1ヶ月にかかる食費の平均はいくら?毎月の食費代を節約する方法も
世間一般での食費とは、1ヶ月で平均いくらくらいかかるのでしょう。家族の人数ごとに、一月の食費代を調べてみました。1人の一日当たりの食費はいくらでしょうか。また、毎月かかる食費を少しでも節約する節約術もご紹介しますよ!1週間の目標額を決めて楽々節約生活始めましょう!
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1ヶ月にかかる食費の平均は?
1ヶ月にかかる食費の平均①1人暮らし
世間では毎月の食費が平均いくらなのか、だれでも考えたことはありますね。1ヶ月で自分が使っている食費が、世間一般より多いのか少ないのか気になるところです。今回は、総務省統計局で行われている家計調査(平成28年度)から食費データを抽出し、酒類、外食代を引いたものを中心に一月の食費平均額を検証します。
食費額は、当然ながら世帯人数によって変わります。まずは、1人暮らしの毎月の食費の平均額はどれくらいなのでしょうか。上述したデータやアンケート結果によると、一月で25,000円前後が1人暮らしの平均食費といえます。この数字は、酒類や外食費を抜いた自炊の食費になっています。
25,000円という数字は、1人暮らしなら妥当な金額に感じますね。1人暮らしでも、学生よりは収入のある社会人のほうが食費が多い傾向にあります。また、単純な食費の金額より、世帯の収入の中に食費がどれくらい占めているかということが重要になります。一般的には手取り収入の15%が食費の理想といわれています。
1ヶ月にかかる食費の平均②2人暮らし(夫婦・同棲など)
では、2人暮らしの一月の食費の平均額を見てみましょう。2人暮らしのデータの中には世帯構成員が限られていませんので、夫婦の他、友人同士の2人暮らし、親子など年齢や関係は様々です。同様の参考データによると、2人暮らしの1ヶ月の平均食費は4万円程度です。3万円代なら優秀といえるでしょう。
ここで注目なのが、1人暮らしの平均1ヶ月25,000円の食費が、2人になると単純に倍の5万円になるということではないのです。これは、世帯人数が増えることによって、大容量で割安な食材などを活用できることも要因の1つです。
それ以外にも、基本的に世帯の人数が増えるごとに、1人当たりの食費額が減るという傾向にあることが理由です。総務省のデータによると、1人暮らしの1人一日当たりの食費が888円であったのに対し、2人暮らしになると1人一日当たり705円になっています。
1ヶ月にかかる食費の平均③3人家族(夫婦+子供1人など)
それでは3人家族の食費の平均がいくらかを見てみましょう。総務省統計局のデータによると、1ヶ月平均58,000円程度、1人一日当たり645円になります。3人家族の家族構成は様々なので、夫婦に親の大人3人と、夫婦に子供1人の家庭では食費の内訳も変わるでしょう。また、こどもの年齢によっても左右されます。
子供が乳児から幼児の家庭では4~5万円、中学生から高校生くらいの成長期の子供のいる家庭では5~6万円と変化します。こどもにはお腹いっぱい食べさせてあげたいですが、教育費などもかかってくるので、少しでも食費を節約したい気持ちもでてきますね。
ちなみに、外食費はどの世帯構成でも、平均して毎月12,000円程度です。自炊の金額を減らすことができれば、外食代や交際費、被服費などの自分の好きなことや、子供がいれば教育費などに使える金額が増えます。
1ヶ月にかかる食費の平均④4人家族(夫婦+子供2人など)
続いては、4人家族の場合、食費の毎月の平均額がいくらになるかをみてみましょう。同じく総務省統計局のデータによると、1ヶ月平均71,000円程度という数字になっています。4人家族の構成も各家庭で異なりますので、両親と夫婦などの大人4人と、夫婦とこども2人などによって幅があると考えましょう。
家族構成によって、55,000円~75,000円が4人家族の平均食費の幅です。例えば、子供2人が高校生と食べ盛りで、夫婦共働きの場合、年収が手取りで600万円だとしたらその15%の8万円を1ヶ月の食費に使っていても妥当ですし、実際にかかってくるでしょう。
反対に、妻が専業主婦で子供が2人とも幼児以下のご家庭で、手取り年収が400万円だとすると、15%は6万円になります。この場合は食費を5万円代におさえることも可能でしょう。
1ヶ月にかかる食費の平均⑤5人家族(夫婦・子供3人など)
最後に、5人家族の1ヶ月の食費平均額です。5人家族の場合、一月89,000円程度です。一日当たりの1人食費平均額は、595円です。5人になると9万円近くも食費がかかることになりますね。家族が多い分、食費以外の出費も増えますので、安くて満足のいく食卓を意識している方が多いです。
ただ、ネットや雑誌では、家族がたくさんいても食費を1ヶ月4万円代でおさえている方が多くいますよね。一体どのように食費を抑えているのでしょうか。そんな節約の仕方について次の項目でご紹介します。
一ケ月にかかる食費を抑えるための節約術は?
食費代の節約術①毎月その一月の食費をいくらにするか決める
まずは、毎月、その一月分の食費目標額をいくらにするか決めましょう。この場合は、外食代、酒代は除いて考えます。その食費の中から、お米代も金額が大きいので別枠にしてよけておきましょう。上述の平均金額と、年収の15%を参考にし、ご自身のご家庭の理想の食費額を設定しましょう。
また12月や1月はクリスマスやお正月があり、食費がかかるとあらかじめ予想がつきます。ただ、ボーナスが支給される月でもあるので、収入に対しては思ったより多く使っているわけではないのです。こういった月はあらかじめ1ヶ月の目標額を多めに設定するか、別枠で予算を採るとよいでしょう。
食費代の節約術①1週間・一日当たりの食費を計算し振り分けしよう
1ヶ月の目標食費をその月の週で割り、1週間当たりの食費を封筒に小分けにしましょう。基本は、その週が封筒の中のお金でやりくりをします。1週間の食費を7で割ると一日当たりの食費が計算できます。買い物時の目安にしましょう。
足りない食材があっても、その週は封筒の中で買い物したものの中から使い切り、毎週の目標額におさまるようにする習慣をつけてみます。最初から無理のある金額にせず、負担が多すぎないところから始めましょう。無理のある節約生活は続きませんし、精神的に負担になるだけです。
食費代の節約術②買い物前に冷蔵庫の在庫チェック
1週間の食費の目標額がいくらかきまったら、買い物に行く前にご自宅の冷蔵庫や食品庫の中の在庫をチェックしましょう。重ねて買ってしまったり、まだ使える食材が残っていないか、買い忘れがないかを考えてメモにとりましょう。在庫チェックをしていくことで、無駄な買い物が減らせます。
食費代の節約術②買い物は週に一回・献立より安い食材を選ぶ
冷蔵庫のチェックが終わったら、買い物に行きましょう。買い物は、基本の買い物を1週間に1回にし、メインの食材を購入してしまいましょう。大まかに肉類はこれくらい、野菜はこれくらいと決めていくのは良いのですが、献立をがちがちに決定して買い物をすると、その献立に必要なものをあれやこれやと購入してしまいます。
結果、無駄な出費が増えてしまったり、その献立にしか使えない材料などが余ってしまいがちです。なので、買い物先の安い食材を購入することを優先し、献立はその中から考えて作るようにしましょう。
もちろん買い物をする際には、安いスーパーを活用するとよいですね。業務用のスーパーや、大容量が売りの大型スーパーを活用していくとよいです。大型食材を複数世帯で割り勘にもできます。肉類は冷凍が可能なので容量のあるものがお買い得です。
食費代の節約術④保存方法やレシピに工夫をしよう
購入してきた食材は、上手に保存して1週間やりくりしましょう。まず、肉類は小分けにして冷凍します。野菜の中でもできるものはカットして冷凍したり、野菜室でしなびてしまわないように断面にキッチンペーパーをまく、保存袋に入れるなど野菜に合った正しい保存方法で保存しましょう。傷ませてしまう食材をゼロに!
また、料理のレシピに工夫をしてみると大きく変わります。例えば、豆腐などでかさましをして食べ応えを増やしたり、乾物を利用して常備菜を作ることで食卓の品数を豊富にすることができます。節約レシピや常備菜レシピはレシピ本やネットを活用して、購入してきた食材を生かしていきましょう。
平均を意識して毎月の食費を楽しく節約しよう
思っていたより1ヶ月の食費の平均額は低くないと感じましたか?それとも高く感じたでしょうか。平均額がデータとしてわかると、自分が毎月使いすぎているのではという不安も解消されますね。また、食費を節約する際の目安に役立てることもできます。
節約しどころの食費代ですが、飲食は心身の基本でとても重要なことです。栄養バランスを考えた豊かな食卓を心がけつつ、無理のない節約ライフを楽しんでみましょう。
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