最終更新日: 2020/05/18 11:33 「保証」「保障」「補償」の違いは?使い分け方や使用例も分かりやすく解説!

「保証」「保障」「補償」の違いをご存知ですか?どれも読み方は「ほしょう」ですが、意味は全く違います。この記事では「保証」「保障」「補償」の意味や、どのように使い分けると良いのかをご紹介します。3つの「ほしょう」の違いをしっかり確認してくださいね!

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意味|「保証」「保障」「補償」の違い・使い分け方は?

保証|間違いないこと・確かな約束

約束

保証は、間違いないことや確かな約束です。証は確かであるしるしです。保証はその証を保つことから、「間違いない」「大丈夫だ」と約束し、もしも問題があった時には責任を取ることを意味しています。保証は「損はさせません」と相手に安心感を与える目的で使用されます。

保障|侵害から守ること・守るための仕組みや備え

砦

保障は、侵害から守ることや守るための仕組みや備えです。障には砦や「防ぐ」の意味もあり、保障は障を保つことから守るという意味になります。権利・自由・安全など、侵害されることが想定されるものを守るべく備え、実際に侵害された時に対処する行動や仕組みを表しています。



保障は、侵害や損害が発生することを前提としており、その前提となっている状態から守るための仕組みです。この「守る」という意味を持つのは保障だけであり、約束ではなく仕組みであることを覚えておくと、使い分けに役立ちます。約束の場合は「保証」となることに注意してください。

補償|損害を補うこと

損害を補う金銭

補償は、損害を補うことです。発生した損害・損失を金銭や物品で穴埋めして補い、償うことを意味しています。保証や保障との大きな違いは、補償は損害が発生したことが前提となっている点です。この損害の有無を軸に考えると、使い分けに役立ちます。

損害を軸とした「ほしょう」の使い分け方

表記 発生状態 前提 損害発生後の対応
保証 ○発生していない ○発生しない 責任をとる(方法は事前取決めor事後相談)
保障 ○発生していない △発生が見込まれる 仕組みに従って対処する
補償 ×発生した ×既に損した 埋め合わせをする

保険|「保証」「保障」「補償」の違い・使い分け方は?



保証|年金保険

シニア

保証は、年金保険で用いられる表記です。年金保険は、支払われる金額や支払い開始時期が予め決められており、被保険者の生死に関係なく保険金の支払いが約束されています。そのため、年金保険の分野においては、「保証期間付終身年金」などのように「保証」の表記が用いられます。

保証は、保険の説明ではあまり使われません。リスクに備える保険の説明で保証の表記を多用するサイトなどには注意しましょう。また、「保証保険」という商品もありますが、実態は債務不履行のリスクに備える「保障」です。債権者に安心してもらうための保険の意味合いで、名称に保証が使われています。

保障|生命保険・医療保険

保険


保障は、生命保険や医療保険などで用いられる表記です。被保険者が亡くなった時、特定の状態になった時など、いつ起こるか判らないリスクに備え、そのリスクから本人や家族を守るのが生命保険や医療保険です。そのため、「死亡保障」「医療保障」などのように保障の表記が用いられます。

補償|損害保険

事故

補償は、損害保険で用いられる表記です。損害保険は、損害が発生した際にその損失を補うものです。そのため、補償の表記が用いられます。尚、損害保険会社が取り扱う医療保険では、「医療補償」のように補償の表記が用いられることがあります。

ただ、損害保険には、ケガによる通院・入院・手術などに対する補償が行われる傷害保険があります。そのため、混乱しないように、傷害保険の場合には「通院補償」のように補償の表記を用いて、医療保険の場合には「通院保障」などのように保障の表記を用いるのが一般的です。

「保証」の使用例3選

①身元を保証する

証明書を見せる女性

1つめの使用例は、「身元を保証する」です。身元に間違いがないことを約束しているので、保証が使われます。正当性に重点を置いた使い方です。同じ意味合いで、宝石・絵画・ブランド品などが本物であることや高品質であること示す場合も保証が使われます。

②人柄を保証する

Introduction