【例文付き】セミナーレポートの書き方をイチから解説!上手く書き上げるコツも紹介!
社会人になると、新人研修やセミナーへの出席が多くなります。セミナーレポートも、何をどのように書いたら良いのかわからず、悩むこともあります。しかし、セミナーレポートの書き方にはコツがあります。レポートを上手に書きあげるコツや、例文もご紹介していきます。
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目次
【構成】セミナーレポートの書き方
①基本情報
構成のコツについて、初めにセミナーの基本の情報を記載します。自身が参加した研修が、いつどこで行なわれたのか、どのようなセミナーなのかを書きます。具体的には、日時や場所研修セミナーの名称と主催者について記載します。また、セミナーレポートの提出日も忘れずに書いてください。
②内容
構成の書き方として、セミナーの内容について、ピラミッド構造でまとめる事です。主張と根拠を明確にして、結論をまず書き根拠をもれなく記載していきます。なぜ?とそれでを常に問いかけながら、構成していく事が構成のコツだと言われています。実際に、主張したい結論と根拠を明確にする事で、内容が伝わる文になります。
③感想や考察
上手に書く書き方として、感想や考察は自分の意見を主張するだけで終わらせない事です。研修セミナーへの参加は、社員の成長だけではなく会社の利益のためです。研修セミナーでの個人的な感想は、会社にとっては必要ありません。しかし、自分の感じたままを記載するのなら、所感として記載する程度が望ましいでしょう。
【内容】セミナーレポートの書き方
新人研修セミナーの場合
レポートの書式としては、新人研修セミナーの場合3つのポイントがあります。セミナーレポートは、構成通りに書式のポイントをおさえるだけで、簡単にまとめられます。ポイントの1つ目は、セミナーに参加して何を学び習得したのかを記載します。新入社員とはいえ、社会人となれば会社にとっては即戦力です。
会社としては何かを学び習得してほしいので、研修に参加させています。次にポイントとなるのは、自分自身の中で学んだ内容を、どのように感じたのかを記載することです。実際に、会社は個人の意見を求めているのではありません。この時に記載すべきことは、会社の一員としての感想をわかりやすく明確にすることです。
最後のポイントは、今後学んだり習得して事を、どのように実践していくのかを記載します。研修セミナーで学んだ知識を、今後どのようにいかしていくのかを記載してください。
- ・何を学び習得したか
- ・どのように感じたのか
- ・今後どのように実践していくのか
新人研修セミナーの場合の3つのポイント
社内や社外セミナーの場合
レポートの書式として、社内や社外セミナーでの書式も、3つのポイントがあります。新人研修と同じで、書式と構成を間違えなければ問題なく作成できます。書式のポイント1つ目は、新人研修と同じで、セミナーで何を学び習得したのかを記載します。ただし、何の目的で参加したのかを考えて注意しながら記載しましょう。
次のポイントは、今行なっている業務に関する問題点の、取り組み方を記載することです。セミナーには同じ部署の人だけではなく、いろいろな部署の人が参加しています。それぞれの部署によって、抱えている問題も注意しなければいけない事も違います。まずは、今の業務での問題点と、取り組みに関してを書き出しましょう。
最後のポイントは、抱えている問題の今後について記載していきます。各部署によっては、セミナーでの学びなどから習得するものが違います。セミナーでの気づきや学びを、課題や問題の解消にどのようのいかせるのかを考え、記載しましょう。セミナーに参加した事で、業務のあり方や課題への取り組み方も記載します。
- ・何を学び習得したのか
- ・今の業務の問題にたいしての取り組み方
- ・今後の業務のあり方について
社内や社外セミナーの場合
【内容】|上手なセミナーレポートの書き方のコツ
コツ①レポートの目的を考えて内容を明確にする事
上手な仕上げ方は、目的を考えて内容を明確に記載する事です。セミナー研修に参加する際は、レポートの有無にかかわらずノートやメモを取り、内容を明確に把握します。基本的に、セミナー研修への参加はレポートの提出が必要になります。そのため、どのような目的のセミナーなのか、明確に報告する必要があります。
コツ②資料にはこだわらずに書く事
ポイントの2つ目は、頂いた資料にこだわらずレポートを書く事です。また、セミナー講師の方が話す事の全てを、メモする必要はありません。セミナー受講では、要点のみをノートやメモに取ることも、良いレポートの書き方のコツです。実際に、自分の目で確かめ感じた事を受講報告書にまとめてください。
コツ③セミナーでの気づきも記載する事
最後は、レポートには自分の気づきも記載する事です。セミナー研修後に会社に提出するレポートは、感想だけを書くのはあまり意味がありません。自身が参加して、何を学びそのことで気付いた点などを交えて記載していきます。研修で学んだ事を、ビジネスにどう活かすべきかを考える事も必要です。
社会人になると、いろいろな研修講演会などでの学習が増えてきます。セミナーや講演会へ参加する際に、社会人としての服装マナーにも気を付けなければいけません。特に、女性は毎回同じ服装でいいのか悩んだりします。そんな人の参考に、セミナーでの服装10選の記事があります。服装に迷った時に併せてご覧ください。
【表現方法】|セミナーレポートの書き方のコツ
コツ①文字量に注意する
レポートを書き上げるテクニックは、文字量を考えて簡素にまとめます。文字数を考えると、要旨と詳細内容で200文字以内にまとめて記載する事が、良いでしょう。文章を200文字で書くと、1分で説明できる長さの文字数だと言います。文章の長さを200文字でまとめる事で、読みやすく内容の把握もしやすくなります。
コツ②文書表現を気にする事と全体の見栄えを考える
もう一つのテクニックは、文書表現を気に掛ける事で上手なレポートが書けます。特に、気にした方が良いのは「ですます調」と「である調」を混同して、文章を作ってしまう事です。文章は、ですます調に統一して書き上げる事が望ましいので、気を付けましょう。
コツ③全体の見栄えを考える
次に全体の見栄えを気にしてレポートを作成すると、綺麗な仕上がりになります。はじめに文書毎に余白を入れて、文の長さを整えると綺麗な仕上がりになります。また、文頭を揃える事も忘れずにレイアウトが整っている事も、重要なカギになります。
セミナーレポート書き方の例文
①研修内容の例文
研修レポートで、一番重要なのが研修の内容を報告する事です。例文のポイントは、できるだけ専門用語を使わずにわかりやすい書き方をすることです。特に、上司など忙しい立場の人にとっては、早く内容を把握できる事が重要になります。上司からの指示がなければ、要旨と詳細内容の構成で内容を明確にして提出します。
○○年新入社員研修において、講師のアドバイスや手助けのおかげで所定の育成レベルまで習得できた事に感謝しています。また、セミナーでの新入社員同士のディスカッションでは、お互いの考え方や理念を話しあい有意義な意見交換の場となりました。本研修において、教えて頂いた知識はしっかり習得できました。
②所感の例文
所感に関しては、自分の意見は書いてもかまいませんが、希望的憶測は記載できません。セミナーでの、細かなニュアンスや資料にはないけれども、伝えた方が良い事などを記載します。また、何度も書きますが所感は感想文ではありませんから、間違えないようにしましょう。
所感の例文として、「研修で講師の方や他の参加者から頂いたアドバイスを意識し、会社の一員としてのスキルを高めるとともに、プロ意識を持って今後はさまざまな案件に活かしていけたらと考えています。」
- ・研修の名称
- ・研修会場
- ・研修日時(○年○月○日)
- ・研修の講師
- ・研修参加者
- ・研修の内容(項目毎に説明を付ける)
- ・研修の感想や考察(所感等)
- ・添付資料
セミナーレポートの例文の書式
自分の考えをキチンと感想とは違う形で、説明することが肝心です。例文には使われる場によって、さまざまな形の例文が作られます。時には、参加出来なかったセミナーについての例文も、必要な時もあります。関連記事には、多くの例文が用意された記事がありますから、併せてご覧ください。
セミナーレポートを書く時の注意点
注意点①主催者の情報や直接関係ない内容は書かない
1つ目の注意点として、セミナー主催者の情報はあまり必要ないことが挙げられます。主催企業や団体の事を、詳しく伝える必要がないので、サラッとふれる程度にしましょう。セミナーレポートは、何を学んだのか今後どのように、会社に貢献して行けるのかを書くものです。セミナーに直接関係のない事柄も必要ありません。
会社や上司への感謝を記載する人もいますが、セミナー参加へのお礼などを記載する必要ありません。また、セミナーでの過ごし方などを記載する人もいますが、書かない方がよいでしょう。セミナーレポートは、必要な事だけをまとめて書くように注意してください。
注意点②会場の説明はいらない
2つ目は、会場の説明に字数をさかない事です。セミナー会場までのアクセスや、住所などを細かく記載する必要はありません。会社に提出したレポートは、社内で使う資料の1つとして共有される物です。レポートに必要なのは、セミナーでの内容や所感(感想)だけです。
注意点③コツ③フォーマットやテンプレートを使う
基本的なレポートの構成は、多くの場合ほぼ同じになります。しかし、会社によっては例文のテンプレートや、フォーマットが決まっている場合もあります。その際注意する必要があるのは、毎年使用している年月日や元号の確認です。また、提出日の記載も必要ですから忘れずに書きましょう。
セミナーレポートの書き方を知って上手に仕上げよう!
新人研修セミナーでは初めての体験も多く、レポートの書き方に迷ってしまう事もあります。しかし、今回ご紹介したセミナーレポートの書き方のコツや注意点を抑えれば、迷わず書き上げることができますよ。
また、所感に関しては感想文との区別をつける事が大切です。セミナーレポートのテクニックやコツを身につければ、今後他のレポート作成をすることになった時などにも役立ちますよ。いろいろな事をしっかり覚えて、セミナーレポートを上手に仕上げましょう。
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