クレジットカードの分割払いとは?手数料の計算方法やリボとの違いも
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クレジットカードの支払方法とは?
一括払い、2回払い、ボーナス払い
一括払い・2回払い・ボーナス払いは、店舗での支払い時に指定ができ、支払い方法を指定した場合の手数料は店舗負担となります。利用者に金利手数料の負担はありません。分割払い
分割払いは、店舗で一括・2回・ボーナス払いを選択後、カード会社の会員Webサイト等で支払い額を3回以上の指定回数(上限回数はカード会社による)で分割払いができます。リボ払い
リボ払いは分割払いと同様、会員Webサイト等で支払い額の調整を行うことができます。 分割払いの場合は、元金を指定回数で分割して金利手数料を上乗せした金額を支払いますが、リボ払いの場合は毎月5,000円を支払うなどで、回数による支払い額調整ではなく毎月指定した金額を返済する方式となっています。分割払いとはどんな方法?
3回~回数を選んで分割できる
分割払いでは、上述の通り、カード会社の指定回数の範囲内で元金の支払い額を調整することができます。補足ですが、最低分割回数が3回以上となっている理由は、2回払いの場合は店舗での支払い額調整枠となっているためです。手数料がかかる
3回以上の分割払いを指定した場合は、カード会社により異なりますが、元金を指定回数で分割後に金利手数料を上乗せした額を毎月支払うことになります。例えば、3万円のカード決済額を3回払いに指定した場合は、毎月1万円+金利手数料の支払いとなります。分割払い手数料の計算方法は?
visaの場合のシミュレーション
VISAで3万円のカード決済額を3回払いにて指定した場合、実質年率12%の金利手数料が発生します。利用代金100円に対して2.01円が上乗せされる計算です。この場合の計算結果は下記の通りになります。 分割手数料は、30,000円×(2.01円÷100円)=603円となります。そうすると、支払い額総額は、30,000円+603円=30,603円です。 つまり、分割支払い額は、30,603円÷3回=10,201円/月、ということです。楽天の場合のシミュレーション
楽天にて3万円のカード決済額を3回払いで指定した場合、実質年率12.25%の金利手数料が発生します。利用代金100円に対して2.04円が上乗せされる計算です。この場合の計算結果は下記の通りになります。 分割手数料は、30,000円×(2.04円÷100円)=612円です。そうすると、支払い額総額は、30,000円+612円=30,612円となります。 つまり、分割支払い額は、30,612円÷3回=10,204円/月、ということです。分割払いの注意点
分割できないカードもある
全てのカード会社で分割払いが指定できる訳ではなく、中には分割支払いがそもそも利用できないカード会社もあります。例えば、「ダイナースクラブカード」では分割支払いの指定ができません。また、リボ払い専用カードの場合も、分割払いができないため注意が必要です。限度額は分割されないので注意
クレジットカードには、ショッピング・キャッシング枠に限度額があります。 例えば、限度額20万円のカードで20万円を10回払いに指定した場合は、限度額いっぱいに支払額を調整している状態となるため、毎月返済した分の金額のみにしか限度額が無い状態となります。 限度額の上限に達してしまった場合でもカードを利用したい場合は、カード会社に連絡して限度額を増やしてもらうか、毎月きちんと返済して限度額に余裕を持たせる、などを行う必要があります。分割払いのメリットとリボ払いとの違い
2回払いは手数料がかからない
上述しましたが、2回払いの場合の手数料は店舗側の負担となるため手数料の負担はありません。ただし、ライフカード等の一部カードでは、カード加盟店によって手数料が発生する場合もあります。あとから分割にできる
分割払いは、店舗で一括払い決済後に支払い額が調整できるメリットがあります。 例えば、高額な商品の購入をしたいけれども翌月一括払いで厳しい場合は、自分の返済スタイルに合った分割回数で支払い額を調整することができます。また、分割回数は余計に大きく分割しなければその分手数料も安くなります。分割でもポイントがつく
分割払いの場合でも、一括払いと同様にカード会社独自のポイントを貰うことができます。楽天カードの場合では100円の利用につき1ポイント付くので、あくまでも相当額ですが、分割払いで発生する手数料を実質安く済ませることができます。違いは対象が商品か利用額全体か
店舗で指定できる2回払いやボーナス払いは、購入する商品ごとに支払い方法を選択することができますが、分割払いの場合は1つの商品に限らず利用額全体を調整することができます。 例えば、高額な商品の購入ではないが、コンビニ等で数百円のカード決済を2万円分利用した場合にも、利用額の調整をすることができます。リボは支払回数ではなく金額を選ぶ
上述しましたが、リボ払いの場合は分割払いの様に回数での支払い額調整ではなく、毎月指定した一定額を返済する方式となります。分割払いの場合は指定した回数で返済額が決まりますが、リボの場合は、毎月5,000円の支払いを指定したら5,000円以上の支払い額になることはありません。 ただし、この支払い額にも手数料は含まれているので、利用しすぎると毎月の返済額の元金に対して金利手数料の比率が高くなり、元金が減らなくなることがあるので注意が必要です。まとめ
分割払い・リボ払いを活用すれば、一括払いが厳しい場合にも計画的に返済することができます。ただし、どちらの返済方法も手数料が発生しますので、店舗での2回払いやボーナス払いを上手く利用して手数料を抑えるようにしましょう。商品やサービスを紹介する記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
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