楽天銀行の法人口座のログインとは?手数料や海外送金等メリット3選

※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。



ネット銀行の楽天銀行では法人名義の口座を開設することができるのでしょうか。楽天銀行で法人口座を作成する場合の手続きや口座開設の際に注意すべきポイントなどについて詳しく説明するとともに、楽天銀行の法人口座のメリットについても解説します。

楽天銀行の法人口座とは?

必要書類は少ないが審査がある

楽天銀行はネット銀行ですが、法人名義の口座を開設することができます。通常、銀行の実店舗で法人口座を開く場合には、多くの提出書類を求められるために、書類を揃えること自体に時間がかかってしまうことが多いです。楽天銀行の場合は提出書類数が少なく、
  1. 法人登記内容の確認資料(発行日から6ヶ月以内の法人の履歴事項全部証明書の原本、など)
  2. 口座管理者の本人確認資料(有効期限内の運転免許証の写し、など)
上記の2点が、必要な提出書類となります。 なお、登記上の住所と実際の連絡先住所が異なる場合は、発行日から6ヶ月以内の申込法人名義の公共料金などの領収書(電気、ガス、水道、電話)の提出も必要となります。 法人口座ではなく、一般的な楽天銀行の口座開設についてや、メリット・デメリットについてはこちらをご覧ください。 [blogcard url=”https://cktt.jp/4881”] [blogcard url=”https://cktt.jp/4312”]

専用アプリで安心・安全

楽天銀行では、アプリ認証を行うために「楽天銀行アプリ for Business」が用意されています。楽天銀行アプリ for Businessではワンタイムパスワード(一定時間表示されるパスワード)を表示しますので、このパスワードを用いることにより本人確認をすることが可能です。この楽天銀行アプリ for Businessを利用することで、楽天銀行での取引を安全に行うことができます。

ログインは法人ページからのみ

法人口座に関する手続きに関しては、法人専用のページ(法人ビジネス口座へのログイン)にてサービスの提供をしています。ログインをすることにより、利用できるサービスの一覧が表示されます。

法人口座開設の流れやポイント

必要書類を用意した上で申し込む

楽天銀行で法人口座を開設する場合には、法人登記内容と口座管理者本人の確認資料(法人登記内容と連絡先が異なる場合は、連絡先が確認できる書類も必要)の2点を用意して下さい。書類が用意できたら口座開設手続きを行います。

申込書類は郵送のみ

楽天銀行で法人口座を開く場合には郵送でのみ手続きが可能です。手続きとしては、自分で印刷した書類に捺印して楽天銀行に送付する方法と、楽天銀行が送付したデータを印刷して書類を申込者に送付してくるので、申込者が捺印の上返送する方法の2つです。

開設後は初期設定が必要

法人口座の開設が完了すると、取引を開始するための手続きが記載された「ThankYouレター」が転送不要の簡易書留で届きます。ThankYouレター到着後、
  1. ユーザIDの設定、登録情報の確認の手順
  2. 「ユーザID」の設定
  3. 「ログインパスワード」の設定
  4. 登録情報の確認
  5. 「暗証番号」の設定
  6. メールアドレスの登録
上記6点の初期設定手続きが必要になります。

楽天銀行の法人口座のメリット

3万円以上はATM手数料無料

楽天銀行の法人口座での口座維持手数料は年額無料となっています。ATM利用手数料は、3万円以上の入金については無料です。また、楽天銀行宛の振込手数料は金額にかかわらず51円で、ゆうちょ銀行からの入金は無料となっています。

海外送金の手数料も割安

通常メガバンクなどでは、海外向けの送金は数千円以上かかる場合もあります。さらに、送金相手の所在地によっては複数の銀行を経由して送金しなければならないことがあり、手数料も高額になる可能性があります。 一方、楽天銀行で海外送金を行う場合には、
  1. 送金手数料:1,000円(送金人負担)
  2. 円貨送金手数料(リフティングチャージ):2,500円(送金人負担)
  3. 海外中継銀行手数料:1,000円(送金人負担か受取人負担か選択)
  4. 受取銀行手数料:金額は銀行によって異なる(受取人が負担)
と、手数料水準が低く明確になっています。 また、楽天銀行の場合は法人口座開設と同時に海外送金を利用することが可能です。200カ国以上の国に、低い送金手数料、かつ、口座開設と同時に海外送金をすることができる仕組みとなっています。

デビット利用でキャッシュバック

楽天銀行の法人口座では、JCBのビジネスデビットカードを利用すると1%のキャッシュバックがあります。法人口座ではキャッシュカードは希望者のみに発行され、発行手数料は1,000円+税です。

一方、ビジネスデビットカード(JCB)は発行手数料は無料ですが、年会費(1,000円+税)がかかります。デビットカードは年会費が発生するものの、法人デビットカードで利用額1%ものキャッシュバックがあることは大きなメリットでしょう。 なお、一般的な楽天銀行のデビットカードについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もおすすめです。 [blogcard url=”https://cktt.jp/3753”]

楽天銀行の法人口座のデメリット

固定電話番号が必要

楽天銀行で法人口座を開設する場合には、審査手続きのうえで、固定電話の番号が必要となります。ただし、固定電話を設置することは費用も手間もかかります。そこでIP電話の導入をすることで対応が可能になる場合があります(SMARTTalkや、050Plusの利用など)。

審査落ちする可能性がある

金融庁の指導もあり、法人口座の開設条件は厳しくなっています。楽天銀行で法人口座を開設する場合には、固定電話の件も含めて、審査の状況によっては口座開設を断られる場合があります。

キャッシュカードの申込は別

楽天銀行の法人口座を開設してキャッシュカードを発行する場合には、別途申し込みが必要です。申し込みには発行手数料として1,000円+税がかかります。なお、キャッシュカードは提携している金融機関のATMで利用することができます。

法人口座に関する問い合わせ先

ビジネス口座のサービス全般の場合

法人ビジネス口座や、個人ビジネス口座の問い合わせに関するサポートデスクは【0570-03-0036】もしくは【03-6832-2275】です。自動応答サービスとなるため、音声ガイダンスに従って、希望の数字と「♯」を押して進んでください。問い合わせの際、支店番号・口座番号・暗証番号を用意しておくとスムーズです。 上記問い合わせ先の受付時間は、9:00~17:00(月曜日~金曜日)となっています。土曜日・日曜日・祝日と、12月31~1月3日は繋がりませんのでご注意ください。ただし、カードの紛失や盗難、ATM出金限度額変更に関しては、24時間対応となっています。 なお、電話での問い合わせ以外に、Eメールによる問い合わせも行っています。電話問い合わせ同様、土曜日・日曜日・祝日と、12月31~1月3日は回答を受けることはできませんので気を付けてください。 問い合わせについての詳細や、Eメールによる問い合わせフォームは、楽天銀行の公式ホームページをご覧ください。

海外送金のサービス全般の場合

楽天銀行の法人口座は、海外送金サービスのみ問い合わせ先が異なります。海外送金専用ダイヤルは【0120-691-052】もしくは【03-6832-2268】です。受付時間は9:00~17:00(月曜日~金曜日)となり、土曜日・日曜日・祝日と、12月31~1月3日は繋がりません。 海外送金サービスの問い合わせも、Eメールが可能です。問い合わせフォームは、上述の公式ホームページからお入りください。

まとめ

楽天銀行で法人口座を開設すると、口座を利用するための各種手数料(口座維持手数料、3万円以上の入金手数料、海外送金手数料、ビジネスでビットカード発行手数料など)が無料、もしくは低額となっています。楽天銀行の法人口座は、ネット銀行としてのメリットを活かした利便性の高さなので、ぜひ機会があれば検討してみてください。

商品やサービスを紹介する記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。