青函トンネルは自動車で通行できる?青森/北海道/本州/津軽海峡
今回は、「青函トンネルは自動車で通行できるのか?」をテーマに、青森から北海道までの料金やクルマがある場合の津軽海峡の本州までのフェリーの乗り方や行く方法なども併せて紹介していきます。また、北海道や青森の名産品なども紹介していくので、参考にしてみて下さい。
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目次
青函トンネル(せいかんとんねる)とは?
青函トンネルとは本州と北海道を結ぶ海底トンネル
青函トンネルとは、本州と北海道を結ぶ海底トンネルの事を指します。本州側の青森県東津軽郡今別町浜名と北海道側の上磯郡知内町湯里間を結ぶ全長53.85㎞で海底部は、23.3㎞にも及ぶ大規模トンネルでもあります。
海底トンネルの中では世界最長で、それまで起こっていた海での事故を防ぐ為に多くの人が尽力したと言われています。約10年間にも及ぶ地質調査を行い、掘削に20年以上もの歳月を要し、やっと完成したのが青函トンネルです。
青函トンネルを使えば本州と北海道間を約30分で行く事が出来る
青函トンネルは、本州と北海道を繋ぐ鉄道海底トンネルです。在来線と新幹線の共用線路であり、最速30分で本州と北海道間を横断できるというのもポイントです。青森と北海道間を結ぶ交通手段としては、青函トンネルが完成するまでは、国有鉄道が保有する青函連絡船が主な交通手段でした。
しかし、気象状況により、欠航や遅延が多くあった為、利用者は度々その被害を被る事も多かったのも事実です。また、青函トンネルの構想が現実化しようという動きが強まったのが1954年に起こった洞爺丸をはじめとする5隻が沈没する悲惨な事件が起こった事がきっかけでした。
この事件を受け、1964年から総工費6900億円あまりと約20年の歳月を経て、やっとの思いで完成した青函トンネルですので、それに関わった人や多くの利用者の願いが詰まったものというのがこの事で、理解できると思います。ここに、青函トンネルの歴史を詳しく紹介した記事があるので、理解を深めてみて下さい。
青函トンネル青函トンネルは自動車で通行できる?
青函トンネルは鉄道専用のトンネルなので車での通行は不可
青函トンネルは、自動車での通行ができるのでしょうか?北海道旅行に行く際などには、クルマがあった方が何かと便利なので、できれば自家用車を持って行きたいという人も多いと思います。また、北海道に到着してからのレンタカー代を浮かせるという意味でも気になる所でしょう。
しかし、青函トンネルは、鉄道専用のトンネルです。青函トンネルは、全長が約54㎞もあるという事もあり、緊急車両の運行はもちろん、通行止めになった時の被害の甚大さを考慮して、一般車両の通行はできません。また、青函トンネルは、海底トンネルなので湿度100%に耐えれる構造の車両でなければいけません。
それらを考慮しても、一般的な車両の通行を可能とするには、まだまだ時間が掛かりそうですよね。また、万が一、トンネル内で事故があれば全長54㎞もの距離を行くというのも大変ですよね。渋滞が起こった場合などのリスクを考えても、現実的ではないのが現状です。
津軽海峡をクルマを使って横断する際にはフェリーがおすすめ
本州と北海道を自動車を持って横断したいという場合には、フェリーがおすすめです。フェリーのルートとしては、青森と函館を繋ぐ津軽海峡ルートと大間と函館を繋ぐノスタルジック航路の2ルートがあります。津軽海峡ルートは、3時間置きに船が出ているので、そういう意味でも時間を気にせず乗るにはこちらがおすすめです。
ここに、北海道旅行の時にも使えるおすすめのホテル予約サイトをまとめた記事があるので、できるだけ旅行に掛かるコストを抑える為にも参考にしてみて下さい。
青函トンネルは電車で通行できる?
2016年に開通した北海道新幹線によって通行できるようになった
青函トンネルは、一般車両は通行できない事がわかったところで、どうやって通行するのが一般的なのでしょうか?青函トンネルでの通行は、今では、2016年に開通した北海道新幹線のみとなっています。青函トンネル内の電圧が今では、新幹線用に変更されたので、旅客鉄道は北海道新幹線のみの通行となります。
北海道新幹線の停車駅は、新青森・奥津軽いまべつ・木古内・新函館北斗の4駅となっています。北海道新幹線の列車は、はやぶさとはやての2つがありますが、どちらも指定席のみの販売となっているのも事実です。奥津軽いまべつと木古内間で乗車料金・指定席特急料金を合わせて3,960円です。
北海道新幹線以外では貨物列車のみの運行
余談ですが、北海道新幹線以外の旅客列車においては、全ての線で廃止となっています。しかし、貨物列車に関しては、北海道新幹線以外の列車が廃止された以降も運行しています。また、今現在、1日に運航している列車の本数は、貨物列車の数の方が多いのも事実です。
これは、本州から北海道に輸送する際の交通手段として、船よりも天候に左右されない鉄道の方が重宝するというのが理由でもあります。今では、貨物列車がいかに、輸送手段として重要なポストを担っているかを裏付ける何よりの証拠とも言えます。
ここに、北海道新幹線よりも重要な止められない貨物列車の実態についての記事があるので、青函トンネルが貨物列車にいかに重要なものとなっているかという事を知りたい方は参考にしてみて下さい。
北海道新幹線より重要? 「止められない」青函トンネルの貨物列車青森から北海道までのフェリーの乗り方・料金は?車がある場合は?
車を持っての旅行におすすめの青森から北海道までのフェリーの乗り方
青森から北海道まで車で行くというのは、フェリー以外手段がありません。その為、北海道旅行に行く際に、車を持って行きたいという場合には、フェリーに乗っていくというのがおすすめです。まずは、フェリーを予約する必要があります。予約方法は、インターネット、電話、ターミナル窓口で行う事ができます。
予約が済んだ状態でフェリー乗り場に行けば、現地で乗船手続きを行う必要があります。車での乗船には、予約時に発行された予約番号と車検証、車なしの場合には、予約番号のみが必要となります。必要な物を持参し、ターミナル窓口に行き、函館~青森間の航路は出発90分前、函館~大間間は60分前までに手続きを行います。
手続きを行い、乗車券を発券すれば、後は乗船するだけです。ネット予約しておけば、先に料金の支払いを行う事ができるので、当日のひと手間を減らす事ができます。
青森から北海道までのフェリーの料金(バイクや自動車の料金も)
青森~北海道までのフェリーの料金については、乗船する時期や等級によって変わってきます。また、乗船料とは別に、自動車を一緒に乗せて行く場合には、別途料金が変わってきますので、その点についても詳しく確認しておきましょう。また、自動車以外にも自転車やバイクなども持ち込む事ができます。
これについても、別に料金が上乗せされますので、そういう意味でも事前に確認していく必要性はあると思います。ここに、フェリーの料金について詳しく紹介しているサイトがありますので、このサイトを参考に、料金の確認をしておきましょう。
津軽海峡フェリー【番外編】北海道・青森の名産品は?
北海道の名産品①和商の勝手丼
北海道の名産品といえば、好きな魚介を好きなだけ乗せて自分オリジナルの海鮮丼を作る事ができる「勝手丼」はメディアでも幾度となく紹介されているので、北海道に行った事がない人であってもご存知の方も多くいると思います。北海道3大市場でもある和商市場で行われているもので、お得なのも人気の理由です。
ご飯を盛られた丼を持ち、好きな具材を探す観光客は多く見受けられます。やはり、北海道と言えば、海鮮というイメージをお持ちの方も多いと思いますので、北海道に来れば海鮮は絶対に食べたいと思うのも当然だと思います。
北海道の名産品②六花亭のバターサンド
六花亭と言えば、全国的にも広く知られた北海道のお土産の定番でもあります。サクサクのクッキー生地にたっぷりのレーズンが練り込まれたバターがサンドしてあるお馴染みの商品です。北海道土産としては、知られている商品でもあるので、好きな人も多いかと思います。その為、失敗しない手土産としてもおすすめです。
北海道の名産品③ラベンダーグッズ
心を落ち着かせるハーブとしてもおすすめのラベンダーですが、北海道の富良野と言えば、ラベンダー畑を連想する人も多いと思います。富良野市に行く予定の方は、やはり、様々なラベンダーグッズをお土産として買っていくのが良いと思います。癒し系のグッズは、女性には嬉しい手土産となる事、間違いなしです。
青森の名産品①パティシエりんごスティック
青森の名産品と言えば、やはり「リンゴ」でしょう。青森のお土産には、たくさんの林檎を使ったお菓子のお土産が多く並べられています。特に、「パティシエりんごスティック」は、青森県産のりんごを豪快にカットして、しっとりとしたスポンジ生地をパイ生地で焼き上げたスティックパイになっています。
パイ生地に包まれたりんごは、シロップ漬けされているので、ジューシー感を存分に味わう事ができます。アップルパイ同様、シナモンをまぶしてあるので、アップルパイのようなサクサクの味わいとスポンジ生地がアクセントとなっているので、青森のお土産としては定番の商品となっています。
青森の名産品②シャイニースパークリングアップル
青森県産の林檎を100%使った贅沢な味わいのスパークリングジュースなので、お子様にはもちろん、大人の方にも満足してもらえるお土産としても人気の高いアイテムとなっています。炭酸が入っているので、特に夏場には、スッキリ飲んで頂けると評判になっています。ホームパーティーにも大活躍間違いなしですよ。
青森の名産品③いちご煮
「いちご煮」というネーミングからもフルーツのいちごを連想する人が多いと思いますが、そうではありません。青森の郷土料理の一つでもあるウニとアワビをスープで煮付けたもので、お椀に持った時に、ウニがまるで朝もやの中に沈む、野イチゴのように見える事からこの名前が付けられたとも言われています。
ウニとアワビという豪勢な食材を使った料理という事もあり、食卓に一緒に出すだけでも一気に、華やいだ雰囲気になりますよね。また、見た目もウニの色合いが鮮やかなので、年配の方との食事会などにもおすすめです。ぜひ青森に行った際には、お土産に買ってみて下さい。
ここに、北海道や青森の手土産を持って行った際に参考になる手土産の渡し方のマナーを紹介した記事があるので、この記事を参考に、紙袋をどうしたら良いのかなど参考にしてみて下さい。
青函トンネルを上手く利用して楽しい旅行にしよう
今回、「青函トンネルとは?」をテーマに、自動車で通行する事ができるのか、新幹線での料金や自動車を持って行く際に利用する交通手段なども併せて紹介してきましたが、いかがでしたか?青函トンネルは、基本的に北海道新幹線で通行する他、ないのが現状です。その為、自動車で通行する事はできません。
また、青函トンネルを自動車が通行できない理由は、緊急車両の問題などもそうですが、湿度の高い状況に自動車が耐えられないというのも理由の一つでした。青函トンネルを利用する以外、自動車を持って行くには、フェリーを利用するのがおすすめです。フェリーであれば、自動車だけでなく、バイクや自転車も可能です。
フェリーは、乗船する時期によって料金は変わってきますが、それでも本数も多いので、旅行などで車を北海道から本州に持って行きたい、またその逆の場合にも何かと重宝する事、間違いなしです。ぜひこの機会に、あらゆる交通手段を駆使して、旅行を計画してみて下さい。
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