タクシーの10kmの料金は?東京と大阪の比較や上がり方の仕組みも

移動手段として便利なタクシーですが、都道府県によって料金が異なります。今回は、東京と大阪のタクシー料金の比較と10kmの料金、上がり方の仕組みなどをご紹介します。また、おすすめの配車アプリもまとめましたので参考にしてください。

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タクシーの料金の仕組みや上がり方

タクシーの料金の仕組みと上がり方|走行距離と時間

料金の仕組み

タクシーの料金の仕組みと上がり方は、走行距離と時間によって上がり方が決まっています。タクシーに乗っている距離が長ければ長い程、また時間がかかればかかる程料金が高くなる仕組みとなっています。タクシーは初乗り運賃が決まっており、そこから10kmごとに一定料金が加算される仕組みとなっています。

タクシーは道が空いていて止まることがなければ、走行距離だけで料金が計算されます。しかし渋滞や信号などで止まっている場合は、時間計算で上がり方が異なります。時速10kmを切ると時間を距離に置き換えて料金が計算される仕組みで、ノロノロ運転や止まっていても状態でもまでメーターは動いていま。

また渋滞や信号でタクシーが進んでいない場合でも、料金メーターが上がり方は時間計算となります。いつもは初乗り運賃のみで到着する道でも、渋滞で車がなかなか進まなかったり、赤信号に何度も引っかかってしまった場合は料金が上がってしまうということです。

タクシーの料金の仕組みと上がり方|車両の大きさと種類

料金の上がり方

タクシーの料金の仕組みと上がり方は、車両の大きさと種類によっても変わります。車両の種類は、一般タクシーや小型タクシーと呼ばれる4人まで乗車可能なセダンタイプと、ミニバンタイプがあります。ミニバンタイプには6人まで乗車可能なタイプもあります。

6人乗れるタイプは中型や大型タクシーと呼ばれ、小型タクシーと比較してもあまり変わりはありませんが、地域などによって30円から40円の差があります。7人以上乗車可能なタイプは、ジャンボタクシーと呼ばれています。ハイエースなど大きな車体ですが小回りがきくので、旅行や冠婚葬祭などで重宝するタクシーです。

ジャンボタクシーは、小型タクシーと違い予約が必要となることが多く、プランによって料金が決まっています。高齢者や体の不自由な人のための介護、福祉タクシーは車椅子のまま乗れるタイプや、寝台車などもあり、乗務員がヘルパーの資格を持っていることもあります。こちらも予約が必要となります。

タクシーの料金の仕組みや上がり方|配車

配車

タクシーの料金の仕組みや上がり方は、電話やアプリで配車した場合と、その場で止めた場合とで変わります。手を上げてタクシーを止めた場合は、そこから料金が発生します。配車の場合は、呼んだ場所まで来る間の料金も発生しています。

呼んだ場所まで来る間の料金は、そのタクシーの初乗り料金を限度として配車料金がかかります。最近では日中の配車料金は取らない会社も増えています。深夜や早朝の配車料金は、深夜料金で計算されるため日中よりも高くなります。


東京と大阪のタクシー10kmの料金比較

東京と大阪のタクシー10kmの料金比較|東京

東京

東京と大阪のタクシー10kmの料金比較、東京23区と武蔵野市、三鷹市の小型車の場合は初乗り運賃が1052mまで410円です。以降237mごとに80円が加算されていきます。10kmの料金は3,450円となります。

多摩地区の小型車の場合は、初乗り運賃が2000mまで730円です。以降276mごとに90円が加算されていきます。10kmの料金は3,340円となります。23区と比較すると初乗り運賃は高めとなっています。

大島と新島、神津島、三宅島、八丈島、小笠原島の6箇所の島しょ地区は初乗り運賃が2000mまで660円で、以後255mごとに80円が加算されます。10kmの料金は3,220円となります。東京全体の中型、大型車の場合は初乗運賃が2000mまで660円で、以降242mごとに80円が加算されます。

東京と大阪のタクシー10kmの料金比較|大阪

大阪

東京と大阪のタクシー10kmの料金比較、大阪地区の小型車の場合は、初乗り運賃が2000mまでは660円です。以降296mごとに80円が加算されていきます。10kmの料金は2,900円となります。東京と比較すると、初乗り運賃は高めの設定となっています。

中型車、大型車の場合は初乗り運賃が2000mまでは680円で、以降266mごとに80円が加算されていきます。10kmの料金は3,610円となります。小型車と比較してもあまり金額に差はありませんが、10kmで比較すると差が大きくなります。

阪神地区の小型車の場合は、初乗り運賃が1800mまで660円です。以降282mごとに80円が加算されていきます。10kmの料金は3,060円となります。中型車、大型車の初乗り運賃は1800mまで680円で、以降253mごとに80円が加算されていきます。10kmの料金は3,320円となります。

タクシー深夜の料金と値段が変わる時間帯

タクシー深夜の料金が高い理由|労働基準法の賃金の問題

労働基準法

タクシー深夜の料金が高い理由は、労働基準法の賃金の問題によるためです。現在労働基準法で22時から翌朝5時まで働いた者に対して、賃金の25%以上をプラスして支払わなくてはならないと決められています。

そのため、深夜のタクシー運転手にも25%プラスの賃金が支払われるため、深夜料金が発生しているのです。地域やタクシー会社によって違いはありますが、通常料金の2割か3割り増しの料金となっています。

タクシーの値段が変わる時間帯は|22時から翌朝5時まで

22時から5時

タクシーの値段が変わる時間帯は、地域やタクシー会社によって異なりますが、22時もしくは23時から翌朝5時までとなっています。割り増し料金は、通常料金に加算されると勘違いしている人も多いですが、距離短縮方式という計算方法で加算されます。

距離短縮方式とは通常の距離が短くなる方式で、料金が2から3割り増しになるのではなく距離が2から3割り短くなります。初乗り距離と加算距離にも適用されるので、通常よりも早く料金メーターが上がります。

タクシー配車におすすめのアプリ5選

タクシー配車におすすめのアプリ①LINEタクシー

①

タクシー配車におすすめのアプリ1つ目は、LINEタクシーです。LINEタクシーは、スマホLINEアプリからタクシー配車ができる機能です。LINEタクシーは、GPSで居場所を特定して近くにいるタクシーを無線で配車します。

タクシーが来るまでの時間が短いので、急いでいるときに便利な配車アプリです。ラインタクシーから配車をした場合はの支払い方法は、LINEPayの事前支払いのみとなっており、現金では支払いができません。

タクシー配車におすすめのアプリ②JapanTaxi

②

タクシー配車におすすめのアプリ2つ目は、JapanTaxiです。JapanTaxiはアプリの地図上で乗車場所と降車場所を指定でき、ルートと料金が表示されます。全国で使用できるので、旅行先などでも重宝するアプリです。


JapanTaxiでは現金払いのほかに、ネット決済機能があり、タクシーに乗る前に決済情報を登録しておけばタクシーを降りるときに支払いを行わなくて済むという便利な機能です。大通りでタクシーを探したり、行列に並ぶこともないので、タクシーを頻繁に使用する人におすすめです。

タクシー配車におすすめのアプリ③フルクル

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タクシー配車におすすめのアプリ3つ目は、フルクルです。kmグループ専用のアプリで、スマホを振るだけで空車タクシーが集まってきます。フルクルは他の配車アプリのように配車を予約するものではありません。タクシーを探している人と、近くにいる空車のタクシーを引き合わせるアプリです。

東京23区のみとなりますが、予約や配車料金など、タクシー料金以外はかからないのが特徴です。常時kmグループタクシーが約3,000台対応準備していますので、いつでもすぐにタクシーを手配することができます。飲み会の幹事さんにもおすすめのアプリです。

タクシー配車におすすめのアプリ④タクシーチャンピオン

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タクシー配車におすすめのアプリ4つ目は、タクシーチャンピオンです。全国どこでもアプリを起動するとGPS機能で現在地を把握し、近くのタクシー会社を自動的に表示してくれます。緑の電話マークボタンを押すだけで電話が繋がりますので、すぐに配車依頼ができます。混雑時でも必ず電話が繋がると高評価のアプリです。

タクシーチャンピオンは、配車や友達紹介でポイントが貯まります。ポイントは、Amazonギフト券やiTunesギフトコード、nanacoギフトIDとnanacoポイント、楽天EdyギフトID、など色々なポイントと交換可能です。他のタクシー配車アプリにはないポイント機能が人気となっています。

タクシー配車におすすめのアプリ⑤モタク

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タクシー配車におすすめのアプリ5つ目は、モタクです。現在36都道府県の、第一交通グループのタクシーの配車と日時指定の予約もできるアプリです。前もって予約ができるので旅行などでも活躍してくれます。

アプリの地図上から現在地を選択しタクシーの配車予約をするだけで、簡単にタクシーを呼ぶことができます。「向かっています」や「まもなく到着します」などのお知らせが届くので、自宅に呼んだときなどはタクシーの到着に合わせて家を出ることができます。

近年、カードやスマホなどで決済できることも多くなりました。そしてポイントも重要となっています。NTTドコモのdポイントは、ドコモ利用者でなくても使え、ポイントも貯まりやすいと評判です。dポイントのお得な貯め方などを紹介さしている記事がありますので、覗いてみてください。

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東京と大阪のタクシー会社の種類と特徴

東京のタクシー会社の特徴|全国の2割を占め丁寧な対応

東京タクシー特徴

東京のタクシー会社の数は、約436社です。タクシーは法人と個人がありますが、全国のタクシー会社の2割を東京が占めています。中でも国際自動車と帝都自動車、大和自動車、日本交通が有名で多くの台数を占めています。

東京は範囲が広く、東京23区全てを把握している乗務員さんはやはり年配の人となります。しかし最近はどのタクシーにもカーナビが付いているので、道に迷うことはありません。東京のタクシー乗務員さんは、テキパキと仕事をこなす人が多いのが特徴です。

ぶっきらぼうやそっけないと感じる人もいるかもしれませんが、これは東京の人がせかせかとしていて、話しかけられるのを嫌がる人が多いからという理由があります。仕事は丁寧で、細かな要望も聞いてくれますので安心して乗車できます。

大阪のタクシー会社の特徴|気さくな対応

大阪タクシーの特徴

大阪のタクシー会社の数は、約183社です。大阪のタクシーのイメージで多いのが「よく喋る」や「運転が荒い」などですが、実際はとても丁寧で気さくな乗務員さんが多いです。

大阪の繁華街では終電に間に合うようにと、たくさんのタクシーが走っています。また駅で待機しているタクシーも多いですが、走っているタクシーの方が道をよく知っているベテランの乗務員さんが運転しているという口コミもあります。

大阪へ観光に行った際など、タクシーの乗務員さんにおすすめスポットや飲食店を聞くと、ガイドブックには載っていない穴場を快く教えてくれます。個人タクシーの場合、1日貸切で色々な場所へ回ってくれることもありますので、値段次第では、安く上がる場合もあります。

タクシー料金の仕組みを把握して上手に使おう!

タクシーは全国で値段やサービスが異なります。普段の飲み会の帰りや、旅行先でもとても便利です。タクシー料金の上がり方などの仕組みを把握して、上手に使いこなしましょう。


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