査に使われるのはCICです。CICではインターネット、郵送、窓口で情報の開示請求をすることができます。原則的に本人しか開示請求を行うことはできないので、必ず本人が行ってください。

いつまで待てばいいの？金融事故の時効は何年？

信用情報に傷がついても、一生カードが作れないわけではない

金融事故にも時効があり、CICの場合では、「3ヶ月以上の滞納」「債務整理・破産申し立て」共に5年で金融事故の記録が消されます。そのため、金融事故によってクレジットカードが作れないのであれば、5年待ってから再度申請してみましょう。稀に消し忘れがある場合もありますので、5年経ってから開示請求し、確認してから申請すると安心です。クレジットカードの発行には信用の積み重ねが大切です。延滞・滞納することなく支払えるように計画的に利用し、地道に信頼してもらえるような実績を積み重ねていきましょう。

カードがないと困る！絶対作れるクレジットカードはあるの？

必要であれば、クレジット機能がないETCカードを選ぼう

クレジット機能のついていない「ETCパーソナルカード」というカードがあります。日本の高速道路会社6社が共同で発行しているカードです。有料道路を利用する人にはおすすめのカードで、審査なく作ることができます。しかし、年会費が税込みで1,234円かかること、申し込みの際に最低2万円の預託が必要といったデメリットもあります。預託したお金はカードを返却すれば返金されますが、カードを持ち続けている間は預けたままになってしまいます。また、デビットカードやプリペイドカードといった選択肢もあります。どちらも審査なしで作れるカードです。デビットカードは利用すると直ちに預金口座から引き落とされ、もし預金口座にお金が入っていなければ利用できません。プリペイドカードは事前に支払い、自分が支払った分だけ利用できます。どちらも使った分を後から支払うわけではないので、審査なく作ることができるのです。どうしてもカードが欲しい場合には、これらの選択肢も視野に入れてみましょう。