レターパックに補償制度はある?トラブルを防ぐ方法や追跡方法を解説

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レターパックは郵便局やコンビニで購入することができ、フリマアプリやオークションなどの商品発送に使うことができます。このページでは、レターパックの種類や補償制度、追跡方法からトラブル防止の方法まで詳しく解説します。

日本郵便のレターパックについて

レターパックの概要

レターパックは切手一体型の厚紙でできた封筒です。レターパックは日曜日や祝日にも配達されるため、急ぎで荷物を届けたい場合にはおすすめの送り方です。 レターパックは、「レターパックプラス」と「レターパックライト」の2種類があり、送れる荷物の厚さや料金、配達方法が異なります。レターパックプラスは追跡サービス付きで、速達と同等のスピードで配達されます。また、レターパックライトもレターパックプラスに準ずるスピードで配達されます。

レターパックライトの特徴

レターパックライトは料金が360円、送れる荷物のサイズはA4サイズまで、厚さ3cm以内で、重量は4kgまでです。レターパックライトには追跡サービスがついており、発送した荷物の状況を調べることができます。 郵便局の窓口だけではなく、郵便ポストに投函するだけで発送することができます。また、配達の方法は受取人の家のポストへの投函です。

レターパックプラスの特徴


レターパックプラスは料金が510円で、送れる荷物はA4サイズ、重量4kgまでと、レターパックライトと同じですが、レターパックプラスには厚さの制限がありません。ですので、どれだけ厚みのあるものでも、きちんと封ができれば発送することができます。 レターパックプラスもレターパックライトと同様に郵便ポストへ投函することができます。配達の方法は受取人への手渡しとなるので、受取人が不在の場合は郵便局へ持ち帰られます。

簡易書留・ゆうパックとの比較

料金について

簡易書留やゆうパックはレターパックと料金体系が異なります。レターパックは310円もしくは510円で料金は全国一律ですが、簡易書留の場合は通常の郵便料金に簡易書留をつけるための310円が加算される形となりますので、荷物の重さなどにより料金が異なります。また、ゆうパックも荷物のサイズや発送先の地域などによって料金が異なります。

サイズについて

送れる荷物のサイズについても違いがあります。レターパックは、レターパック自体がA4サイズの封筒なので、それに収まるものであれば送ることができます。 一方、簡易書留で送る場合は、簡易書留だからといって特別なサイズ制限はありません。送れる荷物のサイズは通常の郵便物の最大・最小サイズと同じになります。ゆうパックの場合は、3辺の合計が170cm以内で、重さは30kgまでですので、レターパックよりも大型の荷物を送ることができます。

発送補償について

レターパックは、レターパックライト・レターパックプラスともに補償は付きません。一方、簡易書留には5万円、ゆうパックには30万円までの補償がつきますので、高価なものや割れ物、電子機器類を送る場合には簡易書留やゆうパックの利用をおすすめします。

トラブルを防ぐには

発送補償がないので注意

レターパックには補償がないので、もしレターパックで高価なものを送り、破損・紛失されてしまった場合にはトラブルになるケースもあります。レターパックでのトラブルを防ぐため、発送先の住所の書き間違えはないか、荷物は衝撃に耐えられるように梱包されているかなど、慎重にチェックしましょう。発送先の住所を書いた後、写真に撮っておくと、トラブルになった際に問題解決に役立つことがあります。

ご依頼主様保管用シールをはがす

レターパックに必要事項を記入した後、発送する前に必ず「ご依頼主様保管用シール」をはがしましょう。ご依頼主様保管用シールにはレターパックの追跡番号が書かれています。シールをはがし忘れて発送してしまった場合には、自分も発送先の相手もレターパックの追跡番号が分からず、いまどのような状況なのか知ることはできなくなってしまいます。

レターパックプラスを利用


レターパックプラスを利用するのもトラブルを防ぐ一つの手段です。レターパックライトはポストに投函という形で配達されるのに対し、レターパックプラスは受取人に対面での手渡しですので荷物を紛失されるリスクが減ります。また、ポストに投函される際の衝撃を荷物に与えることなく配達されるので破損のリスクも軽減できます。

高価なものは別の方法で送る

梱包の仕方などによってある程度は破損のリスクは軽減できますが、高価なものを送る場合には、補償のある簡易書留やゆうパックでの発送をおすすめします。 簡易書留は5万円までの補償がつきます。5万円以上のものを送る場合には一般書留を利用することで、10万円まで補償額を広げることができます。また、ゆうパックの場合はセキュリティーサービスをつけることで賠償額を50万円まで広げることができます。

追跡する方法について

追跡番号を入手

レターパックの追跡番号はレターパックに付いている「ご依頼主様保管用シールに印字」されています。追跡番号は「○○○○-○○○○-○○○○」という12桁の番号からなります。レターパックを発送する際には追跡番号が書かれたシールをはがし、レターパックが相手の手元に届くまで保管しておきましょう。また、発送先の相手にも追跡番号を伝えておくことをおすすめします。

個別番号検索を使って追跡

発送したレターパックは郵便局の追跡サイトで追跡することができます。また、追跡番号を発送先の相手に伝えることで、相手も荷物の状況を調べることができます。 レターパックの追跡は、基本的に「引受」「到着」「お届け先にお届け済み」の3段階からなります。郵便局でレターパックのバーコードが読み取られると「引受」という状態になり、配達拠点の郵便局に到着すると「到着」になります。

その他、レターパックの便利な使い方

オークションでのチケット発送

オークションではチケットや切手、切符などがよく販売されていますが、チケット類の発送にはレターパックがおすすめです。その理由としては、まず追跡サービスがついていることが挙げられます。 チケットなどは使用期限があるものがほとんどなので、配送状況がわかると受け取る側としても安心できます。また、レターパックの封筒は厚紙でできているので、薄い封筒で普通郵便として送るよりも安全と言えるでしょう。

箱形にして送る

レターパックプラスには厚さに制限がないため、封ができれば4kg以内で大きなものも送ることができます。本を数冊送るときや大きな衣類・靴などを送るときにもおすすめです。 厚みのあるものをレターパックプラスに入れると、郵便ポストに入らない場合があります。郵便ポストに入らない場合は郵便局の窓口に持っていきましょう。

まとめ

レターパックにはレターパックプラスとレターパックライトの2種類があり、基本的には送る荷物の厚さによって使い分けます。しかし、配達方法もポスト投函と手渡しという違いがあり、手渡しを希望する場合はレターパックプラスを利用することになります。また、補償がついている点もレターパックプラスのメリットです。

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