【印象】を表す言葉21選！性格・人柄はこう表現しよう！長所＆短所別に紹介！

【長所】人の性格や人柄・印象を表す言葉5選！

①几帳面

几帳面とは、物事を隅々まできちんと行うことを意味する言葉です。決まりや約束にかなうよう、性格に処理する性格、人柄を指す言葉です。几帳面な性格は長所であり、普通の人が力を抜いてしまうようなところまで、律儀に行うことができることを意味します。対義語には、「大雑把」などが挙げられます。

②おおらか

おおらかとは、こせつかずにゆったりとした様子のことを表す言葉です。長所を表現するときに使える単語であり、「彼はおおらかな人で、接するとリラックスできる」などのように使います。多少のことでは動じずに、なんでも受け入れてくれるような人柄を表します。類義語として使える表現には、「穏やか」があります。

③ひょうきん

ひょうきんとは、気軽で、ふざけて人を面白がらせるような性質のことを指す単語です。気軽でおどけた感じのする人を指して、「彼女はとてもひょうきんでチャーミングな人だ」のように使います。ひょうきんな人のことを、「ひょうきんもの」と言い表すこともできます。人の性質のうち、ポジティブなものを指します。

④さわやか

さわやかとは、人の印象を表すときに使える言葉です。細かいことに固執せずに、サバサバとした気質のことを表します。「さわやかで竹を割ったような性格の人だ」のように使います。接していて清々しい気持ちになれるような人のことを指す言葉なので、長所を褒めるときに使えます。「さわやかで好青年」等の表現もできます。

⑤社交的

社交的とは、人との付き合いに積極的で、付き合い方が上手なことを表す言葉です。初対面の相手を前にしても堂々としていて、自分から積極的に関わり合いを持とうとできるタイプのことを指します。そのため、この言葉は長所を表す表現であり、対極にあるのは「引っ込み思案」や「人見知り」といった単語です。

【短所】人の性格や人柄・印象を表す言葉5選！

①大雑把

大雑把とは、大づかみなやり方で、細かい点には気をつけないことを指す言葉です。大まかで、適当なことを言います。細かいところまで注意が行き届かない人のことを指して、「あの人は大雑把で適当なところがある」などといったように使います。大雑把であることは、几帳面と対局であり、短所に分類されます。

②引っ込み思案

引っ込み思案とは、あまり積極的になることができず、自分から行動を起こさない人のことを言う言葉です。自ら動こうとせず、受動的な人のことを言います。そのため、引っ込み思案という言葉はマイナスな表現であり、短所に分類されます。引っ込み思案と似た言葉には、マイナス思考の「ネガティブ」があります。

③威圧的

威圧的とは、相手のことを威嚇したり、圧迫するような人の態度や雰囲気のことを表す言葉です。「言葉の節々から威圧的な印象を受ける男だ」などといったように使います。威圧的とは、相手に対して嫌な印象をもたらす態度であり、短所に分類されます。威圧的に似た言葉には、「高圧的」などの単語があります。

④わがまま

わがままとは、無理なことでも、周りのことを考えず、自分勝手に突き通そうと振る舞うことを指す言葉です。周りのことを振り回す人の態度を指して使う言葉のため、短所を表す単語に分類されます。「彼女は一度言ったら聞かない、わがままな人だ」などのように使います。したい放題の人を指していう言葉です。

⑤神経質

神経質とは、細かいことまで気にしたり、ちょっとした些細なことを気に病む人のことを表す言葉です。神経質であることは短所に分類され、自分にとっても周りにとっても、あまり良いことではありません。「彼は一度気にしだすとキリがない、神経質な人だ」「神経質になりすぎないほうがいい」などと使います。

【長所/二字熟語】人の性格や人柄・印象を表す言葉4選！

①温厚

温厚とは、穏やかで情に厚い性格を指す単語です。滅多なことでは怒らないような人を指して使うことの多い表現です。「彼は温厚な人だ」「その挨拶から、私は彼女に温厚なイメージを抱いた」などの使い方ができます。優しくて真面目な人を指して、「温厚」ということもあります。人の性格の長所をさす単語です。

②謙虚

謙虚とは、自分をえらいものだと思わず、素直に学ぶ気持ちがあることを指す言葉です。控えめで慎ましい性格、自分自身の能力や地位におごることなく、相手の意見を素直に受け入れることをさす二字熟語です。

長所を指す言葉であり、主に身分の高い人や能力のある人に使われる言葉です。「彼は実績があるにも関わらず、謙虚で学ぶ姿勢を忘れない」「謙虚な姿勢が好感の持てる教授だ」のように使います。

③冷静

冷静とは、その場の感情に任せて走ってしまわないことを表す言葉です。落ち着いていて、周りが見えている状態のことを指します。感情に左右されずに落ち着いている人柄を指して、「彼は冷静な人だ」「あの人の落ち着いた人となりは冷静な印象をもたらす」のように使います。長所を表す種類の言葉に分類されます。

④勤勉

勤勉とは、仕事や勉強に、一生懸命励むことを指す言葉です。勤勉であることは良い特徴であり、褒められることです。そのため、この二字熟語は、人の長所を指すときに使います。「彼は本当に勤勉で、毎日仕事に精を出して頑張っている」などというように使います。勤勉の反対語は、「怠け者」などの表現が挙げられます。

【短所/二字熟語】人の性格や人柄・印象を表す言葉4選！

①頑固

頑固とは、頑なに意地をはることを指す言葉です。また、分からず屋で推しが強いことを指す表現でもあります。人以外にも使える言葉ですが、人物を表す場合は、意地っ張りで強情な、人の意見を聞こうとしない意固地な人を指して使います。

「彼女は頑固で、押しても引いても自分の考えを変えようとしない」「彼の態度は頑なで、頑固な印象を与える」などと言ったように使う二字熟語です。

②横柄

横柄とは、ひどく威張って尊大な態度、人を踏みつけたような態度のことを表す言葉です。つまり、人の短所を表して使う言葉であり、良い言葉ではありません。「彼は偉そうで、いつも横柄だ」「あの人の横柄な物言いに困っている」などと言ったように使います。横柄の反対語の二字熟語は、「謙虚」です。

③短気

短気とは、辛抱をすることができず、すぐに苛立ってしまったり、怒ったりすることを指します。我慢できずにイライラしがちな人の性質を指して表せる言葉です。短気であることは短所であり、人のマイナス面にあたります。「あの人は短気ですぐに怒るから、迂闊に物が言えない」などというように使うことができます。

④傲慢

傲慢とは、おごり高ぶってあなどり、人を見下す態度のことを表して使う二字熟語です。傲慢の類義語には、横柄などが挙げられます。思い上がっていて、人を見下し礼を欠く人を指して、「彼はいつも威張っていて、傲慢に見える」などと言ったように使います。

相手を見下すことを意味する言葉なので、傲慢とは人の短所を指していう言葉であり、マイナス表現にあたります。似た言葉には、「高慢」があります。

次の記事には、性格を表す言葉の種類が多数まとめられています。人柄の長所を表す二字熟語も多くまとめられており、この記事には紹介されていない新たな表現方法を知ることができますよ。より多くの種類の性格表現を知りたいあなたは、ぜひ参考にしてください。たくさんの単語を使って日常会話を豊かにしましょう！

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【四字熟語】人の性格や人柄・印象を表す言葉3選！

①才色兼備

才色兼備とは、優れた才能と美しい容姿の両方を併せ持つ人のことを指す表現です。「才色」とは、才知才能と顔かたちのことを表現する言葉です。「兼備」とは、兼ね備えることを意味する単語です。見た目も中身もできた人のことを指して、「あの人は才色兼備な印象を周りに与える」と表現することができます。

②残忍酷薄

残忍酷薄とは、他者に対する思いやりがなく、冷酷でむごたらしい人柄のことを表現する言葉です。悪い人柄を指す言葉の種類は多数ありますが、中でも残忍酷薄はネガティブなニュアンスを含みます。「残忍」とは、酷いことを平気でするさまを指す言葉です。「酷薄」とは、むごくて思いやりのないことを表現する単語です。

③聖人君子

聖人君子とは、立派な人徳や教養、知識を身につけた、理想的な人物のことをさす表現です。「聖人」とは、最高の人格を備えた人のことを指す表現です。「君子」とは、学識、人格の優れた人のことを表す表現です。非の打ち所のない性格のことを表現する言葉で、限りなくポジティブなイメージの言葉です。

次の記事には、性格を表す四字熟語が多数まとめられています。座右の銘に使える、人柄を表す言葉も紹介されているので、よりたくさんの種類の性格、印象を表現する語句を学べるでしょう。長所から短所まで、様々な性格表現を知って、ボキャブラリーを増やしましょう。周りの人に当てはめてみると、楽しいですよ。

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④気宇壮大

気宇壮大とは、人の長所を指して使う四字熟語です。心意気、心構えが大きく、心が広い人のことを指します。「宇」という文字は、軒、ひさし、やねの意味から転じて、いえ、天下、人の器量、こころの意に用いられるようになりました。ここから、人の性質を示す「気宇壮大」に使われるようになったのです。

度量が広く、滅多なことでは怒らず落ち着いている人のことを指して、「彼は気宇壮大で、穏やかな人だ」のように使います。良い人柄を表す時に使いましょう。

印象を表す言葉を使ってみよう

人の印象を表す言葉には、たくさんの種類があります。長所を表す種類のものから、短所を表す種類のものまで、幅広い表現方法を身につけて、会話をより豊かにしましょう。

二字熟語や四字熟語を駆使して相手の長所を褒めることができたら、きっとお互いに良い気持ちになれますよ。数多くの種類の印象を表す言葉を使ってみてくださいね。