イヤホンの断線を自力で修理する方法は?ハンダなしのケーブルの直し方も

イヤホン・ヘッドホンの断線にお困りではないですか?乱雑に扱ったり、絡まった状態で放置してしまうと、断線に原因につながります。今回は断線防止方法だけでなく、自力で出来る、ハンダなしのケーブルの直し方・修理方法を紹介します。

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イヤホンが断線する原因

イヤホン・ヘッドホンが断線する原因①コードを持って引っこ抜く

イヤホン

イヤホン・ヘッドホンが断線する原因その1は、コードを持って引っこ抜くことです。プラグの根元を掴んで抜くだけで安全に取り外せるのですが、コード部分を持って引っ張ると、余計な力を使うだけでなく、中にある電線にダメージを受けてしまうので、断線の原因になります。

この方法に限らず、乱雑に扱った結果、断線する主な箇所はプラグとコードの接続部分です。この部分は特に引き抜きに対する耐性が弱いため、プレイヤーから抜き差しするときは引っ張らないようにしましょう。

イヤホン・ヘッドホンが断線する原因②音楽プレイヤーなどに巻き付けている

ヘッドホン

イヤホン・ヘッドホンが断線する原因その2は、音楽プレイヤーなどに巻き付けていることです。MP3プレイヤーやiphoneなどに巻きつけることで、プラグとコードの接続部分が曲がってしまいます。

その結果、イヤホンを使用していないにもかかわらず負担をかけていることになるので、断線につながってしまいます。使わないときは音楽プレイヤーから外すようにしましょう。

イヤホン・ヘッドホンが断線する原因③そのままバッグに保管する

バッグ

イヤホン・ヘッドホンが断線する原因その3は、そのままバッグに保管することです。バッグの中には財布やスマホ、メモ帳といった、持つ人が必要になる様々な荷物が入っているはずです。

そんな荷物たちと一緒のバッグなどに入れてしまうと、移動中に押しつぶされたり、物にぶつかってしまいます。そのため、イヤホン全体に負担がかかる原因になります。

イヤホン・ヘッドホンが断線する原因④絡まったまま放置する

ヘッドホン

イヤホン・ヘッドホンが断線する原因その4は、絡まったまま放置することです。絡まった状態を維持してしまうと、ケーブルの中にある電線がねじれてしまうため、耐久性も弱まります。

耐久性がなくなると、少しずつ千切れてしまい、ちょっとしたことでも断線の原因につながってしまいます。絡まっていたら解くようにしましょう。


イヤホンの断線防止の方法7選

イヤホンの断線防止の方法①プラグの根元を持ってジャックからまっすぐ抜く

ヘッドホン

イヤホンの断線防止の方法その1は、プラグの根元を持ってジャックからまっすぐ抜くことです。コードを持って引っこ抜くと負担になってしまいますが、プラグの根元を持って抜くと負担になりません。

また、斜めに力を加えて抜いてしまうと、プレイヤーのイヤホンジャック部分や、イヤホンのブラグ部分に傷がつく可能性があるので、抜く方向にも気をつける必要があります。安全性のためにも、必ずプラグの根元を持ってまっすぐに抜きましょう。

イヤホンの断線防止の方法②音楽プレイヤーやiphoneに巻き付けない

ヘッドホン

イヤホンの断線防止の方法その2は、音楽プレイヤーやiphoneに巻き付けないことです。外出時、バッグやポケットに収納するときにやりがちな行為ですが、そんな日常的な行為が断線につながってしまいます。

如何なる時であっても、収納するときはプレイヤーとイヤホンを別々に分けるようにし、どうしても時間がないときはきつく巻き付けないようにしましょう。

イヤホンの断線防止の方法③専用ケースに入れる

ケース

イヤホンの断線防止の方法その3は、専用ケースに入れることです。専用ケースに保管することで、イヤホンへの負担を防げるだけでなく、紛失を阻止することも出来ます。

ケースによっては素材や色が異なり、収納方法もコードを丸めて収納するものや、巻きつけるものも存在しています。100均や家電店に販売されているので、お気に入りのケースを探してみましょう。

イヤホンの断線防止の方法④八の字巻きで保管する

放置

イヤホンの断線防止の方法その4は、八の字巻きで保管することです。音響業界で使われる巻き方を、イヤホンにも使えるように改良した方法です。断線防止になるだけでなく、コンパクトにまとまるため、便利な保管方法です。充電器のコードなどにも使えるので、この巻き方を覚えて収納上手になりましょう。


    八の字巻きの方法

  1. 1人差し指と小指を立てます。
  2. 2イヤーピース部分を人差し指と親指でつまみます。
  3. 3人差し指と小指を使って8を作るようにして巻きます。
  4. 4十分に巻いたら、プラグ部分を8の中心部分に回して輪っかに差し込みます。
  5. 58の形になっていたら完成です。

イヤホンの断線防止の方法⑤乱暴に扱わない

乱暴

イヤホンの断線防止の方法その5は、乱暴に扱わないことです。雑に扱うとイヤホン全体に負担がかかり、ケーブル断線だけでなく、イヤーピース部分が壊れたり、プラグ部分が欠けてしまう可能性があります。

些細な衝撃であっても、イヤホンの負担が蓄積されてしまうので、できる限り丁寧に扱うようにしましょう。保管方法やプレイヤーへの差し抜きに手間をかけるだけでも断線防止につながります。

イヤホンの断線防止の方法⑥延長ケーブルを使う

ヘッドホン

イヤホンの断線防止の方法その6は、延長ケーブルを使うことです。延長ケーブルを間接的に使用することにより、イヤホンにかかる負担を軽減することが可能です。

延長コードは100均などで販売されているため、安値で購入出来ます。もし延長コードが断線しても買い替えが手軽に出来るので、断線対策用品としておすすめです。

イヤホンの断線防止の方法⑦L字プラグ型のイヤホンを使う

ヘッドホン

イヤホンの断線防止の方法その7は、L字プラグ型のイヤホンを使うことです。イヤホンプラグには「ストレートタイプ」と「L字プラグ」の2種類が存在します。

ストレートタイプは縦にまっすぐな形状なので、抜き差ししやすい分圧力に弱くなります。L字タイプはプレイヤーと水平に並ぶため、見た目がスッキリになるだけでなく、耐久性もあります。

実際にスポーツ用イヤホン・ヘッドホンはL字プラグを使用しているものが多く、耐久性はお墨付きと言えます。外出のお供として使う際は、L字プラグイヤホンを使用してみましょう。

イヤホンの断線を自力で修理するメリット


イヤホンの断線を自力で修理するメリット①応急処置・修理方法が身につく

応急処置

イヤホンの断線を自力で修理するメリットその1は、応急処置・修理方法が身につくことです。自力で修理することが身につくと、構造や性質を自然に理解出来てくるので、素人ながらも状態を把握しやすくなります。

状態を把握できるということは、原因も認識できるので、道具が揃っていなくても、応急処置を適切に施して、使える状態に持っていくことが可能です。自力で修理を続けていくと、次第に修理スキルが上達していくので、他のケーブルの修理にも応用できます。

イヤホンの断線を自力で修理するメリット②お金がかからない

修理

イヤホンの断線を自力で修理するメリットその2は、お金がかからないことです。断線したイヤホンの状態や種類によっては、修理を頼んだり、買い換えるよりも安く済みます。一度道具を揃えたら、あとは材料費だけ出費すれば良いので、工作好きや節約家におすすめです。

断線理由次第では、修理を出しても修理不可として返されて送料が無駄になることもあるので、状況によっては自力で修理した方が良いでしょう。

イヤホンの断線を自力で修理するメリット③ハンダなしで修理できる様になる

修理

イヤホンの断線を自力で修理するメリットその3は、ハンダなしで修理できる様になることです。外出時、ハンダがなくて修理できないと考えがちですが、イヤホンの構造知識があると、ハンダなしでも修理可能なことが理解できます。

イヤホンの構造は、ケーブルの中に電線が3〜4本入っており、これらによって音が左右で分かれる様になっています。これらが断線しても、再び繋ぎ直せばまた音が流れるというわけです。

繋ぎ直すだけならハンダを使う必要ないので、わざわざ道具を揃える必要もありませんが、再発防止のためにもハンダを使うことをおすすめします。

イヤホンの断線の修理方法

イヤホンの断線の修理方法①ハンダなしで行う直し方

修理

イヤホンの断線の修理方法その1は、ハンダなしで行う直し方です。ケーブルや基盤の修理にも使われるハンダは、熱で火傷する可能性があるため、扱うのが怖いという人が少なからず存在します。しかし、カッターと紙やすりがあればハンダなしでも直せます。

    ハンダなしで行うイヤホン・ヘッドホンを直すときに使うもの

  • カッター
  • 紙やすり
  • ビニールテープ
  • アルミホイル
  • ニッパー

    ハンダなしで行うイヤホン・ヘッドホンの直し方

  1. 1ニッパーを使ってケーブルを切断し、カッターで電線を約3cm出します。
  2. 2電線の色でまとめて、捻って一纏めにします。
  3. 33を紙やすりで擦り、軽く綺麗にします。
  4. 4断線同士をアルミホイルでつなぎ、ビニールテープで包めば安静です。

イヤホンの断線の修理方法②ケーブルとプラグを分解せずに専門店に頼む

修理

イヤホンの断線の修理方法その2は、ケーブルとプラグを分解せずに専門店に頼む方法です。保障証があれば無料で修理してもらえます。保証期間が過ぎても、相談すれば対応してくれ流場合があります。修理箇所によっては料金が違うこともあるので、修理に出す前に相談するようにしましょう。

業者に有償で修理をしてもらう場合、技術料として3000〜5000円前後と、部品代と送料を合わせた料金を支払う必要があります。場合によっては新品を買った方が安上がりの可能性もあるでしょう。

イヤホンの断線の修理方法③ハンダを使った直し方

修理

イヤホンの断線の修理方法その3は、ハンダを使った直し方です。断線はハンダなしでも直せますが、綺麗な見た目に仕上げたい場合はハンダが必要になります。

使い方にコツがいりますが、一度覚えると、イヤホン・ヘッドホン以外のコードの修理以外に、アクセサリーの製作にも使えるので、購入しておくことをおすすめします。

    ハンダを使ったイヤホン・ヘッドホンを直すときに使うもの

  • ニッパー
  • カッター
  • ライター
  • 紙やすり
  • 半田ごて
  • 付け替えプラグ
  • 熱圧縮チューブ
  • カバー
  • グルーガン

    ハンダを使ったイヤホン・ヘッドホンの直し方

  1. 1断線した部分をニッパーで切断します。
  2. 2カッターを使って電線を約3cm出します。
  3. 3電線をライターで炙り、コーティングを剥がします。
  4. 43を紙やすりで軽く削ります。
  5. 5プラグと電線に予備ハンダをつけます。
  6. 6熱圧縮チューブとカバーを通します。
  7. 7プラグと電線の右、左、グランドを合わせたら、ハンダ付けをします。
  8. 8グルーガンを使って接続部分を適度に塗ります。
  9. 9熱圧縮チューブをプラグと電線の接続部分を隠すようにし、ライターで炙ります。
  10. 10カバーをかけたら完成です。

イヤホンの断線対策をしましょう!

コードの断線は負担をかけ過ぎたことによって発生します。逆に言えば、雑に扱ったり放置した状態を阻止すれば断線は発生しないと言えます。大事なイヤホン・ヘッドホンをずっと使い続けたい場合は、使わないときはイヤホンケースに収納するなどして、丁寧に扱うことを心掛ける必要があります。

断線対策しても発生してしまったら、保障証がある場合は修理に出して、家にハンダがある場合は自力で修理することに挑戦してみるのも良いでしょう。直すのはハンダなしでも可能ですが、再発防止には向かないので、ハンダを使うことをおすすめします。


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