知っておくと役に立つ花の数え方・単位を総まとめ!花の種類別の数え方も解説!
花には、様々な数え方があるのをご存知ですか?今回は、花の数え方や単位をご紹介いたします!花の状態や形によって、呼び方が違いますよ。花の種類ごとの数え方も解説しているので、是非参考にしてください。知っておくと何かと役に立ちますよ!
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花に数え方はある?
①花には単位がある
花を数える際には、単位があります。日本語には1輪や1本、1株など、様々な花の単位が存在しますよ。日本語に様々な花の数え方が存在するのは、古代より花を愛する日本人の心の現れと言えるでしょう。
しかし、どの花にどの単位を使っても良いという訳ではありません。花の数え方には違いがあり、使い分ける必要があります。数え方や単位は、ビジネスマナーでも重要となるので、細かく知っておくと良いですよ。しっかりと意味や使い方を理解して、花を正しく数えられるようになりましょう。
②状態で単位は異なる
切り花や苗など、花がどのような状態であるかによって単位は異なってきます。同じ花であっても、形状が変われば数え方も変わってしまうのです。蕾や花びらにも特有の数え方がや、複数の花をまとめて数える単位もありますよ。花を見なくても花の数え方を聞けば、どのような花であるかが分かるので面白いですね。
【単体】花の数え方の単位
①一輪
「輪」は、咲いた状態の花を数える単位です。開いている花の形が丸いことから「輪」という単位が使われます。基本的には、咲いている花自体を表しますが、バラやチューリップのように1つの茎に対して1つの花が咲いている場合は、茎も含めて一輪と数えます。
花の数え方と言われて「輪」を思い浮かべる方は多いのではないでしょうか?もっともポピュラーな数え方なので、必ず覚えるようにしてください。
②一本
「本」は、主に切り花を数える時に用いられる単位です。「輪」が花の数を表すのに対し、「本」は茎の数を表します。花が咲いている木自体や、複数の花を付けている場合も数えることができますよ。
「本」は細長いものを数える単位として、普段から馴染みのある言葉ですよね。花の数え方の中でも、比較的使用しやすいですよ。ほぼ全ての花を「本」で数えることができます。
③一株
根が付いている花は「株」という単位で数えます。花や茎が複数生えている場合でも、根が一つであれば一株と数えます。訓読みで「かぶ」と読むのが一般的ですが、和歌などでは「しゅ」と読む場合もあります。
根が付いている花は、鉢植えで売られていることがほとんどです。ポットやプランターなどの鉢植え自体は、根の数に関係なく「一鉢」と数えられるので、合わせて覚えておきましょう。
④一個
一本の茎にたくさん咲いているような小さい花は、一輪とは呼ばずに一個と数えます。一つという数え方もしますよ。かすみ草など、細かい花を数える時に使用しましょう。花がまだ咲いていない蕾や、花が咲いた後の実も同じ数え方をすることができます。
⑤一枚
花びらは一枚と数えます。花の種類や状態だけでなく、花びらも数え方が異なるのです。花占いで一枚、二枚と数えたことがある方もいるのではないでしょうか?資料や手紙など、文字で花びらを数える際は一弁になります。口頭と文章でも変化があるので気を付けましょう。
【複数】花の数え方の単位
①一束・一把
一本の切り花が複数集まると、一束となります。つまり、花束は一束と数えられますよ。「束」と同じ意味で「把」(わ)という単位も使用されます。「把」には、片手で握るという意味があり、花だけでなく、ほうれん草や稲の数え方としても用いられますよ。
②一朶
小さな花が複数付いている枝を、まとめて一朶(いちだ)と数えます。あまり聞きなれない言葉ですが、桜の花や紫陽花などの花のかたまりを表現することができますよ。漢字も馴染みの無いものですが、知っておくと自慢できます。一朶が無数の集まった様子を万朶(ばんだ)と言い、とても風情のある言葉遣いになります。
③一叢
花畑などのように群れとなっている花をまとめて、一叢(ひとむら)と数えます。一群(ひとむれ)と表現することもありますよ。最も規模の大きい花の数え方と言えるでしょう。一叢という数え方は、用いるだけで無数に広がる花を想像することができ、とても趣があります。手紙などで使いたい数え方です。
花の種類別の数え方
①桜の花
桜の花は一輪、花がまとまっているさまを一房、一朶と数えます。たくさんの花が咲き、たくさんの枝が枝垂れるようになれば、万朶の桜の花と言えるでしょう。また、桜の花は花びらが散るのが醍醐味です。
花びらの数え方は一枚です。舞い散る花びらは、一片(ひとひら)とも数えるので覚えておきましょう。桜の花には、数え方がたくさんあります。日々、姿や形を変えていく桜の花ならではの特徴ですね。桜の花を見る時は、是非花の数え方を意識してみてください。
②椿
椿の花は一輪と数えます。赤や白の円形の花を咲かせ、一輪という数え方が相応しい見た目をしていますね。椿は桜などとは違い、花ごと落ちます。「輪」は花自体を数える単位なので、落ちた椿の花も一輪と数えることができます。また、椿は盆栽や鉢植えでも親しまれる花です。根が付いている場合は、椿全体を一株と数えます。
椿を屋内で楽しむ場合は、枝ごと花瓶に生ける場合がありますよね。花の付いた枝は、一枝と数えましょう。様々な鑑賞方法がある椿は、たくさんの数え方があります。
③バラ
バラは切り花であれば、一輪もしくは一本と数えましょう。ガーデニングなどで土に植えており、根が付いている場合であれば一株と数えます。
バラと言うと、花束を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?バラの本数によってメッセージ性があることから、プレゼントとして送る方も多いです。バラの本数や花束の大小に関わらず、一束と数えてくださいね。
バラをはじめ、花をプレゼントとして贈る際は花言葉が気になりますよね。こちらの記事では、かっこいい花言葉をご紹介しています。この記事も読んで、より花について詳しくなりましょう。
④チューリップ
一つの茎に対し一つの花を咲かせるチューリップは、一輪、一本、一株と数えます。チューリップは他の花とは違い、球根があるのが特徴的です。球根は、一個、一球、一玉と数えます。チューリップならではの数え方なので、合わせて覚えておきましょう。
⑤ひまわり
太陽のような、大きな花を咲かすひまわりも一輪と数えます。切り花の場合は一本、花束にすると一束と数えますよ。ひまわりは多くの種を残すため、ひまわり畑のように群れをなします。ひまわりが複数並んで咲いている場合は、まとめて一叢と数えることができます。
⑥胡蝶蘭
胡蝶蘭は花が1本の茎に房で付いているので、一房や一本と数えられます。一本の茎に付いている花単体を数える場合は、一輪と数えます。
胡蝶蘭は一つの鉢に数本植えられた状態で、祝い花や葬式の供花として用いられます。このように大きなスタンドフラワーは、一基と数えられますよ。二基を併せて贈る場合は、一対となるので把握しておきましょう。
花の数え方を使い分けよう
花には、さまざまな数え方があります。一輪や一本、一株などの馴染みのある単位の他にも、一朶や一叢など、あまり聞きなれないものもあります。これらは、花の状態や部分、形状によって使い分けられますよ。
つまり桜の花や椿、バラなどのように種類や花の形、生え方が変わると、数え方も変わるのです。花の単位が何種類もあるのは、日本語の特徴でもあります。花の数え方を使い分けることができれば、風情のある文章にもなるので是非覚えて、手紙などで使ってみてくださいね。
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