JALカードとANAカードはどっち?ゴールド等の内容も徹底比較!

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マイルが貯まるクレジットカードで日本の航空会社が提携している「JALカード」と「ANAカード」。両方とも数多くの種類を発行していますが、内容に違いがあります。JALカードやANAカードの違いやマイルの貯まり方、カードの特徴などわかりやすく比較します。

JALとANAカードの基本的な種類

JALカードの種類と基本的な内容

JALカードは大まかに分類すると、普通カード・CLUB-Aカード・CLUB-Aゴールドカード・プラチナカードの4種類となっています。選べる提携ブランドも多く、下記の通りです。
  • JAL JCBカードJAL MasterCardJAL VISAJALダイナースカードJALカードSuicaJALカード TOKYU POINT ClubQJALカードOPクレジットJAL アメリカン・エキスプレス・カード
JALカードと一口にいっても、どのカードの種類とどの提携ブランドを選ぶかによって、非常に多くの選択肢があります。JALカードを作成する時には、まずカードの種類を選び、提携ブランドを決めてから申し込むようにしましょう(一部、組み合わせが無いものもあり)。また、詳しいことは省略しますが、学生用カードとして「JALカードnavi」という種類もあります。 年会費等の比較をすると、普通カードは2,160円・CLUB-Aカードは10,800円・CLUB-Aゴールドカードは17,280円・プラチナカードは33,480円です。家族会員の場合は、普通カード1,080円・CLUB-Aカード3,780円・CLUB-Aゴールドカード8,640円・プラチナカード16,740円となっています。 ※アメリカン・エキスプレス・カードとダイナースカードの場合、年会費や家族会員は費用が上がります。発行できるカードも少なくなるため、詳しくはJAL公式ウェブサイトをご覧ください。

サービス内容を比較

続いて、カードのサービスを比較してみます。普通カードの特徴としては下記の通りです。
  • 入会搭乗ボーナス(入会後初めての搭乗時) 1,000マイル毎年初回搭乗ボーナス(毎年最初の搭乗時) 1,000マイル搭乗ごとのボーナス フライトマイルの10%プラス海外旅行保険/国内旅行傷害保険 最高1,000万円~3,000万円空港ラウンジサービス JALアメリカン・エキスプレス・カードのみ空港免税店での割引 5%
一方、CLUB-Aカード・CLUB-Aゴールドカード・プラチナカードの特徴としては下記の通りです。
  • 入会搭乗ボーナス(入会後初めての搭乗時) 5,000マイル毎年初回搭乗ボーナス(毎年最初の搭乗時) 2,000マイル搭乗ごとのボーナス フライトマイルの25%プラス海外旅行保険/国内旅行傷害保険 最高5,000万円~1億円空港ラウンジサービス CLUB-Aゴールドカード・プラチナカードのみ
  • プライオリティパス プラチナカードのみ空港免税店での割引 10%
  • 会員誌「アゴラ」やオリジナルカレンダーの送付あり
各項目の内容が普通カードに比べて良いことに加え、会員誌やカレンダーがもらえるようになるのが、CLUB-Aカード以上のクレジットカードの特徴です。空港ラウンジサービスやプライオリティパスは、3種類のカード全てに適用するわけではないためご注意ください。 JALカードについては下記記事も参考にしてください。 [blogcard url=”https://cktt.jp/6247”]

ANAカードの種類と基本的な内容

ANAカードの分類は、ANA一般カード・ANAゴールドカード・ANAカード プレミアムの3種類となっています。JALカードと同じく、カードブランドは多数ラインアップしています。ANAカードにも、学生用カード「ANAカード(学生用)」があります。
  • VISAMasterCardJCBダイナースクラブアメリカン・エキスプレス
電子マネーや付帯サービスは、下記の通りです。
  • 楽天EdyiDQUICPayPASMOSuicanimocaPiTaPa銀聯
ANAカードは、ANAマイレージクラブカード(AMC)に、クレジット機能やIC機能が付いたカードのことをさします。ANAマイレージクラブカードと違う点は、ショッピングマイルを貯めることができることです。 年会費を比較すると、ANA VISA一般カードは2,160円・ANA VISAワイドゴールドカードは15,120円・ANA VISAプラチナプレミアムカード86,400円ですが、国際ブランドによって年会費が大幅にアップするのはANAカードの特徴と言えるでしょう。例えば、ANA アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは33,480円、ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードは162,000円です。 家族カードは、ANA VISA一般カード1,080円、ANA VISAワイドゴールドカード4,320円、ANA VISAプラチナプレミアムカード4,320円となっています。 ※ANAカードの場合も、国際ブランドや内容によって年会費が異なるため、詳しくはANA公式ウェブサイトをご覧ください。

サービス内容を比較

続いて、ANAでもカードのサービスを比較してみましょう。普通カードの特徴としては下記の通りです。
  • 入会搭乗ボーナス(入会後初めての搭乗時) 1,000マイル毎年のカード継続時でのボーナスマイル  1,000マイル海外旅行保険/国内航空 最高1,000万円(国内旅行は無し)
  • マイル移行手数料 5マイルコース無料、10マイルコース6,300円空港ラウンジサービス JALアメリカン・エキスプレス・カードのみ空港免税店5%オフ、機内販売10%オフなど
一方、ANAゴールドカード(ANA VISAワイドゴールドカード)の特徴としては、以下の通りとなっています。
  • 入会搭乗ボーナス(入会後初めての搭乗時) 2,000マイル毎年のカード継続時でのボーナスマイル  2,000マイル海外旅行保険/国内航空/国内旅行 5,000万円
  • マイル移行手数料 10マイルコース無料空港ラウンジサービス 国内27空港で利用可能空港免税店5%オフ、機内販売10%オフなど
最後に、ANAカード プレミアム(ANA VISAプラチナプレミアム)の内容を紹介します。
  • 入会搭乗ボーナス(入会後初めての搭乗時) 10,000マイル毎年のカード継続時でのボーナスマイル  10,000マイル海外旅行保険/国内旅行保険 1億円
  • 航空便遅延保険、お買物安心保険(年間最高500万円)
  • マイル移行手数料 10マイルコース無料ANA空港ラウンジサービス
  • 海外空港ラウンジサービス「プライオリティパス」ワールドプレゼント、コンシェルジュサービスなど
上記内容はサービスのほんの一部となっており、プラチナ会員にふさわしい充実したサービスがラインアップしているのが特徴です。ANA VISAプラチナプレミアムの内容のみであるため、他のプラチナカードに関しては公式ウェブサイトで詳細をご確認ください。 ANAカードについては下記記事も参考にしてください。 [blogcard url=”https://cktt.jp/10333”]

JALカード・ANAカードのマイルの違い

JALカードとANAカードは、同じような特徴を持つカードに見えますが、実はマイルの貯め方や使い方に違いがあります。マイルを貯める方法と使い方をカード別に紹介します。

マイル移行のやり方が全く違う

JALカードは、普段のクレジットカードの利用で、マイルが自動的に積算されていきます。そのため、わざわざ手続きをしなくてはならないこともなく、移行のための時間も特にかかりません。JALのマイレージサービスは「JALマイレージバンク」(JMB)と言われています。 対してANAカードは、クレジットカードを利用しても、直接マイレージ口座にマイルが貯まっていくわけではありません。貯まったポイントを後からANAマイルに交換する手続きが必要となり、さらに、ANA一般カードの10マイル移行コースだと6,300円の移行手数料が発生してきます(5マイル移行コースであれば無料)。

JALはワンワールド加盟の航空会社

JALのマイルを貯める際、JAL便を利用することによってマイルが貯まるというのはご存じの通りですが、JALが加盟している「ワンワールド」に加盟の航空会社の便を利用した場合も、JALマイルを貯めることができます。ワンワールド加盟の航空会社は、2018年6月時点で15社あり、ヨーロッパの主要国やオセアニアの路線に強いラインアップとなっています。 なお、JALのマイル還元率をアップしたい場合は、別途「ショッピングマイルプレミアム」(3,240円)に加入する必要があります。JALは普段のクレジットカード利用でもマイルを貯めることができるので、買い物等でよくクレジットカードを使う方はショッピングマイルプレミアムに加入することがおすすめです。

ANAはスターアライアンス加盟の航空会社

ANAは「スターアライアンス」に加盟しているため、JALのワンワールド加盟の航空会社とは異なる提携航空会社をもっています。2018年6月現在、スターアライアンスは世界最大級のアライアンスとなっており、加盟数は25社となっています。25社の提携によってカバーしているエリアも広く、特にアジア圏にも強いラインアップです。

就航都市でどっちにするか決める手も

国内路線はもちろんですが、海外路線においても、JALとANAがどのような都市を就航しているのか事前に確認しておく必要があります。上述のワンワールドとスターアライアンスだけをとってみても、そのカバーエリアや特徴は異なります。 そのため、最初の章で紹介したサービス内容だけを比較してもいまいち決められない方は、自身がよく行くエリアがどの程度カバーされているか、JALとANAを比較してみると良いでしょう。

マイルを上手に貯めるためのポイント

有効期限の違いについて知っておこう

JALカードの場合は特にマイル移行手続きが必要ない、と上述しましたが、JALカードで貯まっていくのは「マイル」なので、基本的に有効期限は3年間となっています。例えば、2018年1月にフライトマイルを得たとしても、2021年1月末日には失効してしまいます。 その点、ANAカードの場合はクレジットカードの「ポイント」という形でいったん付与され、あとからそれをANAマイルに移行するため、一見すると手間なように感じますが実は有効期限がその分増えるのです。ポイントの有効期限は、クレジットカードによりますが1年~3年程度あるため、最大6年間もマイルを貯めておくことができます。

日常で貯めるのか、フライトで貯めるのか

有効期限の違いにもあるように、JALカードとANAカードは異なった特徴があります。飛行機の搭乗に関するボーナスや空港ラウンジといったサービス内容の比較はもちろん、1年間で何回飛行機に乗る予定があるのか、飛行機でマイルを貯めたいのか・それとも日常遣いでマイルを貯めたいのか、旅行や出張が多いエリアはどの辺りなのか、などさまざまな比較ポイントがあります。 そこで、1つの比較方法としておすすめしたいのは、1年間に複数回は飛行機に乗る方ならJALカード、クレジットカードを日常遣いしてコツコツとポイントを貯めたいならANAカードという選び方です。もちろん全員の方がこの限りではありませんが、ぜひ参考にしてみてください。

マイルの使い方でのオススメとは?

JALでのマイルの使い方

JALカードで貯まったマイルは特典航空券に変えるとお得です。マイルを金額にすると交換率が最も高いことが理由です。他にも、JALミニマイル特典やパートナー特典、JALとっておきの逸品と交換できますが、特典航空券よりも交換率は悪くなります。

ANAでのマイルの使い方

ANAカードで貯まったマイルの使い方も、特典航空券に変えることがおすすめです。飛行機に乗る予定がない方は、Suicaや楽天ポイントなどの電子マネーに変えることもできますが、交換率は良くありません。

まとめ

カードの使い方でマイルの貯まり方が違うJALカードとANAカードは、自身のライフスタイルに合ったカードを選ぶことで、効率よくマイルを貯めることができます。国際ブラインドや付帯サービス、年会費なども考慮しながら、自身にとって最適な1枚を選んでみてください。

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