家庭で洗濯禁止の衣類手入れは?自宅の洗濯機で洗えるものの洗濯表示も
家庭で洗濯禁止の衣類の手入れの仕方がわからない方は、多いのではないでしょうか。今回は自宅の洗濯機で洗えるものの洗濯表示・洗濯マークについてやエマールを使用したドライクリーニングのお手入れ方法・手洗いの方法について紹介します。
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目次
覚えておきたい洗濯表示10選
【基本記号】覚えておきたい洗濯表示・洗濯マーク①洗えるものの家庭洗濯
覚えておきたい洗濯表示・洗濯マーク1つ目に紹介するのは、オケの中に水を張っているイラストで描かれた、家庭で洗えるものの洗濯方法を示している洗濯処理の洗濯マークです。基本記号には家庭で洗えるものの洗濯マークとドライクリーニングなど家庭での洗濯できないマークの2つに分類できます。
また温度の限度を示した付加記号の数字以外に手のイラストがプラスされている場合には、手洗いを表しているので洗濯機に入れる際は注意しましょう。
【基本記号】覚えておきたい洗濯表示・洗濯マーク②洗えるものの漂白記号
覚えておきたい洗濯表示・洗濯マーク2つ目に紹介するのは、漂白が使用可能かを示している三角形の記号の洗濯マークです。従来の漂白記号では塩素系の使用の可否のみを表示しておりましたが、新たに酸素系漂白剤の使用可否もプラスされています。
- ・白抜き三角形・・・塩素系酵素系どちらの漂白剤の使用ができる
- ・三角形+斜線・・・酸素系漂白剤のみ使用できる
- ・三角形+バツマーク・・・漂白剤の使用ができない
【洗濯マーク】漂白記号の種類
【基本記号】覚えておきたい洗濯表示・洗濯マーク③乾燥の方法
覚えておきたい洗濯表示・洗濯マーク3つ目に紹介するのは、洗濯後の乾燥方法を表している四角形の洗濯マークです。縦線のつり干し、横線の平干しの自然乾燥の方法の他に、四角の中に丸が描かれた洗濯表示でタンブル乾燥の可否も確認することができます。
- ・縦棒1本・・・つり干し
- ・縦棒1本+斜線・・・日陰のつり干し
- ・縦棒2本・・・ぬれつり干し
- ・縦棒2本+斜線・・・日陰のぬれつり干し
- ・横棒1本・・・平干し
- ・横棒1本+斜線・・・日陰の平干し
- ・横棒2本・・・ぬれ平干し
- ・横棒2本+斜線・・・日陰のぬれ平干し
- ・丸・・・タンブル乾燥可能
- ・丸+バツマーク・・・タンブル乾燥できない
【洗濯マーク】乾燥記号の種類
【基本記号】覚えておきたい洗濯表示・洗濯マーク④アイロンの仕上げ
覚えておきたい洗濯表示・洗濯マーク4つ目に紹介するのは、アイロン仕上げの可否や適切な温度を示している洗濯マークです。アイロンのイラストがそのまま記号になっているので、視覚的にもわかりやすい洗濯表示で中に描かれている点の数で上限温度を示しています。
【基本記号】覚えておきたい洗濯表示・洗濯マーク⑤ドライクリーニング
覚えておきたい洗濯表示・洗濯マーク5つ目に紹介するのは、ドライクリーニングの使用可否に加えて有機溶剤の種類を示した丸の洗濯マークです。丸の中に書かれているPとFの表示が使用する有機溶剤の種類を示しているので、ドライクリーニングする場合にはしっかりと確認しておきましょう。
- ・P・・・パークロロエチレン、石油系溶剤のドライクリーニングができる
- ・F・・・石油系溶剤でのドライクリーニングができる
- ・バツマーク・・・ドライクリーニング禁止
【洗濯マーク】ドライクリーニング記号の種類
【基本記号】覚えておきたい洗濯表示・洗濯マーク⑥ウエットクリーニング
覚えておきたい洗濯表示・洗濯マーク6つ目に紹介するのは、ドライクリーニングマークと同様に専門店でのクリーニング方法の1つであるウエットクリーニングの可否を示した記号です。溶液を使用せずに専門店の特別な技術での水洗い方法を表しています。
【付加記号】覚えておきたい洗濯表示・洗濯マーク⑦洗濯機の水温表示
覚えておきたい洗濯表示・洗濯マーク7つ目に紹介するのは、限界温度を示した数字です。基本記号にプラスして記載している付加記号と呼ばれることで、組み合わせることでより詳しく洗濯方法を示しています。
付加記号である数字は、家庭洗濯の洗濯液の温度の限度を示しています。この温度以下で洗濯することで衣類を痛みを防ぐことができるので、お風呂の残り湯などを使用する場合には確認するようにしましょう。
【付加記号】覚えておきたい洗濯表示・洗濯マーク⑧点
覚えておきたい洗濯表示・洗濯マーク8つ目に紹介するのは、アイロンやタンブル乾燥などの上限を表示している「点」の付加記号です。点は1~3つの三段階に分かれており、点の数が増えるほど温度の上限が高くなります。
【付加記号】覚えておきたい洗濯表示・洗濯マーク⑨禁止を表すバツマーク
覚えておきたい洗濯表示・洗濯マーク9つ目に紹介するのは、基本記号と組み合わせて使用することで禁止を表すバツマークです。特に家庭で行うアイロンがけやタンブル乾燥をしても良いかを事前にしっかり確認しておくと、衣類の傷みや縮みを防ぐことができます。
【付加記号】覚えておきたい洗濯表示・洗濯マーク⑩強弱を示す横線
覚えておきたい洗濯表示・洗濯マーク10こ目に紹介するのは、家庭で洗濯機をかける際に確認しておきたい強弱を表した付加記号です。洗濯の強弱は横棒で記されており本数が増えるにつれ弱くなっていきます。
下の記事では待機電力を節約するための情報をまとめています。洗濯機やドライヤーなどの家電によってコンセントを抜いてもいいかについて紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
家庭で洗濯禁止の衣類の手入れ方法は?
家庭で洗濯禁止の衣類の手入れ方法①クリーニングに出す
家庭で洗濯禁止の衣類の手入れ方法として1つ目に紹介するのは、1番確実で安全に手入れできるクリーニング店舗に出すことです。家庭で洗濯禁止されているのは、繊細な素材を使用していたり色落ちの恐れがある場合が多いため、通常の衣類と洗濯すると衣類の痛み以外に、他の衣類にも影響を及ぼす恐れがあります。
そういったトラブルを防ぐためにも、1番安全なのはプロのクリーニング業者にお任せすることが大切です。またどうしても自宅でお手入れしたい場合には、なるべく水につける時間を減らす手入れを心がけることが大切です。
家庭で洗濯禁止の衣類の手入れ方法②自宅で手洗いする
家庭で洗濯禁止の衣類の手入れ方法として2つ目に紹介するのは、手洗いすることで衣類への痛みを最小限に抑えるということです。家庭で洗濯禁止の場合には、基本的にはクリーニングに出すことが1番ですが、どうしても自宅で手入れしたい場合は、洗濯機にかけずにダメージを最小限に抑える手洗いするようにしましょう。
- 130℃以下の水におしゃれ着用の洗剤を混ぜる
- 2水に長時間つけないように汚れている部分を洗う
- 3衣類全体を水につけないようにする
- 4すぐに脱水を行う
洗濯禁止の自宅での手入れ方法
洗濯機などの家電を使用すると気になるのは、光熱費ではないでしょうか。下の記事では季節や地域差などの光熱費の平均について紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
家庭の洗濯機でドライクリーニングをするには?洗剤や干し方は?
家庭の洗濯機でドライクリーニングのやり方①エマール等のおしゃれ着用洗剤
家庭の洗濯機でドライクリーニングのやり方として1つ目に紹介するのは、ドライマーク表示の衣類でも洗うことの出来るエマールなどのおしゃれ着用洗剤を使用するということです。一般の洗剤に比べると洗浄能力は低いですが、衣類へのダメージを軽減することができるので、自宅でドライクリーニングする場合におすすめです。
家庭の洗濯機でドライクリーニングのやり方②自宅での洗い方
家庭の洗濯機でドライクリーニングのやり方として2つ目に紹介するのは、洗濯機での洗い方の手順です。ドライマークがついた衣類は通常の衣類に比べて、繊細なものが多いので手順を守って洗濯することでダメージを最小限に抑えることができます。
- 1シミ汚れにはおしゃれ着洗剤をしみこませておく
- 2そでや裾など汚れやすい部分が外側に来るように畳む
- 3洗濯ネットに入れる
- 4洗剤などを必要容量入れ、「ドライ」モードで洗濯する
- 5※洗濯機によっては手洗いやウールモードなどの表示です
家庭の洗濯機でドライクリーニング洗濯方法
家庭の洗濯機でドライクリーニングのやり方③干し方
家庭の洗濯機でドライクリーニングのやり方として3つ目に紹介するのは、洗濯機にかけた後の衣類の干し方です。セーターなどは通常に干すと縮みや伸びの原因となります。そのためドライマークのある衣類は平干し、袖などが垂れないように干すことが大切です。
下の記事では洗濯乾燥機の電気代や水道代について紹介しています。使用するとどのくらい費用がかかるのか把握して、賢く洗濯乾燥機を利用しましょう。
家庭で洗濯禁止の衣類を洗濯したらどうなる?
家庭で洗濯禁止の衣類を洗濯すると起きるトラブル①縮み
家庭で洗濯禁止の衣類を洗濯すると起きるトラブル1つ目に紹介するのは衣類の縮みです。レーヨンなどの素材は水につけることで縮んでしまう性質をもっています。そのため洗濯禁止の表示になっている場合が多いので注意が必要です。
家庭で洗濯禁止の衣類を洗濯すると起きるトラブル②色落ち
家庭で洗濯禁止の衣類を洗濯すると起きるトラブル2つ目に紹介するのは、衣類の色が落ちてしまうということです。せっかくの衣類が色落ちしてしまって台無しになるだけでなく、一緒に洗濯した衣類などが染まってしまう危険性もあります。
家庭で洗濯禁止の衣類を洗濯すると起きるトラブル③毛玉
家庭で洗濯禁止の衣類を洗濯すると起きるトラブル3つ目に紹介するのは、洗えるものと一緒に洗濯することで衣類がこすれて毛玉の原因になる点です。通常の衣類に比べて繊細な場合が多いので、他のものと一緒に洗うのは避けたほうが良いです。
下の記事では水道代が上がる原因について紹介しています。水道代が高いと感じている人にはおすすめの記事なので、ぜひこちらとあわせて参考にしてみてください。
家庭で洗濯禁止の衣類を自宅で綺麗に洗おう!
家庭で洗濯禁止の衣類の自宅でのお手入れ方法や、洗えるものかを判断することのできる洗濯マークなどについて紹介しましたが、いかがでしたでしょう。衣類に合わせた洗濯をすることで洋服を長く着ることができます。少しでもこちらの記事が、洗濯する際の参考になれば幸いです。
下の記事では洗濯機には必需品の水を使用した際にかかる、水道代の平均について紹介しています。節約方法についても紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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