乾杯の挨拶の例文7選!結婚式や飲み会の幹事や友人のスピーチについても
乾杯の挨拶はどんな言葉を使ったらいいのか悩みますよね。今回は乾杯の音頭で使える定型文や、結婚式や飲み会や懇親会などいろいろなシーンで使える乾杯の挨拶の例文7つを紹介しています。幹事や挨拶を頼まれた方は参考にしてみてください。
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乾杯の挨拶の意味
お祝いの席で乾杯をする意味
結婚式や飲み会や懇親会など、うれしい時に乾杯の挨拶をしますよね。乾杯はもともとグラスを合わせて音を出すことでお酒の中の悪魔を払ったり、お酒に毒が入っていないことを証明するためにしていたといわれています。今では悪魔を払う意味はなく、祈念する行為として乾杯が行われます。
乾杯の挨拶と乾杯の音頭の違い
乾杯の挨拶とは、乾杯をみんなで揃えるために乾杯の前にする挨拶のことです。挨拶をすることで乾杯のタイミングをそろえるという役割と、乾杯をする気持ちや思いをみんなとおなじにするという役割があります。
乾杯の音頭とは、「乾杯!」と乾杯の掛け声のことを指すことが多いです。しかし乾杯の音頭で軽い挨拶をする場合もあり、明確な違いはありません。乾杯だけでも主賓のあいさつでみんなでお酒を飲むことを意味しているので、乾杯だけで挨拶や音頭が含まれていることがあります。
結婚式で主賓の乾杯挨拶の意味
結婚式では主に主賓の方が乾杯の挨拶をします。主賓とはゲストの中で1番格が高い人のことを指します。しかし今では新郎新婦の同僚や友人が乾杯の挨拶をする場合もあるので、必ず格の高い方が行うわけではありません。
結婚式の乾杯の挨拶は、新郎新婦への祝辞を述べる意味があります。また結婚式や披露宴の初めの挨拶になるので、お祝いムードを盛り上げるための役割もあります。
飲み会で上司や幹事の乾杯挨拶の意味
歓迎会や忘年会など会社や仲間との飲み会での乾杯の挨拶は、その場で1番格の高い方や幹事の方が行う場合が多いです。しかし特に決まりはないので、立場の違いがない場合は誰が乾杯の挨拶をしても構いません。
飲み会で上司がする乾杯の挨拶は、社員を労ったり社員の祈念をする意味があります。幹事の乾杯の挨拶の場合は、飲み会を開けたことの感謝や会を盛り上げるための意味があります。
乾杯の挨拶の流れやポイント
結婚式での乾杯の挨拶の流れ
結婚式の乾杯の挨拶の流れは、司会の方との打ち合わせもあるので事前に決められることが多いです。乾杯の挨拶は新郎新婦が入場し、新郎のウェルカムスピーチをして主賓の挨拶が済んだ後が定番です。
飲み会や懇親会での乾杯の挨拶の流れ
飲み会や懇親会での乾杯の挨拶は、司会から紹介されて開会の挨拶をしてから乾杯の挨拶をするのが定番の流れです。司会は幹事がする場合が多く初めに出席してくださったことの感謝など司会の挨拶があり、司会に乾杯をする方が紹介されます。幹事が乾杯の挨拶をする場合は、出席の感謝からそのまま乾杯を取ることが多いです。
乾杯の挨拶「ご唱和ください」の使い方のポイント
乾杯では掛け声をそろえるために「ご唱和ください」がよく使われます。ご唱和とは音頭を取る人が言った言葉をほかの人が同じ言葉を言うことです。ご唱和くださいは必ず言う必要はありませんが、会場全員が同じ言葉を言うことで一体感が生まれて祝いの気持ちが大きくなります。
ご唱和くださいの基本的な使い方は、挨拶をした後の最後の締めとして「皆様ご唱和ください」や「ご唱和をお願いします」と言って乾杯の音頭をとります。
乾杯の挨拶「ご起立ください」の使い方のポイント
乾杯をするときに全員が立って乾杯をするために、挨拶をするひとが「ご起立ください」を言う必要がある場合があります。しかし結婚式では司会が言う場合もあり、座室など立つのに時間がかかる場合などは座ったまま乾杯をしてもいいでしょう。
乾杯の挨拶の時間は2分以内で終わらせる
乾杯の挨拶は短すぎても長すぎてもいけません。乾杯の挨拶が短すぎると全員がグラスを持つ前に終わってしまい、乾杯がそろいにくくなります。長すぎると聞いている側が疲れてしまい、グラスを持って用意している方は手が疲れてしまいます。
乾杯の挨拶は1分30秒くらいが丁度いいといわれていて、2分以内が目安です。挨拶に2分以上かかってしまうと長いと感じてしまいます。
乾杯の挨拶のスピーチの発声
乾杯の挨拶のスピーチははっきりとスムーズに発声するのが大切です。乾杯の挨拶をするときはお祝い事の時なので、明るくトーンをあげるて発声しましょう。またご唱和くださいやご起立くださいなど会場に語りかけるときは、挨拶の時の発声よりも大きくトーンを上げると気分が盛り上がりますよ。
乾杯の挨拶の基本構成
乾杯の挨拶の基本構成①冒頭の挨拶
乾杯の挨拶の基本構成1つ目は、冒頭の挨拶です。結婚式や大きな飲み会の時は司会や幹事の方が挨拶をする方を紹介します。なので初めは「只今ご紹介にあずかりました、(名前)と申します」と自己紹介をします。
この時に結婚式の場合では初対面の方もいるので、新郎新婦との関係性も一緒に紹介してもいいですね。その場合は「只今ご紹介にあずかりました、新郎の父(名前)と申します。」など名前の前に入れてください。
乾杯の挨拶の基本構成②会に関係のある話
乾杯の挨拶の基本構成2つ目は、会に関係のある話をいれます。この話は乾杯をする会によって変わります。結婚式では新郎新婦への祝いの言葉を入れて、新郎新婦の会社関係の人なら会社内での人柄や仕事の姿勢を入れて日頃の感謝も一緒に述べると、新郎新婦を上げることができます。
新年会では新しい1年が始まることの挨拶の言葉を入れたり、懇親会ではみんなが親睦を深められるような言葉を入れたり会にあった話をするといいですよ。
乾杯の挨拶の基本構成③抱負や願いを使った挨拶
乾杯の挨拶の基本構成3つ目は、抱負や願いを使った挨拶をします。結婚式では新郎新婦2人がどんな家庭を築いてほしいのか、結婚生活で学んでほしいことなどを挨拶に入れるのが定番です。この時に新郎新婦より年上の場合は先輩としての心得などを話すこともありますが、上から目線になりすぎないように気をつましょう。
会社での飲み会の場合は、社長や部長など先導する方が挨拶をする場合はこれから会社の抱負を話すといいですよ。例えば「決意も新たに今年も盛り立てていきましょう。」などを入れると、社員の士気が高まりますね。
乾杯の挨拶の基本構成④最後の乾杯の音頭
乾杯の挨拶の基本構成4つ目は、最後の乾杯の音頭です。乾杯を言う前に一言入れると挨拶が終わりだとわかって乾杯が合わせやすくなります。「ご唱和ください」や「グラスをお持ちください」なども乾杯の定型文として使えますね。
シーン別乾杯の挨拶例文7選
シーン別乾杯の挨拶例文①結婚式での会社関係者の挨拶
シーン別乾杯の挨拶例文1つ目は結婚式での会社関係者の挨拶です。「只今ご紹介にあずかりました、新郎君の勤務先の上司(名前)と申します。(新郎)君(新婦)さん、ご結婚おめでとうございます。本日はこのような晴れがましい席にお招きいただきありがとうございます。
(新郎)君が入社以来日々成長し、後輩の面倒をよく見てくれる面倒見のいい子です。これからは2人で手を取り合って素敵な家庭を築いていってください。(新郎)君と(新婦)さんの未来が幸せで素晴らしいものであることを祈っています。これで私のお二人へのお祝いの言葉とさせていただきます。」
新郎新婦とのエピソードを、親族やゲストのことも考えてプラスになる話を入れましょう。
シーン別乾杯の挨拶例文②結婚式での友人関係者の挨拶
シーン別乾杯の挨拶例文2つ目は結婚式での友人関係の挨拶です。「只今、ご指名を頂きました、(新婦)さんの高校時代からの友人(名前)でございます。(新郎)さん(新婦)さんご結婚おめでとうございます。ご両親ご親族のみなさまにおかれましてもお慶び申し上げます。本日はお招きをいただき誠にありがとうございます。
(新婦)さんとはA高校のバレーボール部で出会いました。(新婦)さんは私が怪我で落ち込んでいた時にそばにいて励ましてくれて3年生でキャプテンに任命されるほど私たちの中心にいる方でした。(新郎)さん、ぜひとも(新婦)さんを大切にしてくださいね。どうぞお幸せになってください。ありがとうございました。」
クスッとなるような新郎新婦が傷つかないほどの笑えるエピソードを入れると会場が温まりますよ。
シーン別乾杯の挨拶例文③結婚式2次会
シーン別乾杯の挨拶例文3つ目は結婚式2次会です。「只今ご紹介に与りました、新郎の友人(名前)と申します。(新郎)くん(新婦)さんご結婚おめでとうございます。午前中に行われた結婚式と披露宴はとても素晴らしかったです。(新婦)さんのドレス姿は(新郎)くんにはもったいないほどでした。
でも目を合わせて微笑みあっている2人を見てお似合いだと思いました。2人とも幸せになってください!それでは2人の門出を祝って、乾杯!」
2次会では結婚式よりも言葉使いや内容を柔らかくしたほうが、場の雰囲気に合いやすくなります。
シーン別乾杯の挨拶例文④新年会
シーン別乾杯の挨拶例文4つ目は新年会です。「皆様あけましておめでとうございます。今年も良い年になるよう、社員全員で杯を交わし元気よくスタートしてまいりたいと思っています。それではご唱和ください。より良い年になりますように、乾杯!」
新年会では「あけましておめでとうございます。」など新年の挨拶から始めましょう。
シーン別乾杯の挨拶例文⑤送別会
シーン別乾杯の挨拶例文5つ目は送別会です。「(名前)さん、今までお勤めありがとうございました。私どもは(名前)さんには入社当時から大変お世話になりました。あの時の(名前)さんの言葉は私の心の中にあり、これからも(名前)さんの教えを胸に頑張ります。
これからは第二の人生をゆったりと楽しまれて下さいね。本当にありがとうございました。それでは皆様唱和をお願い致します。(名前)さん今後のご健勝とご発展をお祈りしまして、乾杯!
相手への感謝の言葉をメインにして挨拶を考えましょう。
シーン別乾杯の挨拶例文⑥懇親会
シーン別乾杯の挨拶例文6つ目は懇親会です。「本日は懇親会にお集り頂きましてありがとうございまいます。日頃の疲れを癒すべく、楽しい時間を共に過ごしお互いの親睦をこれまで以上に深めましょう。それでは、乾杯の音頭を取らせて頂きます。皆様のご健勝とご活躍を祈念いたしまして、乾杯!」
親睦を深める会なので楽しい会にできる挨拶にしましょう。
シーン別乾杯の挨拶例文⑦飲み会・幹事
シーン別乾杯の挨拶例文7つ目は飲み会幹事の挨拶です。「今日は集まってくれてありがとうございます。今日は盛り上がっていきましょう。それでは皆さんグラスを持って、乾杯!」
友達や同僚での飲み会での挨拶は明るく10秒ほどに収めましょう。
乾杯の挨拶は気持ちを込めよう
乾杯の挨拶は結婚をお祝いしたいという気持ちや、懇親会で楽しい会にしたいという気持ちが大切です。乾杯の挨拶をする場合はその場で伝えたい自分の気持ちを込めて、みんなが気持ちよく乾杯できる挨拶にしましょう。
結婚式などの祝いの席の挨拶の中で万歳三唱が行われることがあります。万歳三唱の意味ややり方については、こちらの記事で紹介しているので詳しく知らない方は読んでみてください。
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