労いの言葉の意味とは?仕事のメール例と目上の人への敬語も
仕事で労い(ねぎらい)の言葉をかけられるとうれしくなるものですよね。基本的に労いの言葉は目上から目下にかけるものですが、逆の敬語表現やメールならではの使い方もあります。ここではそんな労いという言葉の使い方や労いの言葉の例を紹介していきます。
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目次
労い(ねぎらい)の言葉とは?意味は?
労い(ねぎらい)とは感謝と実績へのポジティブな評価を意味する
労い(ねぎらい)とは、感謝と実績へのポジティブな評価を意味します。「ありがとう」と感謝をする場面は日常生活において珍しくないのですが、何かに感謝をしつつもその人の実績や功績を認める機会となると、かなり限定されてくることでしょう。労いというのは感謝と評価の要素を併せ持つ行為であると言えます。
労い(ねぎらい)という行為は感謝とよく混同されるのですが「実績へのポジティブな評価」が伴わない行為は感謝に分類される行為になります。労い(ねぎらい)の行為があるからこそ期待できる、その人物に対する効果というものもありますので労い(ねぎらい)と感謝はしっかりと区別して考えていきましょう。
労い(ねぎらい)の言葉とは基本的には目上から発信されることが多い
労い(ねぎらい)の言葉とは基本的には目上から発信されることが多くなっています。立場が下の人が目上の人に対して労い(ねぎらい)の言葉をかけるシーンというのも確実に存在しますし、立場が下の人が目上の人に対して労い(ねぎらい)の言葉をかけることが禁忌とはされていません。
しかしながら多くの場合、労い(ねぎらい)の言葉は目上から発信されます。特にビジネスのシーンにおける労い(ねぎらい)の言葉に限ってはまず目上から部下に対してという状況が前提になります。しかしながら労いの言葉をかけられるのは誰しもがうれしいものなので、ここでは目上に使える労いの表現も紹介していきます。
労い(ねぎらい)の言葉がメール等仕事の中であるとモチベーションが上がる
労い(ねぎらい)の言葉がメール等、仕事の中であるとモチベーションが上がるきっかけになります。社会人にとって、自分の仕事が認められることはうれしいことであり、モチベーションのアップに繋がることが少なくありません。それは会社から表彰されるといった大袈裟なことではなく、些細なことでもいいのです。
会社という組織において上司は部下のモチベーションをマネジメントすることが仕事の一環でもあります。そのため会社において上司は部下をいかに労うかということをいつも考えています。それは言葉であったり飲み会であったり、その形は様々です。ここからはどのような労い(ねぎらい)が効果的かを見ていきましょう。
労いの言葉例5選!仕事や目上の人に使う時の敬語は?
労いの言葉に使える敬語表現例①お疲れ様です
労いの言葉に使える敬語表現例の1つ目は「お疲れ様です」という表現になります。この表現はビジネスのシーンにおいてはごくごく一般的な挨拶の表現です。
しかしながらこの表現は日ごろから使っている労い(ねぎらい)の表現にもなっています。「ご苦労様」という類似表現については目上の人に対しては使えない表現ですが「お疲れ様です」は目上の人にも使える表現になっています。最もメジャーな労いの表現が「お疲れ様」であることをまずは覚えておきましょう。
労いの言葉に使える敬語表現例②ご高配賜り感謝いたします
労いの言葉に使える敬語表現例の2つ目は「ご高配賜り感謝いたします」という表現になります。この表現は、非常にフォーマルな要素の強い敬語表現になります。目上の人対して使える数少ない労いの表現であり、その中でも相手に対する敬意が最も強く伝わる言い回しになります。
ただしこの表現を唐突に使うと非常に違和感があるので、使うタイミングを図る必要があります。例えば手紙を書く機会ができた時やお歳暮やお中元等の贈り物をするタイミングでこういった言葉を添えると上司に対する労いの効果が期待できることでしょう。
労いの言葉に使える敬語表現例③ご指導ご鞭撻
労いの言葉に使える敬語表現例の3つ目は「ご指導ご鞭撻」という表現になります。「ご指導ご鞭撻」という言葉は、ビジネスにおいて目上の人に対して、社交辞令も含めて使用される表現になります。
「ご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます」「ご指導ご鞭撻いただきましてありがとうございます」といった言い回しで使いますが、目上としては言われると非常にうれしくなる表現です。
労いの言葉に使える敬語表現例④お慕い申し上げております
労いの言葉に使える敬語表現例の4つ目は「お慕い申し上げております」という表現になります。この表現はダイレクトに目上に対しての敬意を伝える表現になります。目上に対して直接的に「尊敬している旨」を伝える機会はなかなかないものなので、言われた目上の人も非常にうれしい気持ちになることでしょう。
本気でそう思える目上には是非とも使ってみたい表現です。ただしこの表現は恋慕のニュアンスを伝える場合にも使いますので、状況によってはいらない勘違いを招くリスクがあるので注意が必要です。
労いの言葉に使える敬語表現例⑤敬慕申し上げます
労いの言葉に使える敬語表現例の5つ目は「敬慕申し上げます」という表現になります。「敬慕申し上げます」という敬語表現は「お慕い申し上げております」と同義の表現になります。
この表現に関しては「お慕い申し上げております」と違って恋慕のニュアンスを伝えることはないので純粋に尊敬の念を相手に伝える表現になります。社交辞令では決して使ってはいけない表現になりますので、強い尊敬の念がある目上の人に使ってみたい言い回しになります。
友達や恋人への労いの言葉5選!
友達や恋人への労いの言葉①いつも頑張ってるね!
友達や恋人への労いの言葉例の1つ目は「いつも頑張ってるね」という表現になります。もちろん何か結果を出してそれが認められれば一番いいのかもしれませんが、日ごろの頑張りを見ていてくれる人がいるのは非常にうれしいものです。
「いつも頑張ってるね」という表現は努力を認めることに加えて、いつもその人のことを気にかけて見ていることも併せて伝えていることになります。労い(ねぎらい)の要素が詰まった言葉ですので、元気がないなと感じた時やふと相手のことが気になった時にかけてあげたい言葉です。
友達や恋人への労いの言葉②体を壊さないようにね!
友達や恋人への労いの言葉例の2つ目は「体を壊さないようにね」という表現になります。「いつも頑張ってるね」という表現は言われた方の、努力への承認欲を満たしてくれる言葉ですが「体を壊さないようにね」という言葉は相手への気遣いを表す言葉になります。
たとえ相手が体調を崩しているような時でなくても、相手にかける「体を壊さないようにね」という言葉には「普段頑張っているから体調に気を付けて欲しい」という思いも滲んでいるのです。相手を認めて同時に気遣いも伝える労いの要素が強い言い回しの一つになります。
友達や恋人への労いの言葉③さすが!
友達や恋人への労いの言葉例の3つ目は「さすが」という表現になります。「さすが」という表現は、仕事等で出した結果や自分の実力が認められたと感じさせてくれる、承認欲をくすぐる表現です。
「さすが」という表現は誰でも、そしていつでも言えます。そのため最も気軽にかけられる労い(ねぎらい)の言葉であると言えるでしょう。
友達や恋人への労いの言葉④頼りにしてるよ!
友達や恋人への労いの言葉例の4つ目は「頼りにしてるよ」という表現になります。「頼りにしてるよ」という表現は日ごろからその人の実力と実績を認めていることを暗に示している表現であり、その後の仕事へのモチベーションを大きく引き上げる言い回しになります。
友達や恋人への労いの言葉⑤いつも大変だね
友達や恋人への労いの言葉例の5つ目は「いつも大変だね」という表現になります。「いつも大変だね」という表現は相手に対してポジティブなこともネガティブなことも伝えていないのですが、その人のことを気にかけていて「よく働いている」ということを認めている表現で労い(ねぎらい)の効果が期待できる表現です。
労い(ねぎらい)の言葉の英語例は?
労い(ねぎらい)の言葉の英語例①テイクケア
労い(ねぎらい)の言葉の英語例の1つ目は「テイクケア」という表現になります。この表現は基本的には「お大事に」と翻訳されます。日本語で「お大事に」という言葉は基本的に病気の時に限定してかける言葉ですが、「テイクケア」は相手を気に掛ける表現としてちょっとしたことに対しても使われます。
例えば「忙しくて食事を摂っている暇がない」と話をした場合、体調が悪いとはダイレクトに言っていませんが、もしかしたら栄養失調になっている可能性も推測されます。「テイクケア」はそういう場合にも使われる労いの言葉になります。メールやSNSのやり取りでもよく使われる表現になります。
Take care.(お大事にね)
労い(ねぎらい)の言葉の英語例②グッドラック
労い(ねぎらい)の言葉の英語例の2つ目は「グッドラック」という表現になります。この表現は「さようなら」の代わりに使われる挨拶でもあるのですが「幸運を祈る」という意味合いもある英語の労いの表現です。
日本語で似たような言い回しだと「ご多幸をお祈り申し上げます」というだいぶ堅い表現になってしまいます。文化の違いはありますが「グッドラック」はライトに使える、英語の労いの表現です。
Good luck!(あなたの幸運を祈る!)
労い(ねぎらい)の言葉の英語例③ユーキャンドゥーイット
労い(ねぎらい)の言葉の英語例の3つ目は「ユーキャンドゥーイット」という表現になります。「ユーキャンドゥーイット」という表現は直訳すると「あなたはそれができる」なのですがその意味のほかに「頑張って」という意味合いも込められた言葉です。
日本語であっても「君ならできる」と言われたら多くの場合気持ちが奮い立つかと思います。この表現も英語ならではの労いの表現になります。
You can do it.(君ならできる)
労いの言葉をかけてもらった時の返事例は?
労いの言葉をかけてもらった時の返事例①ありがとうございます
労いの言葉をかけてもらった時の返事例の1つ目は「ありがとうございます」という表現になります。シンプルな返事で会話でもメールでも使える返事になりますが、まずは相手に感謝を伝える「ありがとうございます」という返事をしておけば労いの言葉をかけた相手に感謝の気持ちで報いることができることでしょう。
他の言葉で労いの言葉をかけてもらった時の返事をするとしても、まず一言目には「ありがとうございます」と返事をしたいものです。労いの言葉をかけてくれた相手への感謝の気持ちは忘れずに表現するようにしましょう。
労いの言葉をかけてもらった時の返事例②お気遣い感謝いたします(メール)
労いの言葉をかけてもらった時の返事例の2つ目は「お気遣い感謝いたします」という表現になります。この表現は会話でNGの表現ではないのですが、主にメールで使いたい表現になります。目上の人へのメールでの返事に関してはこのくらいかしこまった表現でも差支えはありません。
労いの言葉をかけられたタイミングでは「ありがとうございます」としか返事ができなくても、後からメールで改めて御礼を伝えるのも一考です。ちなみに最近ではmineoでメールの設定をしておくとお得に、そして便利にメールを使うことができますので下記の関連記事も参考にしてみてください。
労いの言葉をかけてもらった時の返事例③ご期待に添えますよう
労いの言葉をかけてもらった時の返事例の3つ目は「ご期待に添えますよう」という表現になります。労いの言葉には、その人の今後の活躍を期待するような表現が含まれていることが少なくありません。その期待に対して「ご期待に添えますようこれからも精進します」というような返事をすると相手の期待も膨らむことでしょう。
労いの言葉に相手の自分への期待の気持ちを感じた時には「ご期待に添えますよう」といった表現を使って返礼することを心がけましょう。
労いの言葉が自然にかけられるようになろう!
労いの言葉が自然にかけられるようになるとより良いコミュニケーションが期待できることでしょう。人に感謝して、人を認めてモチベーションを上げるのが労いの言葉であり、それは相手のためになるだけではなく必ず自分にも恩恵が返ってきます。ここで紹介したことが今後のコミュニケーションに役立てばすごくうれしいです!
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