【ピザの食べ方】イタリアとアメリカで違う!ナイフとフォークで食べるのはどっち?

イタリアとアメリカでは、ピザの食べ方に違いがあるのをご存じですか?ナイフとフォークで食べるのはどっちなのかなど、ピザの食べ方の違いや正しい食べ方、OKマナー・NGマナーなどもご紹介します。ピザを食べる時の参考にしてください。

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ピザの食べ方の違いとは?イタリアとアメリカで違うの?

①オーダーの仕方

ホールピザ

イタリアとアメリカでは、ピザのオーダーの仕方が違います。イタリアでは一人1枚食べるのが基本で、シェアして食べるということはほとんどありません。アメリカではイタリアよりもピザのサイズが大きく、日本と同様1枚のピザを大人数でシェアして食べることが多くなっています。

②食べる場所

レストラン

イタリアとアメリカでは、ピザを食べる場所にも違いがあります。イタリアではピザ専門店やレストランで食べることが多く、アメリカでは日本と同じように、自宅などのカジュアルな場所に宅配を使って食べることが多いようです。

③食べ方

フォーク

ピザの食べ方にも、イタリアとアメリカでは違いがあります。イタリアのピザは熱々の状態で提供されるため、ナイフとフォークで丸めるようにし、一口サイズに切って食べるのが一般的です。またホールで提供されることも多いため、必然的にカットするためのナイフとフォークを必要とします。

ただし手で食べるのも、マナー違反ではありません。レストランやフォーマルなピザ専門店などのお店ではナイフとフォークで食べますが、カジュアルなピザのお店や立ち食いピザ屋などでは、手で持って食べることが多くなります。

アメリカのピザは日本と同じように、大人数で取り分けて、手で持って食べるのが一般的な食べ方です。ファストフードとしてカジュアルな場面で食べることが多いため、アメリカのピザの食べ方にマナーは特にありません。

④服装

ドレス

イタリアのフォーマルなピザ専門店は、多少のドレスアップが必要です。日本やアメリカと違い、イタリアではレストランのようなお店で、食べることも多くあります。そのため男性はジャケットを着用し、女性もカジュアルな服装を控えるようにします。

ナイフ&フォークを使ったピザの正しい食べ方

①クリスピータイプ

薄い生地

クリスピータイプの生地のピザは、ナイフとフォークでクルクル丸めるようにして食べます。ホールピザを1/8にカットしてから、ピザの中心から丸めるようにします。チーズが粘着剤の役割をするので、慣れると丸めるのが簡単になります。丸めることでソースのジューシーさと、生地のサクサク感をバランス良く味わえます。

    食べ方

  1. 1ホールピザを1/8にカットする
  2. 2ピザをナイフで押さえながら、フォークで先端をめくる
  3. 3めくった先端をナイフで押さえながら、さらにフォークで巻きこむ
  4. 4耳まで巻き込んだら、左端から一口サイズにカットする

②厚みのあるタイプ

厚い生地

厚みのあるタイプのピザは、1ピースずつ取り自分のお皿でカットします。厚みがあると丸めるのは難しいため、三角形の尖った方を左側にして、一口サイズに切り分けましょう。耳の部分は向きを変えて、具材と一緒に食べられるように切り分けます。

    食べ方

  1. 11/8にカットする
  2. 2三角形の先端を左側にして、食べやすい大きさに切って食べる
  3. 3さらに左側から、一口サイズに切って食べる
  4. 4耳に近い部分は、向きを変えて縦に切る

お店でピザを食べる時には、ナイフとフォークの使い方のマナーについても気を付けましょう。下記の記事で、洋食のナイフ&フォークのマナーが紹介されています。正しい使い方を覚えて、スマートな食事をしましょう。

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手を使ったピザの食べ方


①一般的な食べ方

手で食べる

ファストフードやテイクアウトのお店では、イタリアでもアメリカでも、手を使って食べても大丈夫です。そのまま食べられるように、1ピースで提供されることも多いようです。細かいルールは気にせず、カジュアルに食事を楽しみましょう。

    一般的な食べ方

  1. 1チーズやソースなどが垂れないように、内側にやや曲げる
  2. 2切り分けられたピザの先端から食べる

②綺麗な食べ方

ナプキン

手づかみでより綺麗な食べ方をするには、ペーパーナプキンを使いましょう。サンドイッチのようにピザを半分に折り、手のひらにペーパーナプキンを挟むか、ピザ自体をペーパーナプキンで包みます。食べている途中で手が汚れたり、洋服やテーブルに垂らしたりするのを防げるので綺麗に食べられます。

    綺麗な食べ方

  1. 11ピースを手に取って、耳を軽く半分に折る
  2. 2ペーパーナプキンを持って、ピザと手の間に挟む

ピザの食べ方OKマナーとは?

①耳を残す

ピザ耳

ピザの耳を残すのは、マナー違反ではありません。日本では耳を残すのは、良くないとされることもあります。しかし一人1枚オーダーすることから、お腹いっぱいになることもあり、耳は食べても食べなくても良いとされています。残した耳は左上端に寄せて、ペーパーナプキンをかけ、目に付かないようにしておきましょう。

②フォークでお皿に落ちた具材を刺す


具材

ピザを食べる時は、お皿を綺麗にして終わるのがマナーです。ピザの具材がお皿に落ちてしまった時は、具材をそのままにするよりも、フォークで刺して食べる方が良いでしょう。次の一口を食べる時に、ピザに乗せて一緒に食べきるようにしましょう。

③ナイフに付いたチーズ等をピザに付ける

チーズ

ナイフに付いたチーズ等は、ピザに付けて食べましょう。ナイフとフォークでピザをカットしていると、チーズやソースが付いてしまいます。次の一口の生地に、ナイフのチーズやソースをなでるようにすると綺麗になります。

ピザの食べ方NGマナーとは?

①具だけを食べる

生地

イタリアでは、ピザの具材だけを食べるのはNGマナーです。ピザは生地と具材とソースで作られ、完成された形で提供されます。具材だけを食べて、生地を残してしまうのはシェフに対して失礼にあたります。具材と生地は、一緒に食べるようにしましょう。

②タバスコをかける

タバスコ

イタリアのピザには、タバスコはかけません。日本ではピザと共に出されることも多いタバスコですが、イタリアやアメリカではタバスコをかけることはありません。特にイタリアでは、シェフが最高の状態に仕上げた料理に、タバスコを加えて味を変えてしまうのは失礼にあたりますので、そのままの状態で食べましょう。

イタリアの代表的なピザの種類3選

イタリアとアメリカのピザの食べ方の違いをご紹介してきましたが、イタリアのピザは地域によって特徴が異なります。生地の厚さ・作り方・焼き方・具材まで、地域別に異なる特徴があるイタリアの代表的なピザをご紹介します。

①ミラノ風ピザ

きのこ

ミラノ風ピザは、イタリア北部で一般的に食べられているピザです。カリッとした薄い生地の上に、ソースやチーズが薄くのせられ、きのこ類など山の幸がのせられています。薄い生地に具材がのっているので、手で食べるのは難しいため、ナイフとフォークで丸めるようにして綺麗に食べましょう。

②ローマ風ピザ

ナポリ

ローマ風ピザは、ミラノ風ピザのように薄い生地のピザです。具材が生地からはみ出るくらい、ギリギリまでのせられています。シーフード・きのこ・ハム・チーズなど具材の種類が豊富なため、ミラノ風ピザのように丸めて生地と一緒に食べましょう。

③ナポリ風ピザ

生地の厚いピザ

ナポリ風ピザは、イタリア南部で食べられているピザで、生地が厚くもちもちした生地にシンプルな具材が特徴です。ナポリが発祥のピザは、マルゲリータなどがあります。手で食べるのもマナー違反ではありませんが、フォーマルなお店ではナイフとフォークで食べましょう。

正しいピザの食べ方を覚えておきましょう

ピッツア

ピザの本場イタリアの食べ方やマナーは、日本やアメリカの一般的な食べ方と異なることが多くあります。フォークやナイフの食べ方も、慣れると手や口の周りが汚れずに綺麗に食べられるのでおすすめです。カジュアルなシーンでは手でも構いませんが、フォーマルなお店ではフォークとナイフを使えるようにしましょう。

ピザの本場イタリアの食べ方を覚えたら、次はコース料理を覚えましょう。下記の記事では、フレンチ・イタリアン・和食などのコース料理について、順番の意味や名前などが紹介されています。お店に行く前に、是非チェックしてみてください。

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