【役割別】グループディスカッションのコツ12選!進め方から発表までのポイントも!
就活でも行われるグループディスカッションのコツが分からなくて悩んでいませんか?当記事では、グループディスカッションの役割別コツを詳しくご紹介していきます。また、グループディスカッションの進め方や発表までのポイントも学べます。ぜひチェックしてみましょう。
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目次
司会|グループディスカッションのコツ3選
①ゴールを明確にする
司会になったらまず、話し合いの全体のゴールを明確にします。司会が全体を引っ張ってゴールを明確にしないことには、まとまる話もまとまりません。グループディスカッションの課題に合わせたゴールの例を、司会自ら具体的に提示します。
②大まかに時間配分をする
司会として、大まかに時間配分を行うのも重要です。例えば、冒頭のゴールの設定には大体何分、実際の議論には何分など、大体の時間配分を頭の中で考えておきます。必要であれば、自分が考える時間配分を他メンバーとシェアすることも役立ちます。
③意見を促す
司会のコツとして最後にご紹介するのは、意見を促すです。話し合いを進めていくと、話し合いでなかなか意見を言えないメンバーに気づくことでしょう。司会として、「~さんはどう思いますか?」と意見の少ないメンバーに意見を促すことも進め方のコツです。
書記|グループディスカッションのコツ3選
①全体の意見を把握する
書記になった場合、まず全体の意見を把握することが重要になります。メンバーそれぞれの意見にしっかり傾け、内容を忠実に把握するよう努めましょう。その上で書記として記録を行うと上手くいきます。
②対立している意見を書き出す
対立している意見を書き出すのも、書記として大事なコツです。現状、どんな意見が存在し、それがお互い、どのような構造になっているのかを特に対立したものを書き出すことで整理します。
③記録と同時に発表もする
記録と同時に発表もするというのも、書記として大事なコツです。書記の人に良くありがちなのが、「記録に夢中になりすぎて、発表が全くできなかった」というミスです。これでは、面接官からの評価も下がる恐れがあります。適度に自分も発表しながら書記の仕事を進めましょう。
リーダー|グループディスカッションのコツ3選
①全体の意見を引き出す
リーダーとしてまず、全体の意見を引き出すというコツを大切にしましょう。リーダーだからと言って、自分の意見を周囲に押し付ける進め方ではなく、メンバー全員が気持ちよく意見が言えるような雰囲気を作っていきましょう。リーダーとして、周囲が不快にならない進め方を採用していくことがポイントとなります。
②独断的な見方をしない
独断的な見方をしないというコツは、リーダーとして大切にすべきコツです。リーダー気質な方は、ついつい人の意見を独断的に見てしまいがちです。相手を否定したり、間違いを指摘したくなったらちょっと立ち止まって考えてみるのがポイントです。特に就活では、周囲との調和を考えた言動は評価が高まります。
③時間内に全体の意見をまとめる
リーダーとして、時間内に全体の意見をまとめるように努めましょう。ゴールは、あくまで時間内に全体の意見をまとめることです。リーダーとして責任を持って進め方を考え、最終的なゴールを達成できるよう貢献しましょう。タイムキーパーとも連携した時間効率の良い進め方を採用するのがポイントです。
タイムキーパー|グループディスカッションのコツ3選
①議論の進み具合を考える
タイムキーパーは、常に議論の進み具合を考えるのがコツです。逐一進め方をチェックしながら、時間内に議論を終えて、結論が出せるかどうかを気にかけましょう。タイムキーパーは、時間内にチームをゴールに導く進め方に全体を引っ張っていく重要な役割を持ちます。
②客観的に見る
話し合いを客観的に見るというのも、タイムキーバーとして大切にしたいコツです。それぞれの参加者の様子をつぶさに確認しながら、客観的視点を持って時間管理に当たりましょう。客観視点を持って物事に対処していく姿勢は、就活全体で見ても大変重要な姿勢と言えます。
③随時残り時間を伝える
最後にご紹介するのは、随時残り時間を伝えるというコツです。特に議論が白熱し、メンバーが残り時間について忘れてしまっているな、と気づいたら、残り時間をしっかりアナウンスしましょう。タイミングによっては、メンバーに声をかけずらいこともあるかもしれませんが、勇気を持ってしっかり時間を伝えましょう。
グループディスカッションの種類・進め方は?
①抽象的テーマ型
抽象的テーマ型のディスカッションでは、円滑なコミュニケーションを取りながら進めていく必要があります。テーマが壮大なものが多いため、一人一人の発表時間に時間をかけすぎると、最後まで結論がまとまらなくなります。効率的で円滑なコミュニケーションを活用していくのがコツです。
②課題解決型
課題解決型のディスカッションでは、定義付けから分析という流れで進めていきます。そのアイディアは現実的かつ、実現可能かという視点で話をどんどん進めていくのがコツです。目的はあくまで課題解決なので、そこに留意して進めていきましょう。
③資料分析型
資料分析型の場合、資料を的確に読み進めながら進めていく必要があります。基本的に、資料から読み取れること以外を事実として根拠に挙げることはできません。どれだけ資料を的確に読み取り、話し合いを進められるかがコツになります。
④ ディベート型
ディベート型のディスカッションの場合、まず自分の役割に有利な設定基準を設けて話し合いを進めていきます。自分の役割で主張しやすいポイントに標準を合わせた基準を提案し、他メンバーに納得してもらうのがコツです。最初の設定が上手くいかないと、自分に有意な進め方が難しくなります。ぜひ実践しましょう。
グループディスカッション発表までのポイントは?
①事前に軽く参加者と会話
事前に軽く参加者と会話するのは、ディスカッションが始まるまでにできるポイントです。面接官が会場に入ってくる前に、参加者と雑談をすることをおすすめします。その際のコツは、笑顔で親しみやすい態度で臨むことです。
参加者同士の雰囲気を和ませる目的、それぞれの参加者の性格や傾向を事前に知る目的で雑談をしてみましょう。話題は就活全体について、天気や経済についてなど自分が話しやすいものを選ぶと良いでしょう。就活では特に、緊張している人が多いです。ちょっとした雑談でお互いリラックスした雰囲気を作ってみましょう。
②自分の貢献範囲を決める
発表までに、自分の貢献範囲を決めるのも大切なポイントです。先述した通り、自分がどの役割になるかによって、コツや対策の仕方も変わってきます。そのため、発表前に自分は司会をやるのか、書記をやるのか、など貢献範囲をある程度決めておくことをおすすめします。
ディスカッションを始めるまでに自分の中にある程度方向性が見えていると、その後もスムーズに議論を進められるでしょう。できるだけ事前に決めておくというのがコツです。この自分の貢献範囲を事前に設定することは、集団面接の場面などでも活かせます。ぜひ実践してみてください。
③アイディア・理論のバランスを考える
アイディア・理論のバランスを考えるというポイントも大切です。まず、自分はアイディアが豊富なタイプか、理論的な話し方が得意なタイプかを考えてみましょう。アイディアがすぐに浮かぶタイプなら理論的な話し方も意識して発表するとバランスが取れます。
一方、アイディアが浮かびにくい人は、頭の中でブレイン・ストーミングの練習をしておくのがコツです。自分の強みと弱みを俯瞰して、どちらかに極端に偏らないように注意して対策をしましょう。自分の意見があまりに飛躍していないか、筋が通っているかなどを適宜確認するようにしてください。客観的視点が役立ちます。
グループディスカッション当日までにできる対策とは?
①勉強会に参加
勉強会に参加は、グループディスカッション当日までにできる対策として比較的簡単なものです。勉強会の内容は、「就活模擬面接」、「就活ディスカッション」など就活に関わるものが望ましいでしょう。余裕があれば、勉強会に20回以上は参加することをおすすめします。
勉強会を通してネットワークを広げることもできますし、何より、自分の現時点でのレベルを知ることもできます。まずは、自分が全体の中でどのくらいの実力があるかが分からなければ、対策のしようがありません。当日までにぜひ、できるだけ多くの勉強会に参加しておきましょう。
②本を読む
グループディスカッションや、面接に役立つ本を事前に読んでおくのも役立ちます。グループディスカッションの大体の流れや種類、対策のポイントなどがまとめられているものがおすすめです。自分が無理なく読める分量・文体のものを選んで読んでみてください。時間が許せば、自分で実践できるものをメモしてまとめましょう。
③ケーススタディの勉強でコツを掴む
ケーススタディの勉強でコツを掴むというのもおすすめの対策です。自分が目指す企業の過去のグループディスカッション課題を調べ、過去どんな傾向があったか?を勉強してみましょう。もちろん、その年と同じ課題が出る可能性は低いですが、対策の参考にはなるはずです。受験と同じ感覚で、地道に勉強を重ねてみてください。
グループディスカッションのコツを就活にも活かそう!
グループディスカッションのコツは、自分がリーダー、司会、書記など、どの役割であるかによって大きく異なります。それぞれの役割の目的に合わせ、ポイントを絞った対策を講じることが重要です。あなたもこの記事内容を参考にして、グループディスカッションのコツを攻略し、就活にも活かしてみてください。
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