響きが可愛い日本語30選!和風な単語からひらがな表記までおすすめを紹介!

響きが可愛い日本語には、いったいどんなものがあるのでしょうか?いざ考えてみても、パッと思いつく言葉はあまり多くありませんね。響きが可愛い日本語を、和風な単語から珍しい言葉までタイプ別にまとめてみました。おすすめのものばかりなので、ぜひチェックしてみてください。

※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。



和風な単語|響きが可愛いおすすめ日本語5選

①玉響(たまゆら)

水滴と波紋

響きが可愛い和風な単語には、「玉響」というものがあります。「少しの間」や「ほんのしばらく」という意味を持ちますが、響きがとても素敵ですね。玉がゆらいで触れ合うことの、かすかな様子から誕生した単語だと言われています。

②まほろば

鹿と鳥居

「まほろば」も、響きが可愛い和風の単語ですね。「すばらしい場所」という意味の古語で、楽園や理想郷を指して言うこともあります。古事記に「倭(やまと)は国のまほろば~」と記されていて、「大和は国の中で最も良いところだ」という意味で使われています。

③和毛(にこげ)

子猫

「和毛」は、響きを聞くととても可愛い単語です。鳥や動物などの柔らかな手触りの毛のことを意味します。人の柔らかい毛にも使用されることがありますね。犬や猫など、ペットを飼っている人であれば、語感と手触りの関係に納得するのではないでしょうか。

④小春日和(こはるびより)

着物姿の女の子

「小春日和」という、響きが可愛い和風の単語もありますよ。「こはる」や「ひより」だけでも可愛いですが、合わせて使うと可愛さも倍増します。ぽかぽかと暖かい天気の日ことを指しますが、春ではありません。晩秋から初冬のころの、暖かな日に使います。

⑤言祝ぎ(ことほぎ)

絵馬

おめでたい出来事があったとき、「言祝ぎ」という和風の単語がおすすめです。おめでたいことを祝う言葉や、言葉で祝うことそのものを意味します。言葉には力が宿ると信じられてきたため、おめでたいことを口にすることによって感謝や祝の気持ちを強めたのですね。

ひらがな表記|響きが可愛いおすすめ日本語5選

①ましゅまろ

マシュマロ

「ましゅまろ」は、本来はカタカナ表記の言葉を、ひらがな表記にすることで可愛くしたものです。あえてひらがな表記にして可愛さを強調する方法は、ハンドルネームや店名などでよく使われますね。堅いイメージの言葉でも、ひらがなにすることで印象がガラリと変わりますよ。

②ここあ


ココア

「ここあ」も、ひらがな表記で可愛らしさをアップした言葉です。表記を変えることで、もともと可愛いものが、さらに可愛くなるのは日本語の特徴とも言えますね。ひらがな・カタカナ・漢字を駆使して、一番可愛いものを選ぶのもおすすめです。

③ぽしぇっと

ポシェット

「ぽしぇっと」のような単語も、ひらがな表記にすると可愛いですね。ひらがなでは、「あ」や「え」などの文字を小字で記すことが少ないので、「ポシェット」を「ぽしぇっと」とするだけでも目立ちます。

また、字面を見ても、ひらがなのほうが丸みがあって素敵ですね。ネットで使えるテクなのでハンドルネームなどで工夫してみましょう。

④びいどろ

青いビー玉

「びいどろ」は、江戸時代にルーツを持つ和ガラスの総称のことです。ガラスを意味するポルトガル語の「Vidro」という名詞を語源に、日本語として定着したものになりますね。ポルトガル語の音をひらがなにすることで、一気に和風になり、印象も可愛くなりました。

⑤きらら

水晶

「きらら」は、雲母という鉱石の俗称です。「雲母」というと固くるしいイメージですが、ひらがなで「きらら」と呼ぶと、とても可愛いですね。女の子の名前としても、人気の響きですよ。あてる漢字を変えながら、様々なバリエーションのきららちゃんの名前があります。

赤ちゃん言葉|響きが可愛いおすすめ日本語5選

①あんよ

靴を履いた指

「あんよ」のような日本語の赤ちゃん言葉は、響きが可愛いものが多いですね。足そのもの、または歩くことを意味するもので、「小さいあんよ」や「あんよが上手」といった使い方がされます。聞いているだけでもほっこりとしてしまいますよ。

②ぽっけ

ベビー用品

「ぽっけ」は、ポケットを意味する赤ちゃん言葉です。小さい子どもでも言いやすい表現に変わっていますね。赤ちゃん言葉は幼児語とも呼ばれ、使用については賛否両論ありますが、子どもが使うと可愛いという点だけは間違いありません。

③まんま


哺乳瓶とおもちゃ

「まんま」は、ご飯のことを意味する赤ちゃん言葉になります。「ねこまんま」や「おまんまの食い上げ」といった表現でも使われることがありますね。日本語の幼児語は、ま行やば行が出やすいと言われています。話し始めたばかりのときに、楽に発音できる表現ですね。

④きんとと

金魚

「きんとと」は、金魚のことを指します。もともと、魚の赤ちゃん言葉が「とと」となっているところに、金魚の「きん」をプラスして作られたのですね。夏祭りの金魚すくいを見かけたら、ついつい思い出してしまいますよ。

⑤ねんねこ

赤ちゃんの手

「ねんねこ」も、とても可愛い赤ちゃん言葉ですね。眠ることを意味します。子守歌のフレーズでも「ねんねこ」が繰り返されているものがありますね。また、子どもを背負うときに着る、綿入れのはんてんのことも「ねんねこ」を呼ぶことがあります。

漢字も素敵な名詞|響きが可愛いおすすめ日本語5選

①水蜜桃(すいみつとう)

桃

日本語には、「水蜜桃」のように響きだけでなく漢字も素敵な名詞がたくさんあります。桃の品種の一つで、水分と甘味に富んでいることから名付けられたと言われています。中国から伝わってきた品種だとされていて、中国では、艶っぽい女性に対して使われることもあります。

②金平糖(こんぺいとう)

缶入り金平糖

「金平糖」は、見た目も音も漢字も可愛い、素敵な日本語です。あまり知られていませんが、こちらも語源はポルトガル語で、甘味を意味する「Confeito」という名詞がもととなっています。

音も字面も和風になって、日本語の名詞として定着したのですね。戦国時代に織田信長にも献上されたと言われている、縁起物のお菓子です。

③猫柳(ねこやなぎ)

朝露の猫柳

春先に川辺でみかける「猫柳」も、漢字が素敵な名詞です。猫のしっぽのように、白くてふわふわの花を見ると、ついつい触りたくなってしまいますね。猫好きにはたまらない名詞ではないでしょうか。ちなみに、猫柳の花言葉は「自由」となります。

④花筏(はないかだ)


桜と川

「花筏」は、水面に散った桜の花びらを表す名詞です。筏のように流れていくことから、名付けられたと言われています。また、筏に桜の花の枝を添えたものや、散った桜が筏にふりかった様子を表すこともあります。和風で風流な名詞ですね。

⑤綿帽子(わたぼうし)

綿帽子

「綿帽子」は、和服での婚礼において、頭を覆う白いかぶりもののことですね。真綿を広げて作っていたことから、現在のような可愛い漢字を使う名詞になりました。頭からすっぽりとかぶることで、花嫁さんを災難から守ってくれると言われています。

口ずさみたくなるオノマトペ|響きが可愛いおすすめ日本語5選

①よちよち

男の子と母親

「よちよち」のように、日本語には、ついつい口ずさみたくなる可愛いオノマトペがたくさんあります。歩幅が狭く、小さい子どもが頼りない足取りで歩く様子を表しているのですね。ひよこや子猫など、動物の子どもに対しても使えます。

②もこもこ

カップケーキ

「もこもこ」は、衣類が厚くふくらんだ様子や、物が柔らかく盛り上がっている様子を表すオノマトペです。「セーターがもこもこしている」や「もこもこのぬいぐるみ」のように、付け加えるだけで一気に表現が可愛くなっていきます。

③てくてく

家族四人

「てくてく」も歩く様子を表すオノマトペの一つです。「よちよち」とは異なり、乗り物を使わずにひたすら歩いていくときや、一定の速さで身軽に歩くときに用いられます。日本語は言語の中でも、オノマトペが多いと言われているので、歩く表現ひとつでも様々な表し方があるのですね。

④ふわふわ

シャボン玉

「ふわふわ」というオノマトペは、軽いものが揺れたり、動いたり、浮いたりして漂っていることを表します。また、心が浮ついて落ち着かないときにも用いられますよ。「シャボン玉がふわふわ浮かぶ」や「ふわふわした心地」のように使うと可愛いですね。

⑤ほくほく

芋

「ほくほく」は、栗や芋などを焼いたり蒸かしたしたりしたときに使います。あたたかくて、崩れそうに柔らかい様子を指すオノマトペですね。可愛いだけでなく、美味しそうなイメージまでついてきます。また、利益を得て、ふところが暖かくなったときにも用いられますよ。

珍しい異名|響きが可愛いおすすめ日本語5選

①六花(りっか)

雪の結晶

日本語には、「六花」のような可愛い異名もたくさんあります。六花は、結晶の六角形を表すことから、「雪」の異名として使われます。意味も漢字も音も可愛いので、女の子の名前として選ばれることもあります。六花は、「むつのはな」と読むこともできますよ。

②玉兎(ぎょくと)

満月と雲

「玉兎」は、仏教などで月に住んでいると信じられたウサギのことです。月でお餅をついているとウサギたちのことですね。転じて、「月」を表す異名としても使われるようになりました。お月さまのことを玉兎と呼ぶと、とても可愛い印象になります。

③箒星(ほうきぼし)

流れ星

「箒星」は、彗星の異名となります。彗星は、長い尾が伸びたような姿に見えますね。草ぼうきの形に似ていることから、名付けられたと言われています。彗星だと、仰々しいイメージがありますが、「ほうきぼし」と呼ぶと親しみが持てるのではないでしょうか。

④相思ひ草(あいおもいぐさ)

煙草を吸う女性

「相思ひ草」は、たばこの異名となります。たばこのままでは可愛さの欠片もありませんが、「相思ひ草」と言うと、和風で可愛くなるのが日本語の不思議なところです。たばこの煙をくゆらせる姿が、物思いに耽っているように見えたのでしょうか。

⑤ささ

カクテル

「ささ」は、お酒の異名です。こちらも、酒だと可愛くないですが、「ささ」にすると可愛らしさが出てきますね。中国で酒のことを竹葉と読んでいたことが関係するという説と、「さけ」の「さ」を重ねたためだという説があります。室町時代などに宮中に仕える女性が使っていたとされています。

可愛い響きの言葉を、日本語以外の言語でもチェックしてみたい方は、こちらの記事にも目を通してみましょう。可愛いフィンランド語が、まとめて紹介されているので参考になりますよ。

Small thumb shutterstock 378848479
響きが可愛いフィンランド語16選!使いやすい綺麗な単語や素敵な言葉は?

数ある言語のなかでもシンプルで覚えやすいと人気の「フィンランド語」には、響きが可愛い言葉も多く存在しているのはご存知ですか?今回は、響きが可愛いフィンラン...

響きが可愛い日本語を楽しもう

響きが可愛い日本語のラインナップは、じつに豊かです。例え同じ意味の言葉でも、表記や言い回しを変えるだけで、可愛くなるのが興味深いですね。何気ない日本語でも、詳しく調べると、意外に可愛い表現を発見することができますよ。ご紹介したおすすめの他にも、可愛い日本語はたくさんあるので、発掘して楽しみましょう。


商品やサービスを紹介する記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。