よろしいでしょうかのメール例文!返答方法や敬語の言い換え・英語表現も
あなたは、よろしいでしょうかという敬語を正しく使えていますか?この記事では、「よろしいでしょうかのメール例文や返答方法、言い換え表現」についてご紹介します。よろしいでしょうかと大丈夫ですかは似た表現ですが、どう違うか見ていきましょう。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
目次
よろしいでしょうかの使い方・例文は?
よろしいでしょうかの使い方・メール例文①お時間よろしいでしょうか
よろしいでしょうかの使い方・メール例文1つ目は、「お時間よろしいでしょうか」です。主に、こちらから電話をかけた時に使われる表現です。相手の様子がわからないため、本題に入る前に「今お時間いただいてもよろしいでしょうか?」と聞くことが多いです。話していて大丈夫か確認する意味合いで使われます。
本題に入ってしまうと、なかなか電話を切るのが難しくなります。「今お時間いただいてもよろしいでしょうか?」と聞くことによって、手が離せない状態であった場合には、断るタイミングを作ることができます。「申し訳ありませんが、立て込んでおりますので折り返しご連絡申し上げます」と伝えて切るのが良いでしょう。
よろしいでしょうかの使い方・メール例文②ご都合よろしいでしょうか
よろしいでしょうかの使い方・メール例文2つ目は、「ご都合よろしいでしょうか」です。打ち合わせの日程を決める時などに、「いつがご都合よろしいでしょうか?」と電話やメールで聞くことがあります。似た表現として、「ご都合いかがでしょうか」という言い方もあります。
この2つは、似ているようですが使い方に明確な違いがあります。こちらから日時を提示して相手の都合を聞く時には、「○月○日にお伺いしたいと存じますが、ご都合いかがでしょうか?」のように使います。勝手に日時を決めておいて「ご都合よろしいでしょうか?」と聞くのは押し付けがましく、失礼にあたります。
こちらから日時を提示するのであれば「ご都合いかがでしょうか」を使い、向こうから日時を提示してもらう場合には「いつがご都合よろしいでしょうか」を使います。日時が決まってしまっているイベントに誘う時には、「ご都合がよろしければお越しください」といったように、相手に配慮した表現を選びましょう。
よろしいでしょうかの使い方・メール例文③認識でよろしいでしょうか
よろしいでしょうかの使い方・メール例文3つ目は、「認識でよろしいでしょうか」です。自分が内容について取り違えをしていないかどうか、勘違いをしていないかどうか確かめる時に「○○という認識でよろしいでしょうか?」を使います。「間違いないでしょうか?」「合ってますか?」と確認する意味合いです。
取引の最中に認識が食い違ってしまうと、後々大きなトラブルになりかねません。話が噛み合わないと感じる場面があったり、違和感を持つ場面があったりした場合には、認識に食い違いがないかどうか確かめることが必要になります。「○○という認識でよろしいでしょうか?」という言葉は、共通認識を確認する時に役立ちます。
よろしいでしょうかの使い方・メール例文④この内容でよろしいでしょうか
よろしいでしょうかの使い方・メール例文4つ目は、「この内容でよろしいでしょうか」です。「明日の会議の資料は、この内容でよろしいでしょうか?」といったように、上司に許可をもらう時に使われる言葉です。資料の内容が決まっている場合は良いですが、上司にお伺いを立てるのであれば「いかがでしょうか」を使います。
資料の内容について検討が必要な時には、上司の意見や感想を求める必要がありますよね。「よろしいでしょうか」を使ってしまうと、許可や同意を求めていることになります。自分の考えを「これでいいよね?」と押し通そうとしているような印象を与えるため、言葉の使い方に対して敏感な人は不快になる可能性もあります。
「よろしいでしょうか」は、「はい」か「いいえ」で答えられる質問に使われます。「よろしい」は「よい」の丁寧な表現なので、「よろしい」か「よろしくないか」を聞いていることになります。「いかがでしょうか」は、漠然と聞く表現であり、意見や感想を求める時や押し付けがましくならない方が良い場面で使われます。
よろしいでしょうかへの返答は?
よろしいでしょうかへの返答①大丈夫です・宜しい
よろしいでしょうかへの返答1つ目は、「大丈夫です」「宜しい」です。親しい間柄であれば、「大丈夫です」という返答が一番伝わりやすく、わかりやすいでしょう。上司から部下に対してであれば、「宜しい」と許可を与える返答・確認に対して同意を示す返答も使われます。
よろしいでしょうかへの返答②構いません・問題ありません
よろしいでしょうかへの返答2つ目は、「構いません」「問題ありません」です。「構いません」と「問題ありません」は、ビジネスシーンでも使われることがあります。しかし、目上の人へ使うのであれば、より丁寧な敬語表現を選ぶのが好ましいと言えるでしょう。
よろしいでしょうかへの敬語の返答①差し支えありません
よろしいでしょうかへの敬語の返答1つ目は、「差し支えありません」です。電話などで「今お時間いただいてもよろしいでしょうか?」と聞かれた時に、敬語で返答するのであれば「差し支えありません」と答えるのが丁寧です。「構いません」や「問題ありません」よりも、ぶっきらぼうな印象を減らせます。
よろしいでしょうかへの敬語の返答②申し訳ありませんが・恐れ入りますが
よろしいでしょうかへの敬語の返答2つ目は、「申し訳ありませんが」「恐れ入りますが」です。どうしても都合が悪く、相手からの申し出を断らなければならない場合には、「申し訳ありませんが」や「恐れ入りますが」という言葉をつけて、できるだけ丁寧に謝罪をしてお断りしましょう。
よろしいでしょうかの言い換え表現は?
よろしいでしょうかの言い換え表現①大丈夫ですか
よろしいでしょうかの言い換え表現1つ目は、「大丈夫ですか」です。ビジネスシーン以外では、「よろしいでしょうか」はあまりにも堅苦しい表現だと言わざるを得ません。親しい間柄や日常会話では、「大丈夫ですか」という表現が一般的に使われます。「構いませんか」や「問題ありませんか」という聞き方でも良いでしょう。
よろしいでしょうかの言い換え表現②いかがでしょうか
よろしいでしょうかの言い換え表現2つ目は、「いかがでしょうか」です。例文のところで説明した通り、「よろしいでしょうか」と「いかがでしょうか」を言い換えるには、聞き方を変える必要があります。「よろしいでしょうか」では押し付けがましくなる場面があるため、注意が必要です。
下記の関連記事には、「いかがでしょうか」とセットで使われる「お加減」という言葉の意味と使い方について載っています。ビジネスシーンでも使うことがありますし、日常生活でも使うことのある言葉ですので、こちらもあわせて読んでみてくださいね!
よろしいでしょうかの言い換え表現③差し支えありませんでしょうか
よろしいでしょうかの言い換え表現3つ目は、「差し支えありませんでしょうか」です。「○月○日にお休みをいただきたいのですが、差し支えありませんでしょうか?」と許可を求める時、「このプランで進めていきたいのですが、差し支えありませんでしょうか?」と確認する時、どちらにも使えます。
よろしいでしょうかの英語表現は?
よろしいでしょうかの英語表現①許可を求める時はmayやcanを使う
よろしいでしょうかの英語表現1つ目は、許可を求める時はmayやcanを使います。「May I○○?」「Can I○○?」の形で、「○○してもよろしいでしょうか?」と許可を求める疑問文を作ります。mayは「○○してもよい」という意味の助動詞、canは「○○できる」という意味の助動詞です。
よろしいでしょうかの英語表現②大丈夫か聞く時はIs_this_OK?
よろしいでしょうかの英語表現2つ目は、大丈夫か聞く時は「Is it OK?」です。読んだまま「オッケーですか?」「大丈夫ですか?」という、カジュアルめな表現です。少し丁寧にすると、「Would it be OK?」となります。
よろしいでしょうかを正しく使いこなそう!
今回は、「よろしいでしょうか」の使い方やメール例文、返答方法や言い換え表現について見てきました。ビジネスシーンで「よろしいでしょうか」を使う場合には、押し付けがましくならないように気をつけなければならない場面があるとわかりましたね。「いかがでしょうか」との使い分けが難しいため、丁寧に説明しました。
「よろしいでしょうか」と「いかがでしょうか」のどちらを使えばいいのか迷った時には、言い換え表現で紹介した「差し支えありませんでしょうか」を使うのがおすすめです。失礼になる場面が少なく、柔らかい印象を与える言葉です。敬語を正しく覚えて、使いこなせるようになりたいところですね!
商品やサービスを紹介する記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。